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[コメント] 望郷(1937/仏)
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★3もうパリが恋しくて堪らない郷愁は嵩じてタカビーパリジェンヌへの想いへ転化するのだが、埋没して漂流する自我を描いてきた近世の目で見ると余りに浪花節だし、掻き消される声の浪漫主義最高潮な大見得は博物館の展示物を思わせる。感情移入の余地は少ない。 (けにろん)[投票(1)]
★3決め処における突然サイレントの二箇所が優れており、クロサワへの影響著しい。他は平凡。何が望郷なのか観念的で迫ってこないし、映像自体も通例通り同時期のハリウッドに著しく劣る。 (寒山拾得)[投票]
★3主演男優女優の花の持たせ方が完璧なご定法で、この楷書体から後世、発展的継承、引用や模倣とりまぜいったい幾多のフォロワーが出現したのだろう。とはいえ古風すぎる演歌臭漂う演出には辟易しないでもない。地面からの照り返しの強さを照明で見せるセット撮影のうまさは特筆もの。 (ジェリー)[投票(2)]
★4現実という格子に阻まれて、いつも人は帰りたい故郷へ帰れないものだ。 (KEI)[投票]
★2ペペ・ル・モコ(ギャバン)が抱く悲痛なまでの巴里への郷愁の思いが、単なる大仰なメロドラマに押しやられていく展開には苦笑を禁じ得ない。カスバの路地に置いてけぼりにされたようなとまどいを感じた。 (ナム太郎)[投票(2)]
★3颯爽と故郷を捨てたわけでなく、ただ追い詰められたどん底カスバでいくら威勢よく顔をきかせたところで、所詮それは行き場をなくしたぺぺの虚勢でしかなく、男の虚勢は女で保たれもすれ、女によって砕かれもするもの。明日が見えないほど寂びしいことはない。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4ペペがギャビーの肩越しに見た絢爛たる故郷パリへの郷愁と、俺がカスバを通し抱いたロマン溢れる「泥棒紳士の時代」へ叶わぬ憧憬が、完全に重なり合う珠玉の名ラスト。 [review] (町田)[投票(2)]
★4何といっても邦題が良い!仏人もこの邦題にはびっくりしたんじゃないか。勧善懲悪なわかりやすい展開が好きです。 (guriguri)[投票]
★4かつて暮らした華やかな都会を想う気持ちですから、望郷みたいな呑気な感情とは違うんだけどね。 [review] (G31)[投票(2)]
★31度逃げ込んだら、容易には出られない。 『第三の男』のウィーン同様、この映画も迷宮街カスバこそが主役。 (AONI)[投票]
★2なんか茫洋としていて「ヤクザ映画3本立ての、おまけみたいな聞いたことない作品」みたいだ。ジャン・ギャバンは良いけどね。 (オノエル)[投票]
★5映像豊かに溢れ出す哀愁の男と女。パリの街を幻想が覆い尽す美しさに堪能。愛しい人に声を張り上げる姿が印象的。船の汽笛が更に演出効果を齎す。あぁ、なんで人は恋をするのでしょうか?愛は醒め易いけど、熱している時はとても痛い。・・・酔っちゃいそう。 (かっきー)[投票]
★3女は身を滅ぼす…か。 (熱田海之)[投票]
★4シャルル・ボワイエが主役のハリウッド版も見たが、つまらないの一言だった。やっぱりギャバンの存在がこの映画を名画たらしめているのだ。 (りかちゅ)[投票(1)]
★4カスバという名の牢獄。 (黒魔羅)[投票]
★2時代を越えない陳腐な作品だ。正直格好良くもなかった。 (ビビビ)[投票]
★3おじいちゃん達に聞いてごらん。『ペペ・ル・モコ』って知ってるって?原題もしくは主人公の名前で反応するほどの作品はそう滅多にない。 (sawa:38)[投票(1)]
★2ゴメンナサイ・・・ラストの→ [review] (ボイス母)[投票(1)]
★2暗喩と予定調和で画面を霧がからせて、主人公がポーズをとっているだけの映画。私には名作とはとても思えない。地下鉄の香りのする女ってどんなだ。きっととてもかび臭いおんなだろう。 (takud-osaka)[投票(3)]
★5ジュリアン・デュビビエといえばこれ。ジャン・ギャバンといえばやはりこれ。 (chokobo)[投票]
★4男のメロドラマ。 (おーい粗茶)[投票]
★3ジャン・ギャバンのアクの強さだけで持っているような・・・。 (ヒエロ)[投票]
★3それでも(もう一人の)女は愛し続ける。そこに感動。 (ドド)[投票]
★4やっぱ、美人には弱いよねえ。 (YUKA)[投票]
★4こういう「男」もかっこいいですね。ジャン・ギャバン。格好いい男です。 (━━━━)[投票]
★4ラストはとても有名らしいっすね。確かにちょっとびっくり。それにしても、ジャン・ギャバンは濃いっす。 (ナリイ)[投票]
★4高校の時に観て、バランは妖艶な女性だと思った。今観ればどうだろう。 (丹下左膳)[投票]
★4全く女って奴は。 (ドロンジョ)[投票]