★4 | クリント・イーストウッド監督のねとーっとしたまなざしは大抵の場合意地悪で不愉快ながらも目を離せない引力があるのだが、この映画では終始暖かい印象を持っているのは制作陣にスピルバーグが混じっていることが大きな要因なのだろうか。 (サイモン64) | [投票(1)] |
★4 | あんな料理教室があったら通ってみたい。 (TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 美しさと、余韻がとても良い。題材と冒頭からくる印象とは違って、とても穏やかな作り。 (あちこ) | [投票] |
★4 | ジミー大西の魂を眺める享しみを可能にする技術的欺瞞は、暗愁も久しい彼の顔面に微笑が宿るに至り、造形の官能性で以て不毛な自然のスペクタルを圧倒する。その様子を宇宙の中心たる料理教室からシェフが牧者のようなまなざしで見守っている。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | どこか醒めたような調子で最後までいく。観ているほうも傍観者になってしまう映画。 (モロッコ) | [投票] |
★4 | なんかちょっと強引な終わり方のような気もしますが、全体としては素晴らしい作品でした。(2011/10/13) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 間違っても、丹波哲郎みたいにならないで欲しい。 (らーふる当番) | [投票] |
★4 | 宣伝では大作のような扱いだが、基本は穏やかで美しい物語だ。たぶん意識して加工された抑え目の色合いが作品とマッチして効果的。皆、心に小さな哀しみを持っており、それを互いに支え合って生きている。マットの存在は出しゃばりすぎず、かといって埋もれもせず、実にいいポジションにいる。そして何より半分以上をフランス語で埋めた本編の英断に拍手。 [review] (tkcrows) | [投票(3)] |
★3 | 主人公の描写はまだ許されるが、私としてはヒロインの心の向かい方がどうにも腑に落ちなかった。☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★3 | 映画的快感に溢れた作品とは言える。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 「本物」を生のTV映像で見たその日に鑑賞。ちょっと自己嫌悪になりながらも、「生きている今」のありがたさを噛みしめている。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | 見応えのある部分と御座なりな部分が混在している。イーストウッド作品にしては珍しく中だるみを感じた。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 津波のシーンとか、無駄に対策っぽいなぁと思ったらスピルバーグがプロデューサーか。でも人間の描き方はイーストウッド節。 (stimpy) | [投票] |
★4 | セシル・ドゥ・フランス演じるマリーと監督をつとめたクリント・イーストウッドの生き方が重なって見えた。 [review] (田邉 晴彦) | [投票] |
★4 | とにかく津波のシーンがものすごい!それだけでも見る価値あり。あとは淡々と。ソフトに霊界をにおわせる。 (りゅうじん) | [投票] |
★3 | 圧巻きわまる天災の迫力と、有無を言わさぬ人災の不意打ち、そして迷走する脚本の不出来ぶりのみ印象に残る困った映画なのだが、前後の脈略など気に止めることなく切々と画を作り、淡々と話を進めるイーストウッドの超ストーリーテラーぶりに呆れつつも感嘆す。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 拠り所を失い彷徨う魂のミクロな邂逅の物語がスペクタクルを混じえた巨視的視座で語られつつ、でも、あくまで奥床しいあたりがキェシロフスキ的とさえ思わせる。達観したかのような新たな境地を垣間見せたイーストウッドに驚愕した。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | 映像表現がうまい。バカンス中のけだるい明るい朝。太陽がいっぱいに入りこもうとしているベッドの表情の柔らかさ。そっと女はベッドから降り、朝市に土産ものを買いに出かける。本当に自然だ。すーと映像に入ることができる。
[review] (セント) | [投票(7)] |
★4 | 確実に、そして当然とも言えるイーストウッドの変化。まるで村上春樹みたいな話だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★5 | 人は分かり合えない。理想郷も存在しない。 [review] (ドド) | [投票(2)] |
★3 | 欧州キャストが失敗している。『ミュンヘン』のスピルバーグや『イングロリアス・バスターズ』のタランティーノほどのヨーロッパへの執着がイーストウッドにはないにしても。 [review] (shiono) | [投票(1)] |
★4 | マイケル・オーウェンズの最高傑作。人々や建造物をことごとく薙ぎ倒し呑み込んでゆく津波がかつてないディザスタ・パニックの光景を呈示する。セシル・ドゥ・フランスが息を吹き返す場面で炎上する船舶を後景に見た仰角カット、地下鉄駅から煙が溢れ上がる俯瞰カットも『鳥』に迫る黙示録的画像である。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★4 | 信頼のクリント印だが、これを認めるわけにはいかない。 (TM) | [投票] |
★3 | イーストウッドの熱を感じない。『チェンジリング』や『グラントリノ』は溢れんほどに、そして『インビクタス』でも感じ取れたその熱がない。それをマイナスと感じるか、それはそれで良しとするかで評価が割れると思う。 [review] (Master) | [投票] |
★4 | まあ作風自体はいつも通りといえばいつも通りの、あまり力みのない感じ。ただし、出来上がった映画は一風変わった謎の代物である。パンフに載ってる黒沢清と青山真治の評が的確すぎて、それ以上のことは何も言えないんだが。 [review] (赤い戦車) | [投票(4)] |
★3 | ウェブサイト消せよ。67/100 (たろ) | [投票] |