★3 | 既婚者からすると、この距離感はスゴイ分かる。「この人とはもうダメだ」と悩んでいたら、いつの間にか許してたりする。時の流れと人間の愚かさ、そこに垣間見える人間模様…。もっと眺めていたいと思わせる逸品。 73/100 (たろ) | [投票] |
★3 | あて書きかと思わせるほど各役者がピタッとはまっているが、どれもこれもピタッとしすぎて予想外が無いのが苦しい。どこかに破綻があったら芸術作品になり得た…かも…。いや、そもそもそんなの狙ってないか。 [review] (ロープブレーク) | [投票] |
★3 | 夫婦とは、愛と憎しみの化かし合い。男は無様に、女は堂々と。☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★4 | こんなどうしようもない男の存在をあっさり成立させる浅野忠信。こんなどうしようもない男を支える姿に全く無理のない松たか子。この二人だけでもう充分だった。 (カルヤ) | [投票(2)] |
★3 | これもひとつのバカップル像ですね。 [review] (きわ) | [投票] |
★4 | 脚本は原作を忠実にたどっている―といっても原作は短編なので追加の物語がいくつか入っている―が、一歩踏み込んで映像表現しており、原作より分かり易い。 [review] (KEI) | [投票] |
★4 | 本当に広末涼子なのか? 本当に根岸吉太郎なのか?? 本当にフジテレビなのか??? [review] (ぐるぐる) | [投票(1)] |
★4 | 役者も美術も映画世界も、なんて面白い…!美しさから、女の強さから、なかなか目が離せなくなる、巧い作り。太宰治は大嫌いなんだけどね… (あちこ) | [投票] |
★4 | 前半は凡庸に感じたが、後半に一気に盛り上がりを見せた。汽車に乗って遠くの宿へ行ったり、知らない街を歩いたり、というシーンで映画の中の世界が広がったのが良く作用したと思う。広末が好演していて言い意味でびっくりした。こういう役のほうがいいじゃん。 [review] (agulii) | [投票(1)] |
★3 | 面構えは立派な映画だとは思う。ただもうちょっと情感が強い方が好みかな。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 小説と同じラストのセリフを、ほう、こう生かしたか。原作とは実は意味が変わっているのかもしれないけれど、これでよいと思う。少なくとも、「映画」にするために闘った痕が見えるもの。 [review] (ツベルクリン) | [投票(2)] |
★4 | 薄っぺらな男たちとけなげな女が繰りなす、滑稽で素朴な男女の仲。役者の配置が絶妙。20091201 [review] (しど) | [投票(1)] |
★3 | しっかり純文学している。せりふ回しが終始空まわりしているあたりが、いかにも純文学っぽくってよい。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★3 | 松たか子も勿論いい(心を感じる)けど、自分には浅野忠信が面白い。いや、映画の中のこの人はいつも面白いんだけどね。何がどう面白いのかは曰く言い難い。でも面白い。セリフを喋っていても、天然の道化の如き愛嬌をふりまく。可愛い男がそこにいた。 (鷂) | [投票(3)] |
★4 | 妻は、ただ耐える分けではなく、献身的にふるまう分けでもない。「死」への恐怖と憧れに突き動かされる男(浅野忠信)に対し、妻(松たか子)は本能で反発するかのように「生」への衝動で行動を起こす。それは脆弱な理屈などではなく、倫理さえも超越するのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 「ちょっと、お父さん。娘になにやらせてんのよ。」と、ポウセは思った。「いやぁ、杏も大人になったなぁと思ってさ。」と、父はじっくり動けと指示をだした。 [review] (ピロちゃんきゅ〜) | [投票(6)] |
★5 | 冷めたグダグダの果ての手と手を繋いでの一過性の休戦。連綿と続く男と女の腐れ縁への諦念は生な野郎が語っても小賢しい。根岸には未だ及ばぬにせよ溝口・成瀬の先陣を追って欲しい。役者も良いがオーソドックスな映画美術も堪能した。 (けにろん) | [投票(4)] |
★3 | 立派だと思う。美術にしても照明にしても正しい予算の使い方がされていると感じる。松たか子も妻夫木聡も広末涼子もいい。しかし突出に欠ける映画だ。何の情感にも寄与しない、画面を埋めるためだけの不用意なクロースアップ。浅野忠信ひとりがそれに耐え抜きえている。ここでも「映画」を最も分かっているのは浅野だ。 (3819695) | [投票(2)] |
★5 | 予告編で見たラストのスティール写真が絶品で、その色彩感覚と構図の素晴らしさ、そしてやるせない男女の愛の在り方を一瞬のシルエットでとらえた映像は、
[review] (セント) | [投票(4)] |
★3 | 一番の不安材料だった広末涼子が、今回は愛人役をきちんとこなせていたので安心して観ていられた。 [review] (青山実花) | [投票(3)] |
★4 | 松たか子は明るくきびきびと働く演技だけしか不可能かと高を括っていたが、思いのほか妻としての強さを見せ付ける。広末涼子も相変わらず幼い演技だが、松とすれ違うときの悪魔的な微笑に戦慄を覚える。これらを女優たちから引き摺りだせた根岸監督、まだまだ侮れない。 [review] (水那岐) | [投票(4)] |
★4 | 取り立てて良い所は無いのに、なんだかとっても良いちゃんとした映画。おかしいな?根岸吉太郎なのに。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★3 | ところで。 [review] (TW200改) | [投票] |
★5 | 戦後日本の女性の性を見事に描ききった大作です。心に響き渡る遠雷のような衝撃でした。 [review] (chokobo) | [投票(3)] |