「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
攻撃(1956/米) |
私にとってもこの映画が戦争映画の最高作だ。前半の静かな戦場がラストへ向かってとんでもない狂気に転じていくコントラストが凄い! [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
戦争映画といえば、わたしにはこれだけあればいい。 (ALPACA) | [投票(2)] | |
追い詰められた男の(『カリフォルニア・ドールズ』のように女のケースもありますが、、、)パワーの爆発は、アルドリッチの十八番。 (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
この作品が心を打つのは、利己的な大尉と腑抜け中尉に翻弄される二人の少尉の悲劇に留まらず、この少尉達の生真面目さ自体が戦争がもたらした悲しいヒロイズムの産物であるという真実に気付かせてくれるところにある。4人とも普通の人間なのである。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] | |
アルドリッチの中でも五指に入る傑作だろう。ジャック・パランスの形相も勿論凄まじいが、エディ・アルバートのダメ人間ぷりを徹底した突き放しで描くところに、この監督の器量が窺える。『戦争のはらわた』にも影響を与えているのではないか。 (赤い戦車) | [投票] | |
クーニー大尉のような上司はどこの会社にも間違い無く存在する。ただ、戦場の軍隊においてはそれがまさに命取りになるということだ。その意味でリアリティーを感じ、恐ろしくなった。 (緑雨) | [投票(1)] | |
シナリオが設定した極限の駄目キャラエディ・アルバートに拮抗するパランスのオリジナルな役者力。『ヴェラクルス』から来し『北国の帝王』に至る男ガチ劇の線上で、しかし、外された感のある終盤。それが、詠嘆の作劇の完成形としても。 (けにろん) | [投票(3)] |