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HWさんのお気に入りコメント(1/58)

デビル(2010/米)★4 惨劇は悪魔による超自然現象なのか、科学捜査で解明可能のものなのか、という興味で引っ張る作劇が喚起する感情は恐怖と別物だとは思うが、よくできている。冒頭の天地逆転空撮から一貫して禍々しさを漲らせた画面はさすがにタク・フジモト。やや強引に「いい話」風の落ちをつけるのもシャマラニカルだ。 (3819695)[投票(1)]
捜索者(1956/米)★5 ビスタサイズで撮られた映画の最高作、と言ったのはマーティン・スコセッシだが、私が見た西部劇の最高作はこれ。映画史上の真の最高傑作、と言われても不思議ではない映画的興奮度満点の「画面と音」の映画。 [review] (ゑぎ)[投票(9)]
捜索者(1956/米)★3 大平原と青空をヴィヴィッドな色使いで捉えた異様に美しい画面、狂気じみたジョン・ウェインのキャラクタライゼーション…観ていて動悸が早まるような、常軌を逸した映画。 [review] (緑雨)[投票(6)]
捜索者(1956/米)★1 弱い映画ではなく強い映画だと思う。傑作であることも認めよう。しかし、この映画は病んでいる。青い空のもと浮かび上がる赤い砂地の強烈なコントラスト感に注目しよう。これが、この映画の本質的病巣の最も顕著な露呈点である。 [review] (ジェリー)[投票(7)]
捜索者(1956/米)★4 イーサンの後姿から想像する内面。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(9)]
ブラザー・フロム・アナザー・プラネット(1984/米)★4 WASP中心でない多民族のアメリカ社会、そして人種や偏見を超えた対話と交流を描くこと。ジョン・セイルズの持ち味がさりげなく発揮された秀作。喋らない主人公の無感情な視点が、NYのスラム街の日常をカメラ的に観察する構造と重なる。 (OK)[投票(3)]
SR サイタマノラッパー(2008/日)★3 苦く、痛く、切ない青春映画だ。だが確かに希望も感じさせる。それはとても「映画」にはなりえないような場所と人々で映画を撮ることの困難と誇りに重なるものでもあるだろう。低予算のHD作品であろうと照明はもっとがんばってほしい、などとも思う。しかしこのイックとトムを嫌いになれる観客などいるだろうか! [review] (3819695)[投票(5)]
SR サイタマノラッパー(2008/日)★4 ニッポンのラッパーやヒップホップという“文化”を「なんだか恥ずかしいもの」として斜めに見ていた私の胸に、ズドンと突き刺さるライム&フロウ。レペゼぇーん! [review] (林田乃丞)[投票(6)]
デイブレイカー(2009/豪=米)★3 ヴァンパイアが人間を「飼う」という設定には惹かれるものがあったが、どう落とすかという点において自信がないように見えた。 [review] (Master)[投票(5)]
アルタード・ステーツ 未知への挑戦(1979/米)★3 原始人になって暴れるところがB級。最初はなかなかよろしいが、、。それにしても通俗。「2001年、、」に影響されたんでしょうけどね。ラッセルにしては不得意の分野。 (セント)[投票(2)]
アンデッド(2003/豪)★4 ちょっと、ケイト・ウィンスレットに似たヒロインが魅力的。名古屋地区では同日公開となった『ドーン・オブ・ザ・デッド』よりも面白い。 [review] (プロキオン14)[投票(5)]
アンデッド(2003/豪)★4 予算的に実現が難しかったはずである超大作向きの題材を作り手のアイデアと熱意でカバーしてラストまで押し切った怪作。戦うヒロインをあくまで生真面目に演じきるフェリシティ・メーソンがいい。 [review] (kawa)[投票(4)]
光る眼(1995/米)★3 集団失神の場が明確に地理的に(文字通りに!)線引きされるなど、やはり序盤の謎が面白い。不気味っ子の頭領が思ったことを全部口にするなど微笑ましい面も多いが、クリストファー・リーヴの切羽詰まった顔が状況の恐怖を最低限保証する。カースティ・アレイジーナ・ローランズ的ふてぶてしさもいい。 [review] (3819695)[投票(2)]
センチメンタル・アドベンチャー(1982/米)★5 これは「普通」の映画だ。なぜ「普通」である映画がこれほど心を打つのか、それがイーストウッド作品の最大の謎なのだ。 [review] (3819695)[投票(3)]
センチメンタル・アドベンチャー(1982/米)★5 人生の節目に差し掛かったクリント・イーストウッドが自らを「しがない流しの俺」だと唄い、「それでも俺にはギターと夢がある」と我が子(カイル・イーストウッド)を引き連れて旅をするこのロードムービーの素晴らしさには心底涙を禁じ得ない。 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
センチメンタル・アドベンチャー(1982/米)★5 クリント・イーストウッドの最高作と云っても過言ではない傑作ロード・ムービー。やはりこの映画でもジョン・フォードを想起させる。映画の冒頭は、『怒りの葡萄』を思い起こさずにはいられない。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
ガントレット(1977/米)★4 この作品などを観ていると、イーストウッドが古き良きアメリカ映画の正当な継承者であることがよくわかる。 [review] (ナム太郎)[投票(5)]
ガントレット(1977/米)★4 公開当時、多くの映画評論家が「なぜタイヤに弾が当らないんだ!」と訳のわからんことを言っていたので、「こんな連中ばっかりで日本の将来はどうなる?」と暗然としたものです。 (ジョー・チップ)[投票(11)]
ミッション:8ミニッツ(2011/米)★5 眼が開いて初めに観たものを愛しく思うのはヒトも同じだよね [review] (HAL9000)[投票(4)]
ミッション:8ミニッツ(2011/米)★4 ややもすると物語の素材そのものは『月に囚われた男』以上に安手でありふれているかもしれない。だがダンカン・ジョーンズはかつてない感情の創造を目指す作家のようだ。中盤を退屈に捧げることと引き換えに辿り着いた最後の「転送」シーン以降、形容困難の感動が怒濤のごとく間断なしに押し寄せてくる。 [review] (3819695)[投票(12)]