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「この松本清張がすごい!」(まー)の映画ファンのコメント

砂の器(1974/日) 疑惑(1982/日) 張込み(1957/日)が好きな人ファンを表示する

霧の旗(1965/日)************

★4[ネタバレ?(Y1:N2)] 隠れた傑作。非常に脚本もよくできていて、監督が山田洋次というのも驚きだろう。主人公桐子の歪んだ復讐劇。復讐心は理性や常識を越えてしまう。 (斎藤勘解由)[投票(1)]
★3「ライター持ってるんでしょ?」「ライターさえ出してくれれば…」「で、ライターは?」「お願いしますライターを…」「いやーしかしライターが…」「いやいやお構いなく、ところでライターは?」「じゃこれを飲んだらライターを…」本作は滝沢修演じる中出し弁護士の演技で決まり。但し、鑑賞後はちょっと胸糞悪い。 [review] (クワドラAS)[投票(3)]
★2倍賞千恵子演じるヒロインの行動に全く共感できない。[新文芸坐] (Yasu)[投票(1)]
★4若かりし日の倍賞千恵子はカワイイし、演技的にも頑張ってる。滝沢修も一流弁護士役にはピッタリ。ストーリーも理不尽だが、面白い。['04.4.14高槻松竹セントラル] (直人)[投票]
★4非道とも言えぬ滝沢への彼女の仕打ちに妥当を付与する論旨の捻じ曲げは当然無い。代わりにプロ意識に根差した男の推理が牽引する論理的中盤。そして偶発の事件を契機に叙述から舞台劇調に一転する語り口。2人きりの世界で怨念は一気に物語に包括される。 (けにろん)[投票]
★4描かれる復讐は、憎しみや悲しみのはての逆恨み的攻撃ではなく、あまりにも生真面目すぎる意地に塗り固められた強い意志による、援護を得られぬ者が味わう無力感と虚しさの強要だ。霧子がただの独善女にみえないのは、この山田洋次の絶妙なバランス感覚の賜物。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3倍賞千恵子さんと山田洋次監督のコンビって、監督デビューの頃からだったんですね。その後の作品の面影もないような作品ですね。モノクロだし。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★4これぞサスペンスの傑作!といいたいけど・・・ [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★5「道をはずれて、ごめんなさい」。清張作品中でも屈指の面白さを誇る復讐譚を、山田洋次が、グレイを強調したモノクロ画面・パリ風音楽の挿入・老婆殺害シーンに於ける粒子の粗い16ミリの使用など、技巧の粋を尽くして完全再現。倍賞千恵子滝沢修の演技力も特筆。原作読後も愉しめる、日本犯罪映画の傑作のひとつ。 (町田)[投票(4)]
★4山田洋次監督唯一のサスペンス作品とのことですが、秀作ですね。 [review] (RED DANCER)[投票]
★4新珠三千代川津祐介の絡む2次的展開の決着を最終盤で振り捨て、倍賞千恵子の捨て身の復讐劇一本に収斂させるドライブ感を堪能。噴火口ではなく海を選んだ主人公が実に周到。夜の静かな住宅街描写が本格ノワール感を醸し、音楽もクール。 (ジェリー)[投票(2)]
★4凡庸な感想ではあるが、「山田洋次のイメージを覆す秀作」には間違いない。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★3話の設定は多少強引であるが、クライマックスに至ると最早そこは気にならなくなった。主要人物2人の対決が全てだが、残りの人物の描き込みは甘く、そこはちょっと残念ではある。☆3.8点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★4滝沢修はそこまで悪いことをしていない。故に倍賞千恵子が恐ろしい…。 (パピヨン)[投票(1)]
★3面白かったので4を付けたかったのですが、あまりに粗が目立ったので1下げて3。そして新珠三千代さんは美しい (水の都 ヴェネツィア)[投票]
★4逆恨みであそこまでやるとは・・・ひでえ。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4まったくの逆恨みだが、自分の信じる道をつっぱしる桐子の強さを見習いたい。 (Shrewd Fellow)[投票(2)]
★5手のひらの温かい人は心が冷たいって言うわね。(06・5・22) [review] (山本美容室)[投票(1)]
★3事件は未解決だが [review] (リーダー)[投票(2)]
★4倍賞千恵子の良さもさることながら、山田洋次の「らしさ」と「らしくなさ」が絶妙に入り混じった秀作。 (あちこ)[投票]