八住利雄の映画ファンのコメント
あばれ獅子(1953/日) |
阪妻が撮影中に倒れた映画ということでどんな無残なことになっているのだろうと思っていたのだが、結構良く出来ている。阪妻のシーンの繋ぎに違和感はあるが、それでも精一杯頑張っている姿は感動的だ。勝麟太郎(勝海舟)の豪放な父親役というまさに阪妻にうってつけの適役で、元気だったら代表作となっただろう。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
どうと言うことのない幕末ホームドラマだが、阪妻の遺作だそうな。なるほど、途中から背中しか見せぬ代役が頻繁現われるのが痛々しい。さらに痛々しいのは51歳の阪東妻三郎がデビュー当時と同じアクションを求められ、それに応えようとしているところ。 (ぽんしゅう) | [投票] |