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[コメント] 仁義なき戦い 頂上作戦(1974/日)
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★3完成度ならぬ破壊度で頂点を極めた第3作を着物の表地にたとえれば本作は裏地。抗争全体を表現する間はその余裕もなかった下っ端やくざのパーソナルな部分にも目が届く。戦いの無意味が俯瞰的に見えてきた二人の巨頭の会話で祭りの終わりが見えて寂し。 (ジェリー)[投票]
★3このシリーズ、戦後の極道社会の変遷を局面ごとに辿っていて興味深い。前作『代理戦争』で政治化して繁栄を謳歌したヤクザの世界は、市民社会の成熟とともに"反社"として退けられていく。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4大局を知らぬ尖兵たちの殺し合いと騙しあいが入り乱れたシリーズの第3部と本4部で描かれる代理戦争の顛末はラストの文太の台詞で祭の終焉とでも言うべき徒労と挫折をもって完璧に締めくくられた。大向うを唸らせる大団円を牛耳る役者魂の相克。 (けにろん)[投票(3)]
★4引力としての暴力と斥力としての経済力。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★3岡島組長(小池朝雄)の恩師は何を思う? [review] (代参の男)[投票(2)]
★3菅原文太にもうちょっと暴れてほしかった。蓄積されたフラストレーション(特に金子信雄に対しての)を発散できず。 (赤い戦車)[投票]
★5開いた窓から舞い込む雪片。スラム・結核・ヤクザ…全ては豊かさの中へ消えてゆき、男たちの闘争も徒労に。戦争で死に損なった彼らに、この時ようやく終戦は訪れたのかもしれない。 ()[投票(3)]
★3今回はとうとう開戦したもののロクな戦果もなく、内外の厭戦感と共に只疲弊してゆく過程を描いている。それでも魅せてしまう力量には感嘆するが、結局主人公もなすすべなく、一寸観客としては辛い。☆3.7点。 (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★3実は私が初めて本シリーズを観たのは本作で、何だか訳が分からなかったという印象しかなく、それで長いことシリーズを観てなかったという経緯もあります。 [review] (甘崎庵)[投票]
★2「お前が真っ先に死ぬべき」、うん、よくぞ言った。 (kenichi)[投票]
★3智に働けば角がたつ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくにこの世は住みにくい。極道にぴったりの言葉 (TOMIMORI)[投票]
★3成田三樹夫の欠場、菅原文太の途中退場を受けて映画を盛り立てるはアキラ小林。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(7)]
★4戦いの持つ「興奮」の裏には常に「空しさ」があり、このシリーズの1、3作目は「興奮」を、2、4作目は「空しさ」を前面に押し出しているように思えます。祭は始まるまでが一番楽しい。ましてやそれが抗争であったならいかほどか。 [review] (Myurakz)[投票(5)]
★4ここまでくると何が抗争の発端だったかなんてきれいさっぱり忘れて、自分も組の若い者状態で無意味ハイテンションになる。 (バーンズ)[投票]
★3山守、槇原、あんたら死んだらええじゃない。 (TO−Y)[投票]
★3タイトルは刺激的なのだが… [渋谷エルミタージュ] [review] (Yasu)[投票(1)]
★3ここまで来ると表現がワンパターン化してくる。主役のはずの広能が全然活躍しない(というか彼はこのシリーズの語り部的存在なのでこれは仕方のないことだが)。「原爆スラム」を描いたことに監督の意地を感ずる。 [review] (ジョー・チップ)[投票(2)]
★3話もカメラワークも落ち着いて来ましたね! [review] (billy-ze-kick)[投票]
★4それでも、昨日より若く。 [review] (町田)[投票(2)]
★3遂に始まった血で血を洗う抗争劇も蓋を開ければ一進一退。戦いの果てに待っていたのは結局世の中金が物を云う現実。菅原文太小林旭のあの疲れた顔。観ている側も思わずあんな顔に。それにしても、成田三樹夫は何処へ消えた? (マッツァ)[投票(2)]
★4この終わり方はなかなか良いと思われる。 [review] (ハム)[投票]
★4みんなワルな顔しとるのう。 [review] (G31)[投票(4)]
★4貧乏を抜け出したいがために利用され、裏切りをはたらく小倉一郎の子供のような純な目が印象的。加藤武の小心ぶり、小池朝雄のエロっぽっさも良かった!今作は、総じて主役級より、脇役に目が行った。もっと文太を!!! (worianne)[投票(3)]
★4小倉一郎の青い春は短いながらもひどく悲しく痛々しい。 (モン)[投票]
★4これだけ超大物スター揃い踏みの中で、圧倒的な存在感を放つ小林旭のスゴさ。だけど広島弁は出演者(みんな相当ウマイです)の中でも一番ヘタ。 (ニュー人生ゲーム)[投票(2)]
★4完全戦闘状態でシリーズ中、最も仁義のない戦いが繰り広げられる。神戸の巨大組織・明石組の出先機関、岩井(梅宮辰夫)が最後まで仁義を通すのが印象的。・・・原爆スラムの若者(小倉一郎)が、本当に撃ちたかったのは己の置かれた現実。 (ぽんしゅう)[投票(8)]
★3代理戦争』を見た時も思ったけど、なんかこのシリーズは1作目以降、どれがどれなのかさっぱりわからなくて混乱する。見てる最中は特につまらないわけでもないけど、見終わった後、あらすじが思い出せない。 (Ryu-Zen)[投票]
★4「わしらの時代は終わったんじゃ」・・・いいや兄貴、今の東映にゃ美学がないけんのう、戻ってきてくれい!(震える足に雪駄が淋しい) (sawa:38)[投票(4)]