★5 | ありがちな異文化交流ではなく、失った何かを「再発見」する豊穣で多面的な物語。秀作。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(12)] |
★5 | 良作。やっぱり親としては、子供たちには『ポケモン』よりはこっちを観せたいと思う。 [review] (4分33秒) | [投票(6)] |
★5 | オレにはこの映画に安易な文明批判や人間憎悪は読みとれない。現実を受け入れ、むしろ好きなところも嫌いなところもまとめて抱えて生きていくんだとする映画だ。これほど誠実な映画は滅多にない。クゥは全然可愛くない。正しい。 (ペンクロフ) | [投票(5)] |
★5 | このアニメーション映画には、映像の荒波に溺れるような快感は一切ない。だが、観る者を岸に届けそっと背中を押すような、確かな意思がある。 [review] (林田乃丞) | [投票(3)] |
★5 | この映画の風景はまさに今自分が住んでいる場所の近くであり、映画そのものも家の近くで作られたということもあって、大変臨場感を感じてしまった。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | クゥは漠然とした人間ではなく康一一家という個別の人に、自分たち河童との同質性を感じ恐怖心を克服する。康一は河童が持つ能力と特性を発見しその差異を自覚することで、クゥのあるべき幸福を理解する。「異文化理解」とは総体ではなく個別の問題だということ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | このだけの要素を詰め込みながら、説教臭くなどならずストレートに毒を効かせつつ語りきった手腕はさすがです。細部への目を配り方には頭が下がります(人物の表情に若干の不満を覚えましたが)。近隣住民としても応援しないわけにまいりません。 (chilidog) | [投票(1)] |
★4 | ラストのクゥの台詞に、クゥの人情厚い人柄を感じさせられ、感涙してしまった。 [review] (わっこ) | [投票(1)] |
★4 | 原監督の「その次」に期待していました。いまどきのテーマに対して正攻法すぎるきらいはあるけれど、心のあるよい作品だと思います。 [review] (TM) | [投票(1)] |
★4 | 題字は武田双雲―童の字が印象に残る。いろいろな童=子供が登場するが、哀しい子は観ていても辛い。ひとみちゃんのような元気な子がいい。旅出る息子を見送る母の演出が秀逸。長尺140分も冴えた原演出で見させ続ける。 (KEI) | [投票] |
★4 | いろいろと疑問が残った。あいまいのままで終わらせてくれてよかった点もあるが、もやもやさせられるゆえ乗り切れない点もあった。 [review] (tredair) | [投票] |
★4 | 不思議な郷愁と冒険がある。こんな映画を夏休みに見れた子供は幸せだ。 (G31) | [投票] |
★4 | 可愛くない作画と非専業声優のアニメはハズレがないね。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | クゥが、家族にとって、外から眺めて見る可愛らしさなどという感情とは別の対象として描かれているのがいい。クゥ以上に、妹もまったく可愛げがない。生きる事は、気色悪さや煩わしさと不可分なのだ。 [review] (煽尼采) | [投票(8)] |
★3 | 世界にはもう、人間以外が住む環境が残ってないのかなぁと思わされる。でもちょっと、色んなテーマを詰め込みすぎのような気がする。 (NAO) | [投票(1)] |
★3 | 冒頭の羽佐間道夫に戦国のお殿様を思い出し、おおーどうするんだどうなるんだと思ってたら [review] (アブサン) | [投票(1)] |
★3 | 確かに良く出来た映画である。一種の怪異譚を軸としてやや古典的なマスコミ批判と、今らしい苛め問題などを絡めて、そつなく仕上げている。しかし原恵一がいま本当に描きたかったのは、こんな作品だったのか? [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 児童向ファンタジーの形式を装いながら、イジメや仲間外れといった人間の子ども社会にある残酷さを対比のように描いているのも、原恵一作品らしい。 「ウソをつくのは人間だけだ」という子河童クゥの台詞が妙に脳裏に焼き付く。 (AONI) | [投票] |
★3 | 露悪が極まればこそ希望も輝いていた。しかし原恵一は真面目な分何をするかわからない。抜き身の匕首を前に防御態勢を立て直す機を逸した私は怯え続けた。怖かった。
[review] (DSCH) | [投票] |
★3 | 詰め込みすぎな印象は否めないが、妥協のない描写や細部の緻密さ、伏線の張り方など美点も数多い。 (赤い戦車) | [投票] |