★5 | 否応無しの出立から瞬く間に孤立無援の無限彷徨に叩き込まれる。ワンカット縛りは状況が希求する枷だと思う。シーン毎の色彩設計が秀でる撮影もだが、文字通りの死屍累々を現出させた美術が特筆。難事を乗り越え語らずの故郷を思う。彼の中の何かが変わった。 (けにろん) | [投票(3)] |
★5 | ワンカットと物量が合わさり、正しい演出がなされた時にここまで衝撃的になるとは思わなかった。セリフも最小限で、正に視点で体験する映画。見て欲しい。 (t3b) | [投票(2)] |
★4 | 美しさと凄惨さの対比は見事。キューブリック作品、スピルバーグ作品等を彷彿させることも評価のポイントとした結果、もやもや★4点。 [review] (のぶれば) | [投票(5)] |
★4 | オープニングカットの草原からカメラが引いていくと、仮眠している兵士が現れる。上官に起こされ、連れていかれて指令を受ける。そこから徐ろに、怒涛のようにミッションが開始する。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 顔に寄ることで割られるカットは、映画を感情によって地形が起伏する幻想文学にする。起伏の恣意性は究極のサバイバルアタック的な障害物レースに男を投げ込み、幻想と障害物の組み合わせから供給されるのは、遊園地のようなノスタルジーのエートスだ。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★4 | 鑑賞後の、歯になんかはさまってる感。88/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★4 | 疲れました…。人生で最も長い徒歩75分。 [review] (るぱぱ) | [投票] |
★3 | 伝令の苦労よりも、撮影スタッフの苦労ばかりが目につく。 [review] (ペンクロフ) | [投票(6)] |
★3 | サム・メンデス監督よく頑張った!インタビューとかでもワンカットへのこだわりを語ったりしてますが、ワンカットだったら面白いわけではないのはわかっといてね。 [review] (deenity) | [投票(5)] |
★3 | サム・メンデスは、やはり英国の舞台演出家だ。彼の演出には、常に舞台的な香りが漂いそれが独特の違和感として残る。例えばこの物語にしてもそこに汗を感じるかといえばどうか?ゼロだ。戦場の部隊の匂いよりもむしろ戦場が題材の舞台の香りがするのだ。 [review] (ナム太郎) | [投票(4)] |
★3 | 草原。トラックバックして、寝ている兵士。主人公ジョージ・マッケイは、木にもたれてる。塹壕の中、コリン・ファース将軍に会うために、幕の中に入った時に、完全な黒画面があり、こゝでまず切っているのだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★3 | 予告編が意味を成さない映画。どうしてもシーンを切るので(予告編だからな)、普通の戦争映画にしか見えない。
[review] (G31) | [投票(3)] |
★3 | 用意された四角い箱庭の中をただ歩いているかのような緊張感のなさ。テーマパークの歩行型アトラクションのような。少し移動すると劇的に場面が変わることも、どこかファンタジーのようで嘘くささが目立つ。舞台を戦場にする必要性が感じられなかった。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★3 | 演出自体は目を惹くし、作品自体も概ね満足いく。だからもう一歩踏み込んだ物語性がほしい。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | 『プライベート・ライアン』のほうがよっぽど面白い。サム・メンデスの負け。 [review] (トシ) | [投票(1)] |
★3 | 「ワンカット風」ばかりがクローズアップされるが(というより、それをウリにしてる)、やはり見どころがそこに集約されてしまっている。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★3 | 腰辺りにへばりつくカメラがどうにも好きになれず,時折り挿入されるパンやチルトでふと思った。あー,出来の良いジオラマを見てほしいんだな。 (もーちゃん) | [投票] |
★3 | 皆様のおっしゃる通り以上のことは何もない映画です。 (K-Flex) | [投票] |
★3 | ロジャー・ディーキンススゲェ!ジョージ・マッケイガッツポーズ!しかしすべてはラストの戦争のむなしさを描くためでした。裏方さんたちに惜しみない拍手。 [review] (jollyjoker) | [投票] |
★3 | ビジュアルイメージ先行型。諦めなければならなかった所を情熱だけで出したゴーサインは、映画の内容そのものだ。そこには功名心もあったのだろう。半分成功したが、半分はアウト。☆3.7点。 (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★2 | “1917年”なんて、ぜんぜん関係ないじゃん、などと野暮なことは言わない。それ以前にこの映画、何をネタに客を感動さるかという「戦略」と、そのネタをどう伝えれば客が喜ぶかという「戦術」の関係が破たんしている。観終わってなんかモヤモヤするのはそれが原因。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★2 | リアルな時間、空間、臨場感、事件を演出しようとして、却って貧相な映画的作為が浮き彫りになってしまうというか。映画のリアルって絶対こういうことじゃない。言葉は悪いが、ディズニー・リゾートのアトラクションに乗っている気分になった。ハッタリの極みの果てにリアルを顕現させて欲しい。「心」を感じない、この監督らしい映画。 (DSCH) | [投票(2)] |