★2 | モンスターズ 地球外生命体(2010/英) | G.エドワーズは監督は上、撮影は中、脚本は下。旅立ちのキッカケとか米の壁を望遠するキッカケは重要なシーンだが、下手だ。壁はgreatで、それだけで笑えるのにフォロー無し。ラストシーンもお粗末で笑えた。女はA級、男はB級、作品はC級。面白くない。 | [投票] |
★3 | バーニング・オーシャン(2016/米) | 最近の機械は進化して安全性も高まり、正しく扱えば事故はまず起きない。変わらないのは人間だけだ。作品全体に、状況がどうなっているのか、よく分からない。爆発ばかりで、やたら迫力はある。目の前は炎ばかりで、訳わからず、臨場感だけは一杯だ。 | [投票] |
★3 | ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ) | 昔からロビン・ライト(マダム役)が好き(しっかりした目がいい)で、今回もその目に会えて良かった。さて、本作は続編という事なので、期待したが・・・ [review] | [投票(1)] |
★3 | グリーンブック(2018/米) | 何かにつけ相反する2人の言動で、観客を面白がらせる昔からの手法。極端になるほど、おかし味は増す。大好きな手法だが、やはり類型的、予定調和、出来過ぎているか(奥さんなんか完璧)。黒人差別を素材に、ホットな心でくるんだエンターテイメント。 | [投票] |
★5 | ブレードランナー(1982/米) | 逃亡犯を探して殺していくという物語で分かり易く、面白い。`愛’もそうだが`死’もしっかり描けたと思う。この下町の猥雑な雰囲気は、何度か見ている内に、妙に懐かしく心地よくなって来た。きっと愛情をもって、この下町を作ったに違いない。 | [投票(1)] |
★3 | 月に囚われた男(2009/英) | 邦題が素晴らしい。原英題よりはるかに良い。音楽も良い。スタッカートを刻み、サスペンスをいやが上にも盛り上げる。昔どこかで有ったようなアイディアとちゃちな月面車が幻滅だが、小資金の姿勢は買える。3.5点。 | [投票] |
★3 | シング・ストリート 未来へのうた(2016/アイルランド=英=米) | MV(ミュージック・ビデオ)を撮る話が出て来るが、本作自体がMVのようだ。全くハチャメチャだが、これが青春か。`夕日を浴びる母’は実体験?兄のブレンダンは作者の実兄か?共に見つめる目がことのほか暖かい。3.5点。 | [投票] |
★3 | フューリー(2014/米) | 軍事オタクでない私は、戦車の役割なんぞが分かり、知識が増えた。レーザービームは、どこに飛んでいるのかが分かり、これもgood。物語はよく有るもので、特記する程でも無し。戦争の真の姿が描き切れたかは、よく分からない。 | [投票] |
★4 | 暴力行為(1948/米) | 直球の映画。「暴力は何も生まない」というお題はよく分かるが、それではどうすれば良かったのか、というと現実には中々難しい。私なんぞは、わが身可愛く、大いに悩む所だ。テーマも、ストーリーもこれ以後の基に成った良作だろう。 | [投票] |
★4 | 死の追跡(1973/米) | リチャード・ハリスらしく(笑)、異色の西部劇だ。と言っても異色なのは悪党4人のその人となり迄を描いている事だ。しかしそれが物語に関係する訳ではない。こんな例は余りないだろう。ちょっと面白い。全体にメリハリ、緊張感に欠けるが、妙に心に残る作品だ。 | [投票] |
★4 | オーソン・ウェルズのオセロ(1952/米=仏=伊=モロッコ) | 映像の凄さ。白と黒、特に黒を生かした。又‘斜め’を重視し、上から斜め下へ、下から斜め上へのショットが不安感、緊迫感を高める。シェイクスピアの饒舌は辟易もするのだが、それを廃した為、ラストへの盛り上がりは原作以上になった。 | [投票(1)] |
★4 | THE PROMISE 君への誓い(2016/スペイン=米) | 前半は面白く展開するが、後半盛り上がりに欠けた。ラストで分かる、タイトル「プロミス」の意味が深い。役者は母親役のショーレ・アグダシュルー。存在感が有り、印象に残った。世界では過去から虐殺は限りなく有り、今後もこのような映画化を望む。 | [投票] |
★5 | 殺しが静かにやって来る(1968/仏=伊) | 珍しい雪国のウェスタン。驚愕のラストシーン以外、全体的に低調。この雪をストーリーに活かせればもっと面白かったかも。でも、何故か捨て難い1作。音楽は、打楽器の使い方が上手く、さすがに水準以上だ。 | [投票] |
★5 | メキシコ万歳(1931/露) | エイゼンシュテインの調和のとれた映像が素晴らしい。メキシコの風土、文化に引き込まれる。浅学故、驚くことばかりだが、一番は植物、竜舌蘭の大きさ。何とも凄い。またテーマ曲は映画音楽ベストの1本と云ってよいだろう。 | [投票] |
★4 | デスペラード(1995/コロンビア) | 物語は有ってないようなもの。カッコ良さだけを追求した映画。ジョークは面白いし、ギターの音色も良い。が数十年経てば、すべて忘れられて、4つのギターケースのエピソード(特に野郎の‘足’)だけが残りそう。 [review] | [投票] |
★4 | ロードキラー(2001/米) | この頃は未だ有名でない(?)J・J・エイブラムスが脚本、製作に参加。あの端正な名作「激突!」にどうしてもかなわないなら、逆にアイディア満載で、先の読めない物語で勝負、としたようだ。最後まで釘付け、目が離せない。 | [投票] |
★3 | 肉体の悪魔(1947/仏) | ジェラール・フィリップは、見るからに学生のやさ男で好演。一方ミシュリーヌ・プレールは「私を抱く時は大人なのに・・・」といみじくも言うが、そんな女の不安をもっと出した方が良かったと思う。演技が通り一遍になってしまったようだ。 | [投票] |
★3 | 天保六花撰 地獄の花道(1960/日) | 物語は普通だが、恋する女の気持ちを十分に描いた。むしろこっちの方がテーマのよう。色気たっぷりの淡路にオタオタする右太さんが見れる。恋花、徒花、地獄花そして花道としゃれてみた男っ振りは、やはりカッコいい。よっ、高島屋!3.5点。 | [投票] |
★3 | 単騎、千里を走る。(2005/香港=中国=日) | 違和感が所々有る。日本シーンで日本語が少し変。撮影も木村だからか、上手いが、チャンらしくない。中国で子等とトラックの荷台で行くシーンでやっと彼らしくなって、ホッとした。上手く行きすぎるが、関羽の義なんて分かるのは中国と日本だけ?と思うのでOK。 | [投票] |
★5 | 三度目の殺人(2017/日) | どんどん物語に引き込まれて行くのは是枝の力量だろうが、この映画を映画たらしめているのは役所だ。役所が三隅か、三隅が役所か。面接室であの顔を見る毎にコワくなって行った。こんなキャラを作ったのは、 [review] | [投票(1)] |