★3 | 七つの会議(2018/日) | ‘半沢直樹’の方が面白い。‘暴く’より‘進行形’の方が、先が読み難いから。それと、狂言師が不気味過ぎた。異様という程で、これは演出の問題だろう。妖怪映画?と思った。良し悪しか。収穫は、本人の良さを出し切った朝倉あき。 | [投票] |
★3 | 台風のノルダ(2015/日) | 緩、急の筋の運びも悪くなく、見せ場もしっかり描き込んでいる意欲作だ。ただ、これ程の大規模な話はやはり30分では無理がある。エピソードを重ねないと、観客への説得力は生まれない。 | [投票] |
★3 | トリプルX:再起動(2017/米) | 面白い!暇な土曜日に最適。美女、美男(?)、各種取り揃え→一家皆で楽しめる。二番煎じのCG多数→そんな事はどうでもいいんだよ、楽しけりゃ。LADY̠BONERは‘クリ勃起’と訳すんだって→ホントかよ(笑)。 | [投票(1)] |
★3 | アンデルセン物語(1952/米) | 童話×ダニー・ケイの唄×バレエの構成だが、各々が屹立していて、それらをつなぐ恋物語が希薄になってしまった。‘人魚姫’のバレエシーンは中々凝っていて、見応えがあった。 | [投票] |
★3 | 空の青さを知る人よ(2019/日) | タイトルに魅かれて、観た。最近のアニメ(何故か、いつも中高生がギャー、ギャー騒いでいるじゃないですか)で、最初20分はその世界に入り込めなかった。30代の大人の登場後やっと落ち着いて観れた。画は上手い。雨上がりの石畳の画なんかは見とれたよ。 | [投票] |
★5 | マクベス(1948/米) | 沙翁の中で、最も好きな一編。何故か−私と同じ小心者、臆病者の主人公だから。映画は、城、宮殿が岩作りで冷たく、陰影を生かして暗く暗く、雲は流れて無気味さを出した。最後迄緊張が途切れなかったのは、原作以上で見事。 | [投票] |
★4 | 地獄への逆襲(1940/米) | 主題歌はこの正続編に合っていないと思うが、私自身覚えているのは何故だろう? ‘ええもん’‘わるもん’と分かり易く、見せ場もある素直な脚本。岩山の疾走、銃撃戦の撮影も楽しめる。ヒロインの口ずさむ‘金髪のジェニー’が心和む。 | [投票] |
★3 | 地獄への道(1939/米) | 列車のシルエットは見事な撮影。荒野の疾走も迫力がある。が、物語の肝は邦題通り‘地獄へ’落ちて行く所だろう。ここがヒーロー、ヒロイン共に、普通に流れたように思う。’39年という年代を考えると、よくまとまった作品ではある。 | [投票] |
★4 | Fukushima50(2019/日) | 東電本店、官邸をバカにしているが、‘事実に基づいている’ので真実だろう。吉田所長は前年6月に赴任し2年後に逝去、天の采配だろうか?作品は普通のディザスター映画(渡辺は力演)。私自身あの日々をまざまざと思い出す。やはり風化させてはならない。ので加点。 | [投票] |
★3 | THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女(2018/中国) | これは実話?と思わせる程現実っぽい運び屋話だ。新型携帯に群がる人々。だから資本主義はダメなんだと云わんばかりの中国映画だ。2/3ほど単調な展開が続く。もっと派手な展開を望むのは私が資本主義映画に毒されているからでしょうか。 | [投票] |
★4 | 真珠(1947/メキシコ) | 浜辺の潮騒の何と美しいこと。美しいが、荒い。まさに人生を表わしているようだ。真っ直ぐに素直にモノを見る奥さんの目の美しさ。そして判断する、その賢さ。人生を生き抜くには、誠実さと知恵が必要だと教えてくれる。 | [投票] |
★4 | パリの恋人(1957/米) | 色彩の美しさ!そしてオードリーの可愛さ!登場シーンだけで魅せられた。彼女がしっかり踊れるのに、またまたビックリ。アステアはヒゲづらが似合う。ダンステクニックは変わらず凄い。物語は何という事も無いが、観る者を幸福にする映画だ。 | [投票(2)] |
★4 | 蟹工船(1953/日) | 原作のリアリズムはそのままで、いや映像を生かしてそれ以上の迫力あるものになった。プロレタリア映画というより、普通の一般映画として観れるのがいい。
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★5 | スパルタカス(1960/米) | 史実のスパルタカスの乱(奴隷9万人参集)だ。助演たちが熱演で、主演のダグラスが霞んだ。物語の面白さは脚本(トランボ)の力量を示し、弱冠31歳キューブロックの奮闘は讃えるべき。再鑑賞で忘れ難いシーンが多い事に気付く−この映画だったんだ、と。で、5点献上。 | [投票(1)] |
★5 | 真昼の暗黒(1956/日) | 日本での警察取調室の録音・可視化が義務化されたのは、2019年からだ。この映画から60余年。それだけ時間がかかるという事だ。意識改革は、更に時間を要するだろう。こういう映画は良し悪しの色んな意見が出るが、意見が出るという事が良いと思う。 | [投票] |
★5 | アリー/スター誕生(2018/米) | 素晴しい歌曲、彼女の体当たり演技、本作が一番良いB・クーパーでお腹一杯。2人で築き上げて行く・・ここ迄で、私には十分でした。‘Too far gone’‘2人を忘れない’もいいが、一番はやはり‘Shallow(浅瀬)’。真夜中のスーパーマーケットの駐車場は忘れない。 | [投票] |
★5 | 黒蘭の女(1938/米) | B・デイビスの顔をしっかり覚えた傑作。心理劇として一級。徐々に盛り上がって行く緊張感が比類ない。先の読めない脚本に拍手。ラストは、彼女に涙しましたよ、私は。南部の唱歌そしてエンドロールの音楽も素晴らしい。 | [投票] |
★4 | 牡丹燈籠(1968/日) | ここに登場する女たちは峰はじめ、露、米、菊にしてもその境遇においてしっかり主張を持ち、生き(?)ている。一方男たちは、狭量でフラフラしている。いつの世も世の中を動かしているのは、女のようだ。 | [投票] |
★3 | 新・鞍馬天狗(1965/日) | 雷蔵天狗は颯爽として、カッコ好さ一番。中村敦夫が若い!セリフがハツラツとしている。遠藤辰雄の岡っ引きはハマリ役と再確認した。筋立ては悪くないが、もう少し盛り上がりが有ってもよかったのでは。 | [投票] |
★3 | 沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1(2010/カナダ=米) | 主要メンバー紹介、新人の入隊と第1話の基本形を守っている。作品としてはキャラの魅力だけで、ダラダラ展開は変わらず。「残虐な行為を見ると、人間性への信頼を失う」と言う。こんな辺りが‘沈黙’を見続ける所以かもしれない。ホントかよ?(笑) | [投票] |