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ナム太郎さんのお気に入りコメント(1/152)

アワーミュージック(2004/仏)★5 すでにお馴染みの方法論による、難解な処のないとても率直で気持ちのいい作品。2010年代のゴダールは、うわあ青臭いもの撮っちゃったぜと振り返ったかも知れない。「人生は自分を敗者だと確信して生きる闘いだ」。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
フレンチ・カンカン(1955/仏)★5 2020年末、35ミリフィルム上映で、再見する機会に恵まれた。これは間違いなく人類の至宝だ。人類史上最高の映画監督はルノワールだと思えて来る。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
のぼる小寺さん(2020/日)★4 みんなで小寺さんを“見る”映画だ。小寺さんを“見て”いた迷える級友たちを“観て”いた私たちは、ラストショットで小寺さんの「心のうち」を“目撃”する。みんなと一緒に私たちが見たのはささやかな「幸福」だ。久しぶりにポジティブで素直な青春映画を観た。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
のぼる小寺さん(2020/日)★4 これはなかなかの佳作。引いた画がいい。本作においては、のぼる小寺さんを見つめる視点の、ちょっと引いたショットが(それは登場人物のミタメ/主観ショットであれ、純粋なカメラアイ/客観ショットであれ)、重要だと指摘できるが、 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
のぼる小寺さん(2020/日)★5 モラトリアムに過ぎゆく10代の黄昏。彼奴も此奴も同じと思ってたがそうじゃない彼女への興味は何時しか連帯渇望になる。押しつけがましくない青春への提言であり茫漠とした過渡期への慈しみ。茶番になりかねぬアイコン性は工藤遥の身体性で担保される。 (けにろん)[投票(5)]
半世界(2019/日)★4 心に残ったセリフと、題の‘世界’について。 [review] (KEI)[投票(6)]
悲愁(1978/独=米=仏)★3 マルト・ケラーが全く視線の演技が出来ない女優で、いいところで泣き声を上げるばかりだし、中途半端な演出の連続もある。しかし台詞は素晴らしいし、卓越した伏線等プロット構成の妙は評価されるべきだろう。ワイルダーとダイアモンドは世界一頭の良いシナリオチームだと思う。それは映画の映画らしさを知る知らないを別として。 (ゑぎ)[投票(1)]
南瓜とマヨネーズ(2017/日)★5 バンギャとミュージシャンになりきれないバンドマンの共依存と成れの果て。ツチダみたいな女が金貯まらない理由がリアル。 [review] (IN4MATION)[投票(4)]
屍人荘の殺人(2019/日)★3 学園ミステリーの緩い体裁を、あっち方向からの荒技で混濁するのだがジャンルに対する覚悟がないので舐めてる感しか残らない。それでも浜辺の悪球を好捕し続ける神木といった危うい均衡が映画を一応牽引。本線の学内ヒエラルキーネタはうんざりだ。 (けにろん)[投票(3)]
屍人荘の殺人(2019/日)★3 原作は「このミステリーがすごい!」等のミステリーランキング4冠のベストセラー。 ミステリー、ホラーとしての魅力を犠牲にして解りやすさ重視。コミカル要素も増量。 [review] (さず)[投票(3)]
1917 命をかけた伝令(2019/英=米)★2 “1917年”なんて、ぜんぜん関係ないじゃん、などと野暮なことは言わない。それ以前にこの映画、何をネタに客を感動さるかという「戦略」と、そのネタをどう伝えれば客が喜ぶかという「戦術」の関係が破たんしている。観終わってなんかモヤモヤするのはそれが原因。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
1917 命をかけた伝令(2019/英=米)★3 サム・メンデス監督よく頑張った!インタビューとかでもワンカットへのこだわりを語ったりしてますが、ワンカットだったら面白いわけではないのはわかっといてね。 [review] (deenity)[投票(5)]
1917 命をかけた伝令(2019/英=米)★3 伝令の苦労よりも、撮影スタッフの苦労ばかりが目につく。 [review] (ペンクロフ)[投票(6)]
1917 命をかけた伝令(2019/英=米)★4 美しさと凄惨さの対比は見事。キューブリック作品、スピルバーグ作品等を彷彿させることも評価のポイントとした結果、もやもや★4点。 [review] (のぶれば)[投票(5)]
ダンスウィズミー(2019/日)★2 主人公のダンスも歌もちょい下手なのが狙いだったら、すごい。 [review] (Shrewd Fellow)[投票(2)]
君の膵臓をたべたい(2017/日)★3 浜辺美波という才能を見せつける意味では満点。12年後の組み込み方はもう少し考えてもらいたかった。 [review] (Master)[投票(4)]
君の膵臓をたべたい(2017/日)★4 クサい作品かと思ってごめんなさい。かと言って意外としっかりできた作品と手放しで褒められないのが残念なところ。 [review] (deenity)[投票(4)]
君の膵臓をたべたい(2017/日)★4 原作既読。見る前の事前情報として、小栗旬北川景子の役割ぐらいは聞こえてきており、実を云うと、また『世界の中心で、愛をさけぶ』の、あの改悪か、と思っていた。 [review] (ゑぎ)[投票(5)]
さすらいのカウボーイ(1971/米)★5 映画史の狭間に埋もれてしまった名作。始めから終わりまで漂う破滅の哀しみが胸を打つ。 [review] (緑雨)[投票(3)]
ザ・タウン(2010/米)★4 ベン・アフレック監督作の今後に期待を感じさせる一本! 彼にとってのホームタウンであるボストンが舞台という、地の利を生かした映画になっていた。描写に荒削りな部分はある。だが、この映画が持つ“テイスト”が好きなのだ。(2011.02.07.) [review] (Keita)[投票(3)]