★4 | アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米) | フィギュアスケートはスポーツ+芸術なのだ、という事を知った。衣装を手縫いする姿が忘れられない。まさに最近(2019)日本の某大臣の言葉「身の丈を知れ」だ。私は非難している訳ではない。母親―素晴しい演技!―が悪い。何にせよ、力のある映画だ。 | [投票] |
★3 | ミネソタ無頼(1964/伊=仏=スペイン) | 10年ほどのマカロニウェスタンの歴史で、華の無い主人公が何人かいるが、本作がその1人。演出が悪い? 実直なのと、声がいいのが救い(?)。良い所は、馬が駆けるシーンのロケーションと、娘のナンシーが橋本愛似ということでした。 | [投票] |
★3 | くもりときどきミートボール(2009/米) | オイルサーデンが好きな私は、複雑な心境。今日本は飽食の時代。食べ物をだいじにしましょう。さて本作は登場する父親がすべて、頑張っていてカッコいい。これは、間違いなく作者の思い入れでしょうね。3.5点。 | [投票] |
★3 | 座頭市あばれ凧(1964/日) | あばれ花火かと思ったが、くるくる回って斬るので、凧にしたのだろう。蠅、水中、ろうそく、わっか等々と色々楽しめるが、やはり市がもっと追い詰められないと面白くない。 | [投票] |
★4 | 夕陽の用心棒(1965/伊) | マカロニで悪役の一翼を担ったフェルナンド・サンチョが好演。音楽はエンニオ・モリコーネ。のびのびとした主題歌。間奏曲が聞いたことがない特筆すべき曲だ。ジェンマ・マカロニを決定づけた作品で、ご祝儀に+1点。今日も彼の見上げる空は、真っ青だ。 | [投票] |
★3 | カッスル夫妻(1939/米) | 夫婦のエピソードがもっと欲しかった。アステアが伝記ものを撮るというと、こういう形になるという事でしょうか。 | [投票] |
★4 | うたかたの戀(1936/仏) | 17歳というと高校2年。最初‘JK淫交か’と思ったが、恥ずかしい限りだ。皇后が言う「(私は17の時不幸だったが)若くて傷つくこともなかった」。若さだとつくづく思う。大きな決断が出来るのも若さだ。幼いが、これ程純粋で本気の交際なら、何も言う事はない。 | [投票] |
★3 | 勝利の朝(1933/米) | 若鮎のような主人公エバに、我々観客も釘付け、その行動に振り回される。音楽はマックススタイナー。ヴァイオリンが特に優しいのは、若い脚本家の思いを表しているようだ。 | [投票] |
★3 | 陰謀の代償 NYコンフィデンシャル(2011/米) | 告発風ミステリー映画だが、全体的にピンと来ない所が多々ある。タイトル(原題、邦題)もよく分からない。多用したカットバックが、意外と分かり易いのが救い。
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★2 | 女子ーズ(2014/日) | よくある底の浅いコントの寄せ集め。後半流れが変わり、期待したが・・・やはりそんなコント群から抜け出せず。何か本作ならではのモノが欲しかった。可愛い女子5人集めただけ、ではもったいない。 | [投票] |
★4 | 告白小説、その結末(2017/仏=ベルギー=ポーランド) | さすがにポランスキーで、一筋、二筋縄ではいかない。エヴァは、どうも悪役(でもないが美しいというだけではない役)が多い。今回も登場は息をのむ美しさだが、段々とその美しさが薄っぺらになって行く。見事だ。 | [投票] |
★3 | 桜並木の満開の下に(2012/日) | 映画の質感、手触りはいいが、それを無機質な音楽と演出が壊している。外人の音楽は抽象的になり過ぎる、というのは私の誤解?演出が不自然だ。例えば三浦は余りに一本調子で、少し横柄ともとれる。工場の復活も安易すぎる。 | [投票] |
★3 | 木洩れ日の家で(2007/ポーランド) | 老人だからか、思い出ばかりだからか、モノクロだ。木漏れ日は確かに映えたが、ラストに咲き誇った花木ミモザ(間違いなく)は、カラーの方が良かった。一面、その鮮やかな黄色を見たかった。。 | [投票] |
★5 | こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018/日) | 原作を読む。圧倒的な傑作ノンフィクション。その上で脚本を見ると、中々の力作。実話そのものではなく、based onにしたのが良かった。エンターテイメント性を加味して、筋ジス(障害者)になじみのない人にも、入り易くなった。映画として満足できる出来栄えだ。 | [投票] |
★5 | バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014/米) | 音楽も撮影もシブいが、何と言っても脚本。笑えるし、そして勇気をもらえる。落ち目のハゲ中年男が葛藤する姿を見て、大いに元気付けられた(笑)。あと原題‘無知の美徳’とは何?よく分からないが、無知は主人公だろう。無知とまで言われる男、やはり勇気をもらえる。 | [投票] |
★3 | 伊賀忍法帖(1982/日) | エロ映画と思いきや、原作者見て納得。面白けりゃ何でも有りの中味薄エンターテイメント小説(と当時言った)で一世風靡した山田風太郎。映画は渡辺以外、皆な好演―特に悪役。アクションのキレは、さすがJAC(今はJAEというらしい)。美保純の強姦と美乳にプラス。 | [投票] |
★2 | モンスターズ 地球外生命体(2010/英) | G.エドワーズは監督は上、撮影は中、脚本は下。旅立ちのキッカケとか米の壁を望遠するキッカケは重要なシーンだが、下手だ。壁はgreatで、それだけで笑えるのにフォロー無し。ラストシーンもお粗末で笑えた。女はA級、男はB級、作品はC級。面白くない。 | [投票] |
★3 | バーニング・オーシャン(2016/米) | 最近の機械は進化して安全性も高まり、正しく扱えば事故はまず起きない。変わらないのは人間だけだ。作品全体に、状況がどうなっているのか、よく分からない。爆発ばかりで、やたら迫力はある。目の前は炎ばかりで、訳わからず、臨場感だけは一杯だ。 | [投票] |
★3 | グリーンブック(2018/米) | 何かにつけ相反する2人の言動で、観客を面白がらせる昔からの手法。極端になるほど、おかし味は増す。大好きな手法だが、やはり類型的、予定調和、出来過ぎているか(奥さんなんか完璧)。黒人差別を素材に、ホットな心でくるんだエンターテイメント。 | [投票] |
★3 | 月に囚われた男(2009/英) | 邦題が素晴らしい。原英題よりはるかに良い。音楽も良い。スタッカートを刻み、サスペンスをいやが上にも盛り上げる。昔どこかで有ったようなアイディアとちゃちな月面車が幻滅だが、小資金の姿勢は買える。3.5点。 | [投票] |