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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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嵐を呼ぶ男(1957/日)************

★3これも私の知っている日本ではない。異界の物語である。同時代を舞台とした大衆娯楽として制作し、またそのように受け容れられてヒットした作品においても、日活美術部は恬然と異空間を創造している。ドラムスを叩く音と画は同調させる気などまるでないかのごとくにずれ、ほとんどシュルレアリスム。 [review] (3819695)[投票(1)]
★4「いくら上手くても飛び入りのドラムが一発でバンドに合わせられるわけねーよ」とか「プロなら喧嘩する前にステージのこと考えろ」とか思っちゃうんですが、… [Video] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4この映画を見ると、裕次郎=スサノオノミコトと言いたくなる。号泣する大男のイメージというか。「嵐を呼ぶ」んだからこういう比喩もいいよね。 (ジェリー)[投票]
★3裕次郎のやんちゃぶりは矢っ張りいいし、北原三枝はいつもながらの存在感。岡田真澄笈田敏夫白木マリが醸し出すこの世界の雰囲気も面白い。また、母親のアパートとその周辺の情景がとても良く出来ている。しかし母親との関係がうざったい。というか、弟との関係も含めて家族の描き方がドラマとして幼い。 (ゑぎ)[投票(1)]
★3日本映画の黄金期を象徴する一つのプログラムピクチャーのスタイルがここにある。映画製作を再開した新生日活。裕次郎という肉体と才能。画面のカラーワイド化。様々な要素が呼応し合って、映画そのものが瑞々しい輝きとパワーを放っている。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★3格好良さはやせ我慢の象徴。どんなものでも代償を必要とする。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★3本音を言えば裕次郎をカッコイイと思ったことは無くドラム合戦を歌で制するというのもズルイような気もする。ただ映画館が興奮の坩堝と化した伝説に高度成長黎明期のパワーを垣間見るのだ。そういう雰囲気は確かに画面から迸っている。 (けにろん)[投票(1)]