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町田さんのコメント: 更新順

★4きけ、わだつみの声(1950/日)滴るような死と、絞られるような死。あなたが絞られるとき、あなたは何に縋(すが)るか? [review][投票]
★1沖縄怪談 逆吊り幽霊/支那怪談 死棺破り(1962/日)こりゃ酷い。Rコーマンもびっくりの低予算映画。添え物的な「死棺破り」のパートは中華料理屋のおっさんを監督にマッサージのおばさんを主演に起用?と疑いたくなるようなチープさだがこっちのが本編より面白いってのはやばすぎだって。しかもこれを以って日華合作っていうんだから…。大蔵貢恐るべし。 [review][投票]
★4美しき冒険旅行(1971/英)美しき哉、人生のパラレル及びグラデーション。コントラスト?都市と砂漠の?美しさと残酷さの?笑わせないで欲しい。だって世界は丸く一つに繋がってるんだぜ。 [review][投票(2)]
★4ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003/米)簡潔な台詞の取り交わされる、やはり簡潔なエピソードの、その淡々とした積み重ね。これが思いの外心地よい。最初の銃声のインパクト、幾つかの種類の異なるガラス越しのシーン、決闘の前の二人のとぼけたやりとり、人と弾丸が三次元的に交錯する、良くシュミレートされたラストバウト、と見所も多い。 [review][投票(2)]
★3ひめゆりの塔(1953/日)戦没者全員を思いやる気持ちは判るが、もう少し焦点を絞り込んで描く勇気が欲しかった。 [review][投票(2)]
★4また逢う日まで(1950/日)異様なメロドラマ。<超私的今井正論その一:今井正は耽美主義者である> [review][投票(2)]
★4下妻物語(2004/日)束縛しないこと。見返りを期待しないこと。そうすれば友情は永遠に色褪せないし、孤独を受け入れた心にさえ、驚きの感動を与えてくれる。「女性版」などと冠を付けるのもおこがましい真のバディムービー。凝った構図とギャグ連発の中でも、「物語を語ること」を疎かにしない中島哲也演出にも好感。[投票(6)]
★4日本のいちばん長い日(1967/日)気の遠くなるほどに長く、緊迫した暑い夏の一日。それを強烈に喚起させる過剰なまでのライティング。明と暗のハイ・コントラスト。出演者と一緒に汗だくに成って観られるべき、観続けられるべき映画。 [review][投票(8)]
★4マッハ!!!!!!!!(2003/タイ)ストーリや演出なぞどうでもいい。誰でも判ることだがこの映画はトニー・ジャーの体技が全てである。彼には未来が約束されている。しかし、だからこそ更なる戒めが必要だ。トニー・ジャーへの三つの要求。 [review][投票(7)]
★5スパニッシュ・アパートメント(2002/仏=スペイン)爽やかな青春を描かせればセドリック・クラピッシュの右に出るものはおらず、等身大の青春を演じさせればロマン・デュリスの右に出るものはいない。 [review][投票(6)]
★4幸せになるためのイタリア語講座(2000/デンマーク=スウェーデン)ドグマ映画らしい、必要以上に過酷で辛辣な描写が多く、設定に目新しさも少ないが、群像劇として上質。メインとなる6名の男女(役者が皆良い)の心理や関係性が過不足無く伝わって来、似たようなシーンの重複が奇妙なカタルシスを醸成する。監督=脚本家の幸福な成功例。[投票]
★4真珠の耳飾りの少女(2003/英=ルクセンブルク)この映画は監督のものでも、脚本家のものでもない、完全にスカーレット・ヨハンソンのものだ。そして彼女を描き切った本当のフェルメール、勿論コリン・ファースなどではない、美術監督のベン・ヴァン・オスと、撮影監督のエドゥアルド・セラに最大限の賛辞を贈りたい。 [review][投票(5)]
★325時(2002/米)ヤンキー映画。 [review][投票]
★4ドラゴン怒りの鉄拳(1972/香港)人界の龍。俺が求めるヒーローはここにいる。 [review][投票(2)]
★2檻囚(1962/日)実験精神は結構だが、後の作品に観られるような「日本的なるもの」が欠如していて、寺山作品を観る有り難味が余りない。[投票(1)]
★3夕陽に赤い俺の顔(1961/日)七人の殺し屋。渡辺文雄を始めメンバーがあんまりダサ恰好良いんで思わず人に奨めまくりたくなります。[投票]
★3乾いた湖(1960/日)デビュー作『恋の片道切符』の大不評でいきなりの窮地に立たされた篠田が放った起死回生の一作。実際の出来はともかく時代を切り取った本作はスマッシュヒットを記録。ノンポリ監督の似非社会派映画渡世、ここにはじまる。[投票(1)]
★3酔拳2(1994/香港)高校時代に映画館に観に行った唯一の作品かも知れない。竹竿(?)を使った酒場での格闘シーンとマージャン牌のデカいことに驚かされたが、10週で打ち切りにされた少年漫画みたいなラストにはかなり失望させられた。[投票]
★3野火(1959/日)市川崑小林節雄のスタイリッシュな映像表現は、作品のテーマ性を暈し薄めてしまったように思える。塩を舐めて落涙する場面と浜村純の顔面演技以外に、これと云った見所がない。[投票(1)]
★3ハワイの若大将(1962/日)江原達怡が水恐怖症の為、ウルトラマンの二瓶正也が江口役を務めた異色作。青大将の乱行、左卜全とお婆ちゃん(飯田蝶子)のロマンスなどサイドストーリーにばかり目が行ってしまう、まとまりに欠ける一遍。[投票]