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KEIさんのコメント: 更新順

★3モスラ対ゴジラ(1964/日)ややもすると観客を意識した映画作りが多い最近の作品と違って、本作は作り手たちの自信に満ちている。観客にこびない演出、稚拙ながら地力のある撮影がそう思わせる。ザ・ピーナッツはさすがに歌手で、有名なモスラの歌だけでなくモスラ誕生の歌も聞かせた。[投票]
★3刑事コロンボ 第三の終章(1974/米)結末のドンデン返しは、あぁ成程ねという程度だが悪くはない。しかし全体としてはスッキリさが足りない。小説なら面白かったかもね。2つ目の鍵(コロンボが用意した)の件は、アンフェアでしょう。[投票]
★5ショーシャンクの空に(1994/米)スティーブン・キングらしさとフランク・ダラボンらしさの幸せな融合。[投票]
★3星空の用心棒(1967/スペイン=伊)これでもかというくらいのマカロニの曲と、下手なアップ満載。スペインは米アリゾナとよく似た地形の所が多くありロケ地によく使われたと聞いたが、この映画では青空が印象的だ。‘青空の用心棒’でも良かないか。[投票]
★4富士山頂(1970/日)苦笑するシーンもいくつかあるが、昭和の時代の真面目な映画だ。実話に則した物語なので少々面白みに欠けるが仕方のないところだろう。[投票]
★3さすらいの二人(1975/仏=伊=スペイン)アントニオーニは‘物語作家’ではなく、‘物語作家になりたい作家‘ではないか。 [review][投票]
★5刑事コロンボ ロンドンの傘(1972/米)シリーズものの中には必ずこういう遊び編がある。名所各地はもちろん、アガサ・クリスティ、エル・アラメインの名も出て英国をたっぷり楽しめる。ただ、伝統の執事の扱い方は厳し過ぎないか。伝統より現実を見ろとの刑事もの作者らしいメッセージか。[投票]
★2必殺!V 黄金の血(1991/日)名取裕子・・・そこはかとなく漂う大人の女の色香。収穫はこれだけ。[投票]
★5マイレージ、マイライフ(2009/米)主人公のリストラ、マイレージ、女、そしてサラリーマン生活。 [review][投票]
★3ソルト(2010/米)アクション、アクション、アクション、逆転、逆転、また逆転が最後まで続くエンターテイメント。よく出来た脚本を100分でまとめ上げた手腕はなかなかのもの。しかし、いずれも新味がないのが残念です。[投票]
★3必殺4 恨みはらします(1987/日)もともと深作作品は‘風格がない’(と思う)ので好きではないが、更に本作はしっかり深作的仕事人になっており(だから乱闘シーン、各画は見応えがあるが)、本来の闇の仕事人になっていない。又殺しの工夫がおなざりになっているのも、不満だ。[投票]
★3砂丘(1970/伊)アントニオーニは元来物語作家だと思う。セスナ機強盗の結末はどうなるのだとハラハラドキドキ、サスペンス作品でもある。それと、ラストの大爆発は― [review][投票]
★4ハプニング(2008/米)アイディア、着想が素晴らしい。幾つかのエピソードは作者が一生懸命考えた(前後のつながりから)というのはよく分かるのだが、どれもパッとしない。将来エピソードは忘れられてアイディアだけが残る作品になりそうだ。それと人が死ぬシーンはドキッとした。これも残るか?[投票]
★4殺しのドレス(1980/米)今回再見だが、技術的にみていくと画作りが決して上手いという訳でもない。ホンも編集ももう一つ。しかし昔見た時の幾つかのシーン−エレベーターの影とか白い靴とかは強烈に覚えている。テクニックを超えた力のある作品、勢いのある作品と言えるのかと思う。[投票]
★3マッドマックス サンダードーム(1985/豪)3作目ともなるとさすがに(?)ハチャメチャさが薄れ、物語がいたってまともで面白味が減じて来た。音楽が巨匠モーリス・ジャールでさすがに的は外していないが、当たり前の曲ばかりだ。ただ撮影は遠近感がよく出た、トラッキングショットが冴えた。[投票]
★4フリック・ストーリー(1975/仏=伊)いいセリフがある。仲間を裏切らざるを得なくなった男「惨めだよ」。そして刑事が言う「俺もさ。お互いつらい立場だ」。悪党であれ、そこに美学を見る、人生を見る。見応え十分。フランス映画がサマになる。[投票]
★4刑事コロンボ パイルD−3の壁(1972/米)P・フォーク唯一の監督作品で、殊の外丁寧に撮られているのがいい。コロンボが犯人に目を付けた理由、そしてその伏線に十分時間を割いているのも観客想いだ。医者から煙草を止められた同輩の士ということで+0.5=4点にしたい。[投票]
★3真夏の方程式(2013/日)随分ずさんな作品で、物語自体が推理ものになっていない。酷な言い方をすれば、ガリレオと少年の心の交流で受けを狙っただけのようにも思われる。杏は好感度良し。吉高は厚化粧過ぎ、メイキャップさんやり過ぎ。柴崎の方がよかった。[投票]
★2日本沈没(2006/日)大作をそれなりのものにまとめるのは、本当に難しいという教訓。恋愛も描きたい、指導者の苦悩も描きたい、ディザスターもしっかり描きたい、・・・も描きたいと、欲張り過ぎて何一つまともに描けず、駄作の海に沈没してしまった好例。[投票]
★3アパッチ(1954/米)昔の西部劇によくあるずーっと鳴っている音楽に辟易しながらも、画の作り方は実に上手く、又白人の上から目線が鼻につく以外は話も面白くないことはないので、ダラダラと付き合っていたが、どこまで行くのだろうと心配になってきた所でラストに突入。ラストは良かった。[投票]