「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
江戸川乱歩猟奇館 屋根裏の散歩者(1976/日) |
自分にとっての江戸川乱歩の原景はこの映画。と、観てから思った。 (ALPACA) | [投票] | |
サディストがサディストを呼びよせ、互いに触発しながら自然の悪意である大地震の内へと昇華するという田中登の美学が生んだ壮大な悪徳ロマンス。森勝によって狭く切り取られた室内の息苦しさから破滅へと導かれる解放がさらなる不穏をかきたてる。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
幾ら待っても明智は来ない。明日も来ない、かも知れない。 [review] (町田) | [投票(2)] | |
変態は嫌いではないが、視姦者と被姦者の間の屈折した共犯意識が妄想世界で充足してる間は良くとも、現実殺人に至らざるを得ない乱歩の枷が寧ろ邪魔。宮下の貴婦人も柄じゃない。だが、全てを無に帰す大震災が低予算ながら解放と余韻を確実に付す。 (けにろん) | [投票(1)] | |
江戸川乱歩特有の変態っぽさは巧く表現していると思うが、宮下順子の貴婦人は違和感がある。エロいのは分かるが。[追記あり→] [review] (直人) | [投票] |