★1 | 湿り気のある画面を通じて、やった側とやられた側双方の損得勘定の顛末と虫のようにいきる人間の無常観を描きたかったのだろうが、ここまでべったりと疲れ果てた似たもの顔に並ばれると、面白いといえるわけがない。失敗作。 (ジェリー) | [投票] |
★3 | なかなか面白い人間群像劇。力も入っているし、、。でも、描き方が表層的に終わってしまった。3時間ぐらいにすれば骨太のドラマになったのになあ。説明不足なんで、人がどんどん自殺するのも、え、何で?ていう感じ。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★2 | 導入から事件発生までの簡潔でスピディーな展開は心地良く、高村薫のヒリヒリとした焦燥感を尊重し、登場人物を全員ストイックにまとめた平山秀幸の演出も方法論としては理解できるのだが、いかんせん時間が足りなかった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★2 | キャラクタだけで充分魅せられる作品なんですから、TVシリーズ化した方が良かったんじゃないかな? [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 何が何だかさっぱり解んねえ…のは確かだが仕方なかったのだろう。原作者の思惑との狭間で悩んだ挙句に確信的に総仕込みして破綻させたと見る。ドン詰まりのやるせなさだけは過剰な程に全編を被い、どいつもこいつも目一杯に行き詰まり感を漂わす。泣ける。 (けにろん) | [投票(4)] |
★2 | 頑張ってるのは分かるんだが、重要な登場人物が多くて時間が足りない。渡哲也ら、役者もそれぞれ適役なのに、力を出せてない感じで可哀相。吉川晃司の演技が新鮮。原作はさぞ面白いんだろうなぁ、と思った。['04.12.23大宮東映] (直人) | [投票(1)] |
★3 | 國村準のささやき刑事がいい。吉川晃司は自分の居場所が分かってる演技。徳重聡のドン臭さは、そもそも治るのか。 (kenichi) | [投票(2)] |
★3 | ダイジェストだから見えてくるものもある。本作は非差別問題と同時に2・1ゼネスト失敗を歴史の後悔として語っている。高村薫らしい認識だと思う。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |