★2 | ブルーを基調としたローキーの画像に見るべきシーンが数箇所あったにしても、東映仁侠映画の文脈に依拠しつつ、既に流行を過ぎつつあったろうフランス暗黒映画の映像感覚と港横浜の西洋意匠を採用して新味を出すという構想は無理で、ストーリーは失笑を誘う破綻状態。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★2 | 価値観の違いに翻弄されたり、思わぬ方向に追い込まれたりする主人公というのがテレビでの倉本聰脚本の面白さであり、実はこれは任侠映画のベースのはずで、それをかなぐり捨ててチャイコフスキーだシャガールだと言われても新しいかもしれんがつまらない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★2 | 健さんが出てなければ観ることは無かっただろう。変なキャスティングで違和感を感じた。 (RED DANCER) | [投票] |
★3 | シャバに出てきたばかりの健さんの仕草は微笑ましくて好きだが、あまり禁欲的すぎるのは考えもの。
(TOMIMORI) | [投票] |
★2 | 着流しではなくブレザーを着た足長おじさんヤクザは洒落た喫茶店で殺した友の娘を見守る。画を描く組長にチアリの音楽が世界をマイナス方向に補強。溜めたパッションは爆発叶わず気障なポーズの内側に埋没する。真高倉チック故に勘弁してほしい世界。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | 隠し味だった戦前フランス映画仕込みの哀愁を全面に出したヤクザ映画の変化球。好きだけどなあ、評価低くて意外。まあ冒頭の風車のベタさからして、シネフィルの好むタイプの映画ではないが。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |