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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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東京家族(2012/日)************

★4今年の話題作であると同時に個人的にも小津を標榜する私としては気になると共に待ちに待った作品でもある。でもどうしてもオリジナルとの比較をしてしまう自分が存在する。でもそれは仕方のないことなのである。世界的名品のリメイクなのだから。 [review] (セント)[投票(4)]
★3小津作品で一番気になる人物である三男にスポットを当ててくれたことが、ただただうれしかった。孝行したいときには親は無し。 (動物園のクマ)[投票]
★4「東京物語」が価値の大転換のなか過去との決別の時代(昭和28年)に人生の寂寥を描いた喪失の映画なら、本作は自信と希望を見失った暗く長いトンネルのような平成の世に、微かな光明を見い出す蘇生の物語だ。50余年の時空を超えて「今」を捕え直す巧みな翻案。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4折角だから同じ素材を10年位のスパンでその時々の邦画を代表する監督に作らせてみたら面白そうだと思う。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3一番は、登場人物の属性設定にまるでリアリティーがない。そこからいかなる情感も紡ぎ出し得ないでしょ。 [review] (G31)[投票(1)]
★1山田洋次の『崖の上のポニョ』。爺さんたち、どんだけ若者を追い込めば気が済むんだ? [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4東京物語』をほぼそのまま、無理ない形で時代設定だけ変え、エッセンスを現代に伝える、そのシンプルな手際のよさに感心する。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★5オリジナルをなぞる冒頭5分の柄じゃないいかがわしさに或る種の覚悟を感じた。半端な3・11への言及や主役の交代をカバーし得る最高ランクの演技のコラボが醸し出す高度な擬似リアリズム。山田以外にはリメイク不可能とさえ思わせる隘路を縫った達成。 (けにろん)[投票(3)]
★2古典上演なら話以外で勝負すべきだろうに、演出も撮影も美術もいつもに増して凡。現代風俗への置き直しもつまみ食いで冴えない。戦死者の代役とはフリーターに失礼ではなかろうか。 (寒山拾得)[投票]