★4 | 成瀬巳喜男の『浮雲』とクロード・ルル−シュの『男と女』、そしてこの『花様年華』を撮影技術と無愛想顔の男女が生んだ古今東西の三大メロドラマ傑作とする。どの作品も一歩間違えれば通俗恋愛ごっこに陥るところを奇跡的構成力で踏みとどまっている。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★3 | 一線を越えないという事が、これ程緊迫感があったとは。私もかくありたい。PS,日活?いや松竹じゃないか? (sawa:38) | [投票(1)] |
★4 | 大人の映画なのか大人のふりをした映画なのか、わからないけれども美しければそれでよい。 (SUM) | [投票(1)] |
★5 | 映像は濃い印象画風色彩。構図も面白い。大人の精神的不倫。終わるまでいい絵画を見た感が強い。撮影者は「夏至」と同者。今回はドイル色弱し。感心。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | 官能的な雰囲気にどっぷりと浸かるべき映画。二者間の危うい関係を、一切の説明抜きに映像のみ(揺れるカーテン、花、鏡、煙、高速度撮影etc.)で表現しているところは素晴らしい。ただし、脚本に芯が無さ過ぎるため雰囲気倒れになりかけてることも否定できず。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | ウォン・カーワイ監督は言葉の人だと思う。いくつかの決め台詞のために、役者も物語も画も音も編集もすべてがある。だから、彼の映画はつねにコラージュで、登場人物に俯瞰的な視点はない。物語がないと安心できない人には苦痛かもしれないけど、彼のそんな、刹那な美しさが私は好きです。 (エピキュリアン) | [投票(10)] |
★4 | たとえば薔薇模様のカーテンが背後でゆれる部屋。そこには鮮やかなグラジオラスの鉢があり、たたずむ女は水仙柄のチャイナドレスを身にまとっている。そして次の場面で上司に手渡す包みまでもが、美しい花模様で覆われている。 [review] (tredair) | [投票(11)] |
★3 | アジアの匂い(臭い)が画の隅々にまで立ち籠める。香港=シンガポール=カンボジア、裏路地=長雨=熱帯夜。裡から決して陽の許へ出すことのない、情念。3.8点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 反復の映画。(2011.8.20)
[review] (HW) | [投票(3)] |
★5 | 空調の無い時代の湿度と空気の濃度。その中で視線で囁き合うかのような感情交錯が醸し出す刹那。それでもチャンの素肌は涼やかだしレオンはあくまで端正だ。技巧の極致をいく長焦点レンズ使いが2人の関係を世界から隔絶し瞬間は永遠へと延伸される。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | ホテルのナンバーは「2046」 [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★4 | マギーチャンのチャイナドレスと上海語。2000.12/歌が廻る。余韻がイイ。豆電球のような暖かみのある色のイメージ。映像はドイルっぽくない。今回は手持ちカメラじゃないらしい。2001.8.22 [review] (ハイズ) | [投票] |
★5 | 濃厚な映像、あまりに切なくあっけない幕切れ。当分の間絶句して、同じ問いを繰り返してしまう。「もしも、わたしなら?」と。 [review] (kazby) | [投票(1)] |
★3 | 映像美とまったりとした空間。・・・でももうそれだけでは満足できなくなってしまったのだよ、ウォン・カーウァイwithクリストファー・ドイル。 (kazya-f) | [投票(2)] |
★4 | 道、部屋、屋台、部屋、道、屋台、部屋、道、道・・・。 (コマネチ) | [投票(2)] |
★3 | おーい、どこまで行くねーん [review] (レディ・スターダスト) | [投票(2)] |
★4 | ヒロインの巨尻ばかりに眼がいってしまうワタシは芸術感覚に乏しいんでしょうか。 (ボヤッキイ) | [投票] |
★4 | チャイナドレスを身にまとい美しい流線形を顕わにするマギー・チャンが潔癖さを捨てることができずに煩悶する姿は男の目にはまさにエロスとして映り、 [review] (緑雨) | [投票(6)] |
★5 | 切ない。最小の身体の動きで、最大の心の動きを見せられ、そして魅せられ。胸が締め付けられる想いでした。傑作です。 (words) | [投票(3)] |
★5 | 静謐な慎み深い画面が良い。全編実に計算された美しさだ。壁やドアでマスキングした画面による閉塞感の創出が息詰まるような切ない感情をフィルムに定着し倍加する。モーションコントロールとBGMによる相乗作用は時に麻薬的な快さを感じさせる。そして特筆すべきは虚実が交錯する二つの「練習」シーン。何と切なくスリリングなことか。 (ゑぎ) | [投票(6)] |
★2 | 深読みコメントを思考する為に生まれた王家衛のハッタリ手抜き映画ここに降臨!! [review] (ジャイアント白田) | [投票(5)] |
★4 | 時計がいくら時間を刻んでも、扇風機がいくら空気をかき回しても、濃密な空気はあのごちゃごちゃしたアパートの中に充満し、永遠の残像を残す。時計と扇風機と壁に誘われ、評価を1点上げる。(★3→★4) (グラント・リー・バッファロー) | [投票(4)] |
★4 | クールなのにすごく官能的。オ・ト・ナ。 (カノリ) | [投票] |
★3 | Quizas,Quizas,Quizas. [review] (鷂) | [投票(6)] |
★3 | セックスの介在しない、心の不倫の話。ストイックさがなんともいえん。また、マギー・チャンのチャイナドレスが素敵。あんなカジュアルなチャイナドレスだったら気軽に着れそう。 (にゃんこ) | [投票] |
★3 | 緩やかな音楽に乗せて、柔肌に漂う寸止めの二人模様。だからこそ、なんでアンコールワット?探しにいっちゃうよ?? (chilidog) | [投票] |