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KEIさんのコメント: 更新順

★4リンカーン(2012/米)裏方に徹し、主張をしていない音楽がいい。落ち着いた撮影もいい。そして何よりスピルバーグは誠実だなぁという印象だ。誠実な映画。他に急進派のスティーブンス議員(T・L・ジョーンズ)のラストエピソードが良かったので、調べてみた。 [review][投票(2)]
★3ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米)1つ1つの画が凝っていて面白いというか、情報過多で疲れるというか。ただ、音楽の凝った選曲(クラシックのジムノペディも登場する)は、楽しめた。グウィネスが魅力的。彼女は可愛いより、妖しい女の方が合っていると思う。彼女には今後もこういう役柄を期待。[投票]
★4サンクタム(2010/米)実話の為か、しっかりした物語・構成で探検ものの佳作といえる。sanctumは(みだりに入れない)聖所のことで探検家はあこがれるものだが、現実はいつも過酷で夢とか憧れを打ち砕く。そんな厳しさがよく描かれている。[投票]
★2世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011/米)(大阪弁で言うと)アホみたいな映画だ。米の軍隊、戦争大好き人間が、感動するやろとカッコつけて作っただけの作品。突っ込み所が満載で、嫌になる。無視すりゃいいと言っても、ねぇ―。アーロンは、真面目で嫌いじゃないというより好きなんですが。[投票]
★5花様年華(2000/仏=香港)不倫が香り立つ秀作。こんなシーンがある。2人がレストランでメニューを見ている。女が云う、「私の分まで注文して」「なぜ?」「奥様の好みが分からない」。不倫している女って、こんなセリフを吐くものなのか?と、妻に聞いてみた。 [review][投票(1)]
★5荒野の決闘(1946/米)タイトルからしても、西部劇というより恋愛劇だろう。OK牧場の決闘は物語を彩る一つの事件という位置付けでよいだろう。その恋愛物語とは、・・・ [review][投票(3)]
★4ホワイトハウス・ダウン(2013/米)家族皆で盛り上がれました。J・ウッズ―久しぶりにお会いしたら、こんな役かよ。C・テイタムって存在感ないねえ。良かったのは、大統領のJ・フォックスとM・ギレンホール―好感度良く、共に代表作の1つに数えていいんじゃないの。[投票]
★4誘拐ラプソディー(2009/日)どこかで聞いたような物語だが、本作は悪くない。たんねんに素直に作られていて、ダラダラしがちな所も編集にキレがあり乗り越えている。こういうものの決定版と言えるかも。高橋は煙草をくわえた時に、只野係長とダブってしまったね。[投票]
★4ロング・グッドバイ(1973/米)名作「長いお別れ」。小説ほどの感動はなかったが、さすがにアルトマンで、しっかりした画は最後まで目を釘付けにさせた。特筆はgoodな主題歌を色んなアレンジで聴かせてくれたこと、これは見事でした。[投票]
★4オリビアちゃんの大冒険(1986/米)本作はハッキリ言って子供向けではない。では誰向けかというと、推理小説ファン向けだ。1枚の紙から多くを推理するシーンなんか、その方の方々にはしっかり楽しめそう。、まさに異色ホームズ譚として秀逸です。[投票]
★4friends after 3.11【劇場版】(2011/日)こういうものは当然編集をするものなので偏向的になり易く、好きではないが、昔仙台に住んでいて特別な思いもあり、観た。「多様な価値観で社会は構成されている」等の耳を傾けさせる言葉もあった。現地シーンは何度見ても圧倒され言葉をなくす。[投票]
★5三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011/仏=米=英=独)本作は観客を驚かせるのが製作目的のようだ。だから内容が無いのは目をつぶろう。良い所は大好きな中世冒険活劇である事、カレーの港をこの目で見れた事、主題歌テイク・ザッツの「When we were young」(Adeleではない)がgood、ミラの笑顔の本当に可愛い事![投票]
★5007 スカイフォール(2012/英=米)50年というと半世紀、よく続いたものだ。要因は、ああでもない、こうでもないと文句を言われながらも、毎回何かしらの新機軸を打ち出してきたクリエイターたちの努力の賜物だろう。今回はそのクリエイターたちの覚悟を見た。 [review][投票(1)]
★3ペコロスの母に会いに行く(2013/日)「歳とったら当然ボケよるよね」とか「ボケるのも悪いことばっかしじゃなかとね」と変に深刻ではなく。あるがままを受け入れる姿勢がいい。又、あの頃はよくあっただろうが、ちえこ(原田知世)の生涯に涙する。[投票]
★4ビルマの竪琴(総集編)(1956/日)主旨は真逆だが「♪海行かば水漬く屍、山行かば草むす屍♪」を思い出した。しかし何が水島にこの決心をさせたのか?屍は幾度となく見てきたろうに。色んな色んな色んな要素が重なったに違いない。「どんなにつらかっただろう」という言葉をかみしめる。[投票]
★4少女は自転車にのって(2012/サウジアラビア=独)21世紀にまだこんな世界が残っているとは、まったく驚きだ。こんな世界には‘男と女の愛’とか‘恋愛’なんてものはあるのだろうか?それが暗示される2人の未来に期待したい。[投票]
★4ヴァンパイア(2011/日=カナダ)「チゴイネルワイゼン」と「亡き王女のためのパヴァーヌ」がバックに流れる優しさに溢れた作品。殺人エピソードのアイディアが光る―血抜き、タクシー風自家用車、PE袋・・・。色々出て来るけど、よい子は真似をしてはいけませんよ。[投票]
★3沈黙の監獄(2012/米)迷路のような刑務所の中で戦闘という面白い設定だが、この緊迫感の無さは何なんだ?セガールと仲間達との無敵ぶりがそうさせるのか。逆に言えば、それだけ安心して観れるともいえるのだが。[投票]
★3ヨーク軍曹(1941/米)名脇役で有名なウォルター・ブレナンって、眉毛を濃くし眼鏡を落としたら大村昆に酷似している、と新しい発見があった。ハワード・ホークスは大好きだが、本作は余りに素直すぎて、ひねくれ者の私としては4点は挙げれない。[投票]
★5ハチ公物語(1987/日)「物語」って、そのすべて(最初・誕生から最後・死まで)を描くべきだと思っているのだが、これこそその作品だ。懲りすぎていない演出、素直な撮影、過不足のない編集が、ハチ公だけでなく大正ロマンまでをも現出させた。失礼だが、神山、仲代の代表作の1つと言いたい。[投票]