★4 | 時に官能的で、時に狂おしいほどの恋愛模様。アンサンブル・キャストが織り成す物語にぐいぐい引き込まれる。チャン・ツィイーの成長ぶりに驚く。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票] |
★5 | これぞウォン・カーウァイの集大成。際立つ新しさは無いものの、梅林茂の音楽やクリストファー・ドイルの撮影、トニー・レオンを始めとする素晴らしい役者陣に支えられ、60年代の香港を背景に人間ドラマが交錯する。 [review] (牛乳瓶) | [投票(2)] |
★2 | 抑制の効いた、たゆたいの美しさの極北を見せた『花様年華』の続編がこの愚作とは!リー・ピンビンの不在はこんなにも大きいのか。画面の外にあるものを黙示する力を欠いた近接撮影中心の画面の中で、俳優達の演技が伸びやかに羽ばたかない。もったいない。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 実は観終えて既に3時間ほどが経過するのですが、映画途中で覚え始めた頭痛が未だ去ってくれません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★2 | 2046の男子中学生向けの憶え方は「布(2)団でオ(0)ナニー、シ(4)コシコしてる(6)」で、アンチ王家衛派の憶え方は上記にプラスして「不(2)良品お(0)しつける酔(4)っぱらいロ(6)クデナシ」。自分に陶酔している王家衛の次回作の題名も数字だと嬉しいです。 (ジャイアント白田) | [投票] |
★5 | 完璧な映画というわけではない。お世辞にもまとまりが良いとはいえない。しかし、シーン毎の充実度ときたらどうだろう。人物たちのなんと刹那的な美しさに溢れていることか。正しい撮影、正しい編集、正しい演技、正しい演出さえあれば観客は各自物語を補完し、監督と共同で傑作を作り上げるのだ。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | ため息の出るような映像、凝ったSF手法、きらめき響く音楽。またまた耽溺的です。構成上でリフレインがちとくどく、またおセンチぶりには驚くが、女優の美しさは驚くべき濃密さ。トニーレオン、キムタクも良い。特にレオンのりりしさには舌を巻いた。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 監督がぎりぎりまで編集をしていたのいうのが何となく理解出来る。 (RED DANCER) | [投票] |
★3 | ウォン・カーウァイは苦手な監督だが、『2046』は悪くない映画だ。
しかし、映像美だけにあまりに頼りすぎたいつも通りのスタイルは、やっぱり好みじゃない・・・。 [review] (Keita) | [投票(3)] |
★4 | 矜持を喪った主人公が、諦観というか自棄というか、観察者の立ち位置に退いてしまった分、『花様年華』にあった緊張感は失われた。が、一方で全編に刹那さを帯び、世界の拡がりや時間性、人生の無常といったものはより強く感じられる。 (緑雨) | [投票(6)] |
★1 | 脚注ばかりの「なんとなくクリス“マス”」のような映画。まじでつまらない。フェイ・ウォンとトニー・レオンのやり取りだけ良かった。とにかく、そのあと『モーターサイクル・ダイアリーズ』を観て、「やっぱ映画ってこうだよな」と素にほっとしたほど。 [review] (スパルタのキツネ) | [投票] |
★4 | 『花様年華』を知らずに観て、しまった!と思ったが、この観方でも良いのだと判明。寧ろもう1回『2046』を観る楽しみが出来た。自分に「メメしいオトコ」を感じるひとにお奨めです。3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 小悪魔的なツンデレを演じ予想外にコケティッシュなツィイー1本で押せば良かったのにカリーナ、コン・.リーの挿話が余分で散漫化。「2046」に託したカーウァイのこの先行き止まり感は空転する。総決算の意欲が煮詰まって自壊した趣き。 (けにろん) | [投票] |