★5 | 傑作です。ここまでの登場人物を扱いながら、どのエピソードもだれることなく、それぞれをうまく絡めつつ、人間が持つ二面性を見事に描ききっている。この映画に主演はいない。06.01.31 (hess) | [投票(1)] |
★4 | おそらく実際のLAはここまでひどい状況ではないと思うし、この映画はそれを殊更に煮詰めすぎているような気もするが、人々が文字通り「ぶつかりあって、分かりあっていく」様子は感動的である。「透明マント」のくだりは涙なしには観られない。[よみうりホール (試写会)/SRD] (Yasu) | [投票(1)] |
★5 | 2005年あたりはまだまだ911の混乱から抜け出せてない人ばかりで疑心暗鬼から来る差別や偏見がまだまだ続いていた頃だと思う。細い糸でそれぞれ繋がる群像劇。いくつか必要ないエピソードもあるが常に重い切なさを持って最後まで引っ張ってくれた。個人的にはマイケル・ペーニャのエピソードがかなりキた。 (tkcrows) | [投票] |
★3 | 演者の奮闘は見事なものだが、人種問題とその裏返ししか切り口がないので判りやすい小話集にしかなっておらず残念。店主と鍵屋の件なんか、ドアの状態も確認せずブチ切れる店主に辟易。キャラクターが脚本の御都合の奴隷になってるんだ。 (ペンクロフ) | [投票] |
★2 | 「ニューヨーカー」系のウェルメイドな短編集といった趣で、それぞれの話がこじんまりと出来過ぎ。重いテーマに対して達観した作り手の顔しか思い浮かばない。ヴァンゲリスみたいな感動の押しつけ系音楽も萎える。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 99%超大和民族で構成される国家というものが、いかに稀有な状態かを思い知ることが出来た。しかし黄色人種の描き方はずっと変わりませんね。 [review] (Soul Driver) | [投票] |
★2 | 様々な問題を提示しつつも伏線を張りつつ物語を進めていく脚本力が見事。無視することはできない社会問題をこの映画はうまく伝えているが、それだけでは満足感は得られなかった。 (deenity) | [投票] |
★3 | ただの群像劇なら、登場人物に対して「なんだかんだで、わかりあえてよかったね」と思うだろうが、差別問題を扱った社会派群像劇で「なんだかんだ」では駄目だろう。人間関係や登場人物の設定は考えられているのに、脚本の杜撰さが目立って、もったいなかった。 [review] (agulii) | [投票] |
★4 | “善⇔悪” も “良作⇔駄作” も紙一重。まぁ一応良いほうの目が出た感じです。 [review] (ありたかずひろ) | [投票] |
★4 | あの雑貨屋のおっさんは人種うんぬんの前に人間として問題あると思うよ。 [review] (きわ) | [投票] |
★4 | しっかりした構成の良作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 後半からは感動できるが、途中までは受け付け難い空気がある。 (debussy) | [投票] |
★4 | 移民国家アメリカでも特に人種のるつぼと云われているL.A.における交錯するエピソードの数々・・・理解し合えないことが事故や事件の引き金になっている。日本の都市部もいずれはこうなっていく運命なのだろうか・・・? (RED DANCER) | [投票] |
★4 | 雪だるまは大きくなることはあっても、小さくならない。 (billy-ze-kick) | [投票] |
★4 | 「衝突(クラッシュ)」を描いた映画だけに、人と人との衝突、すなわち口論のシーンの出来栄えがどれも素晴らしい。 [review] (緑雨) | [投票] |
★3 | 最初からずっと見入ってしまいます・・・とても人間臭い映画で好きでしたが、その分少し納得いかない点があるとモヤモヤしてしまいました。 (なかちょ) | [投票] |
★3 | 単純すぎる。人間と人間の衝突が、肌の色だけに帰着するわけないだろ。 [review] (ヒエロ) | [投票] |
★5 | ここまでストレートかつ見事に差別と格差の様相を、人間の素直な葛藤として描いた映画があっただろうか。日本にだって問題は幾らでもあるが、このように巧みに描くことは少なくとも大手製作ではできまい。 (SUM) | [投票] |
★5 | 乾いた街の乾いた空気の中、そこで暮らす人々の怒りや優しさが生々しい。 (パグのしっぽ) | [投票] |
★5 | 理不尽な悪意にも、そこへ到るまでの背景がある。現実で出逢う悪意も、この映画のように背景を見せてくれればいいのに。自分の行動も、他人にとっては悪意なのかもしれない。この映画を思い出すたびに、誰かを許せそうな気がする。 (フェデラー) | [投票] |
★4 | 人種差別だけに目を奪われがちだが、実際には人種差別は表面的な差別に過ぎず、親子、夫婦も含め他人にどう接するかという問題を扱っており、人種差別問題が比較的少ない日本人にとっても身に覚えがあるエピソードもあり身につまされる思いがした。 (ノビ) | [投票] |
★3 | 日本の歴史で『村社会』が成立する初め頃に、よく起こってきたような話だった。観ていてそんな気がした。 [review] (中世・日根野荘園) | [投票] |
★5 | 見終わった後、ウェイン・ワン監督の『スモーク』がオーバーラップした。人間の愛憎の奥深さを、性善説などに囚われることなく描ききった秀作だと思う。 (FreeSize) | [投票] |
★4 | リアルファンタジー、もしくはブラックファンタジー(そんなカテゴリーあるんかい!ま、強いてあげれば『バッドサンタ』のような・・)でしょう、これ。監督の意図はどうあれ、人種差別を大上段にして真剣に観たくはない。 (笹針放牧) | [投票] |
★5 | 「陰々滅々」という言葉でこの映画を総括しようと思ったが、皆さん方のコメントを拝見して星5つ。 [review] (代参の男) | [投票] |
★4 | 「世の中が悪い」で正解でしょ。まずは銃規制から。 (ユウジ) | [投票] |
★3 | 天使の話の「おお、伏線を仕込んでおるな」感でゆったりと構えるのだったが、いざ伏線が爆発すると、サンドラの妨害にも負けず、身体が勝手にペーニャの大げさなわななき顔にうっとりしてしまって、口惜しい。あと、テレンス・ハワード=俺な。 (disjunctive) | [投票] |
★4 | この映画に救いはあるのだろうか? [review] (chokobo) | [投票] |
★2 | 登場人物達の「改心」をより劇的に見せるために各人物の人間的不完全さ(差別意識)を過剰表現しているような気がしてならなかった。話の一つ一つが出来過ぎていて不自然。P・T・アンダーソン監督の方が向いている素材のような気が。2.8点 (のの’) | [投票] |
★4 | なるほど。こんな『マグノリア』もある。 (ガム) | [投票] |
★2 | イライラした人ばかりなので見てて疲れたよ。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | アラブの描き方は、納得できました。あなたならどうする?って問いかけているような映画ですね。 (ぱちーの) | [投票] |
★4 | 久々に緻密に練られた映画を見た気がします。
最後ですべてがつながる映画っていつから見ていないのだろう?
マット・ディロンに拍手!な映画でした。 (ミルテ) | [投票] |
★4 | 登場人物多すぎて途中「誰だっけ?」って何回も思っちゃった。 (stimpy) | [投票] |
★3 | こんな国には暮らせない… [review] (狸の尻尾) | [投票] |
★5 | 人間誰しも正しく生きてるワケじゃなくて。 [review] (maoP) | [投票] |
★4 | 様々な人種が小さなコミュニティを作り、かつ車社会そのもののL.A.。サンドラ・ブロックの章はやや平板だが、回転扉の鏡のように他者を映し他者に映り込むがごとき世界観を描ききったのは見事。 (chilidog) | [投票] |
★5 | これだけの登場人物を処理しながら、すべてにドラマ=葛藤を仕込んでなおかつ、それをクライマックスに現出させるその卓越した脚本と演出力に唸る。ただし、撮影と編集が平板で少し損しているか…。 (すやすや) | [投票] |
★4 | 5つぐらいのハナシが多少重なりながら展開していく。相変わらず露呈する人種差別、9.11、母親に愛されない息子、、。みんな心がクラッシュしてしまっているんだよね。 [review] (セント) | [投票] |