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加藤泰の映画ファンのコメント

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真田風雲録(1963/日)************

★4ジャズ大名』にも影響を与えたと思しき、実にファンキーな映画。こんな映画よく撮れたもんだ。特撮あり、ミュージカルありとご機嫌な展開の中にも加藤泰らしい厳格なローアングルが挿入され作品を引き締める。ピントを合わせた近景よりも、ぼかした遠景の方で何か重要なことが起こっていたりする。 (赤い戦車)[投票]
★4戯画化された空間の中で展開するミュージカル時代劇(というかスプーフ時代劇)だが、マキノや沢島忠が作った幸福感に溢れるミュージカル時代劇とは全く異なり諦念でいっぱいになる。しかしそれは軽やかな諦念だ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4SFにミュージカルに忍術対決と、リアリズムから遥か距離を置いた様に見せかけて、気持ちを描く上ではしっかりとリアリズムなのだから恐れ入る。「ただなんとなく、アイツより格好良く生き(逝き)たい。」当時、豊臣方に加担した浪人たちの大半は実際こういう気分だったはずだし、それは安保運動に参加したものも同じ。シネスケも同じ。集団に属するものの隠さざる本音だ。 (町田)[投票(1)]
★4花と散るのが大好きな日本人のエートスを見事に剔出、全共闘暴力路線も特攻隊も同類と見事に証明しており、オモロがるほどに虚しさが湧き上がる。周辺人物の造形が意外な方へ走って分厚いのが大いなる美点。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3是に従い敗軍に与するセンチが錦之助の朗々語りで総括されるあたりが肝だが、宇宙人からギターまでが混在するキッチュなオフビート感は須く寸止めだ。ド真面目な加藤泰では御し切れない題材。一方で美佐子絡みの哀感は切々たる情感を漲らせる。 (けにろん)[投票(1)]
★4テレパス錦之助と反テレパス佐藤慶の壮絶(?)なバトル! [review] (ジョー・チップ)[投票(1)]