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細雪 (1983/)

[Drama]
製作田中友幸 / 市川崑
監督市川崑
脚本市川崑 / 日高真也
原作谷崎潤一郎
撮影長谷川清
美術村木忍
音楽大川新之助 / 渡辺俊幸
出演佐久間良子 / 吉永小百合 / 古手川祐子 / 岸惠子 / 石坂浩二 / 伊丹十三 / 岸部一徳 / 辻萬長 / 小林昭二 / 江本孟紀 / 桂小米朝 / 常田富士男 / 浜村純 / 小坂一也 / 三宅邦子 / 上原ゆかり / 三條美紀 / 横山道代 / 根岸明美 / 新橋耐子 / 白石加代子 / 仙道敦子 / 頭師孝雄 / 橋爪淳
あらすじ大阪船場の名家・蒔岡家の四姉妹の物語。戦争の足音が忍び寄る昭和13年、鶴子(岸恵子)、幸子(佐久間良子)、雪子(吉永小百合)、妙子(古手川祐子)、そして幸子の夫・貞之助(石坂浩二)は、京都の料亭に花見のために集まった。全員が揃うなり幸子が雪子に持ちかけた縁談をめぐって鶴子と言い争いに。幸子の夫・貞之助がせっかく持ってきた縁談を、断われと言うのである。おっとりと、しかし激しい言葉のやり取りが続く。二人のそんな様子にも、雪子は全く意をかいさない。まるで他人事のように悠然としているのであった。・・・・谷崎潤一郎の名作「細雪」の三度目の映画化。83年度キネマ旬報・ベストテン第2位。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
Comments
全34 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5「うち、京都より東へ出たことあらしまへん。」・・・とか言ってみたい。大阪弁はヨシモトの汚い言葉ばっかりじゃないんですね。 しかし、三女の吉永小百合は、どうしても関西人に見れなかった。 (きわ)[投票(3)]
★5関西の女性は、受け答えに使う「ふん」という言葉の発声を微妙に変化させて、心情のニュアンスを伝える。四人の女優がこれを的確に使い分け、それぞれの置かれた状況と心の動きを表現し、ともすると単調な会話劇に陥りそうなこの作品に深みを与えている。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★5佐久間良子の自然な演技が作品を締めてました。 (kenichi)[投票(2)]
★5真剣な会話にも底辺にユーモアが漂っているのがよい。そこに市川崑ならではのリズミカルな編集が相まって、そこそこの長尺ながら時を気にせず昭和13年の世界に入っていける。四姉妹全てに性格が見られるのもさすが。大音量シンセには辟易も、これも愛嬌。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★5船場の名家の崩れ落ちかけた栄華、腐りきる直前のえもいわれぬ美しさ。それはトウの立ち始めた3人の姉と末妹との対比に描かれる蒔岡の絵巻物である。 (入江たか男)[投票(1)]
★4古い日本が、明確に階級社会であることをわからせてくれる。旧支配階級のおばさまと仲人の婦人と古い女中の、顔と立ち居振る舞いがなんて違うこと。女優の美しさだけでも見る価値はある。特に吉永小百合は出色の出来。 [review] (イライザー7)[投票(3)]
★4老舗や伝統のある先代から受け継がれた価値が絶対と感じる時代に若干遅れた人と時代が生み出した正常な人との「価値観の融和」が美しき女優陣による艶やかな演技によって映画に昇華した素晴らしい作品。 [review] (ジャイアント白田)[投票(3)]
★4吉永小百合、受けに回った艶かしい演技。初めてです。吉永としてはベストに近いのでは。作品としては水準。あれだけ映像向きの材料がふんだんにあるのに画面きれいでないよね。プリントの方法が外国と違うんでしょうか。、、、。 (セント)[投票(3)]
★4谷崎のようで谷崎でない(ベンベン♪) [review] (Aさの)[投票(1)]
★4女優共演に関しては演技力というより市川監督の演出の付け方の方が凄いんだと思う。他の映画だと出せない味が出てましたけど、彼女達本人が理解出来てるかどうか・・・・・職人技でなんでも美味しい料理に。 [review] (t3b)[投票(1)]
★4原作に恥じない気品と倦怠をもって描かれた秀作。豪華すぎるスタッフロールも圧巻。 [review] (terracotta)[投票(1)]
★4平坦で冗長になりがちなシーンをまるでサスペンスドラマでも撮っているかのようなカッティングで切り取り、画面に収まりきらない程の表情のアップで緊張感を醸し出した。そして衣擦れの「音」。これが監督市川崑の仕事だ。 (sawa:38)[投票]
★3芦屋の情景がなければこの作品、魅力半減どころか当社比20% [review] (torinoshield)[投票(2)]
★3これじゃ石坂浩二はマスオさんだ [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★310年位前に観た時よりも関西の知識がある分、楽しめた。原作は1/5位で雪子のキャラにイライラして挫折したが、映画では吉永小百合な分、原作ほどイライラしなかったし、市川崑特有の不気味なユーモアで笑えた。と言うか、現代人から見ると登場人物のほぼ全員、気違いじみて見えるが、これも演出のせい?佐久間良子がかなり上手いが、音楽がうるさい。['04.10.9高槻松竹セントラル] (直人)[投票(1)]
★34大女優が寄せ集めの感が拭えず、矢張り何度も企画に上っていた山本富士子を長女のアンサンブルが見たかった。見合いを軸に構成したのが定型的で安易。石坂の心情描写も唐突で心に沁みない。であるから矢鱈グラフィックな画面がうるさく思える。 (けにろん)[投票(1)]
★3原作は繰り返し読んだが、映像は繰り返し見る気にはならない。でも、旧作よりはマシな出来だ。 (りかちゅ)[投票(1)]
★3印象としては非常に美しいと思われるが、谷崎の世界はそれだけではない。 (jun5kano)[投票(1)]
★3脚本を山崎豊子さんにお願いしたら恐ろしい程の作品になっていたかも? (カレルレン)[投票]
★3この4人の女優(男はどうでもいい)競演というだけでそれなりに価値がある。彼女たちが出ていればストーリーもどうでもいい。[Video] (Yasu)[投票]
★2平安神宮の桜の薀蓄を語りたがるスノッブなご婦人方を、東宝が映画館に呼び戻そうとした作品と云う外ない(含原作、阿部豊作品(50)のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★2何度でも言います。吉永さんが出演する映画って、なんでこんなに薄っぺらいのだろう。それに市川崑監督が絡むと更にパワーアップ。室内窓の逆光を利用したソフトフォーカスタッチの画調もいい加減に飽きた。“逃げ”の映像に感じる上、そもそも効果的でない。 (リヤン)[投票(1)]
Ratings
5点16人****************
4点24人************************
3点30人******************************
2点6人******
1点0人
76人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
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三姉妹 (ハイズ)[投票(1)]美術・セット・衣装に乾杯!! (ルクレ)[投票]
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