★4 | 特に光っていたのは内田良平。ものすごい殺気というか、近づくと恐怖を感じさせるというか、たじろがせるような、抜き身の刀とは、ああいう雰囲気を言うのだろうと思わせる出来栄え。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★4 | 幕末『真空地帯』。キャストや舞台設定から「集団抗争劇」の一作かと思いきやいい意味で期待を裏切られた。加藤泰伝説、ここに始まれり。 [review] (町田) | [投票] |
★4 | タイトルは安直だが、笑いあり、サスペンスありの、かなりの力作。[03.12.12京都文化博物館] (直人) | [投票] |
★4 | 新選組を血に飢えたテロリスト集団と捉え、ひたすら内ゲバを描く異色の時代劇。冷酷で狡猾な土方歳三を演じる西村晃、冷徹な監察方・山崎烝の内田良平が陰険で素晴らしい。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | ラスト近く、大川橋蔵と藤純子の求め合う手が、さながらシスティナ礼拝堂天井画の神とアダムの伸ばしあう手そのものに固まるカットが絶品。この毒々しい血の奔流は酔狂で流されたものではない。新撰組の本質を白日のもとに暴き出すものに他ならないのだ。 (水那岐) | [投票] |
★4 | 目的を維持することが目的になてしまった醜い閉塞集団はいつの世にも存在する。国弘威雄が創作した閉じられた空間のなか、「ここから出してくれ!」の絶叫と呼応するように加藤泰が繰り出す不条理暴力がシネスコ画面を突き破らんばかりの勢いで暴れまわる。 (ぽんしゅう) | [投票] |