★3 | 怪力乱神どものしょぼさが痛い。もっと痛切なのは、せっかく旬の俳優を集めておきながら見せ所を作れない演出陣の粘りの薄さ。しかし人の惨めな執着の相が等身大に白昼にさらされるクライマックスは盛り上がる。海外ロケを挙行して背景に撮り得た大平原の広さによるところ大。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | 原作を見事によみがえらせた。ゆえに手塚治虫的な世界が随所にあらわれ、映画としての陳腐さを露呈しているが、本筋を見落とさずに描かれていて好感が持てた。役者陣も見事だった。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 妻夫木百鬼丸には、血肉を持たず復讐の化身と化した者が放つ負の壮絶さは皆無だが、蒼白美顔が醸し出す虚無があった。柴崎どろろには、戦場の孤児の諦観に裏打ちされたアナーキーさは求められないものの、女が男を演じる健気さがその生き様に上手くダブっていた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★2 | 一つ一つの細部は良いのですが、それが合わさると、なんでこんな薄味になるんでしょう? [review] (甘崎庵) | [投票(2)] |
★2 | CGの拙さが目に付き評価が急降下した。 (RED DANCER) | [投票] |
★5 | 人生の不条理を描く作家・塩田明彦のもう一つの『カナリア』。ある意味一つの到達点。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 48ヶ所のパーツを失った子供が何とか成人したにしては怨念も虚無も孤独感も不足で妻夫木は快演してるが物足りない。それを突き詰める想像力が製作者に不足しており素晴らしい終盤が勿体ない。殺陣も今更感横溢、中盤の端折りもカスだが柴咲は買う。 (けにろん) | [投票(3)] |
★3 | 原作の描くべき所をちゃんと描き、省くべき所をテンポ良くコミカルに流していて上手くまとめているし、ラストを原作と変える事によって物語としては格段に映画らしくなってはいる。['07.1.28MOVIX亀有] [review] (直人) | [投票(7)] |