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[コメント] 浮き雲(1996/フィンランド)
- 点数順 (2/2) -

★4重苦しい雰囲気だがちょっと間抜けなコメディタッチなのが粋。応援歌的な映画はこういう方がグッと来る。 (ビビビ)[投票]
★4夫婦や友人の間で、言葉を費やし説明しなければならないような状況が生じたとき、その関係の終わりは近い。我々はそのことをよく知っているからこそ、この寡黙な映画の中に心地良い安堵感を見出せるのだろう。 (ぽんしゅう)[投票]
★4こういう毒を廃したオーソドックスな物語を志向せざるを得ないところにカウリスマキの転回というより限界を感じた。50年代アメリカ映画を明らかに意識した序盤は巧すぎてかえって作為的だ。それでも煙草で決めた鮮やか過ぎるラストには確かにやられた。 (けにろん)[投票]
★4アキさん、いい人ぶったね。それもまたよし。 (stereotype)[投票]
★4暗鬱な情景も物憂げな人物もどこかしら冷淡で何かしら暖か気なムードの中で描かれている。最後に見せる口元が歪む程度のささやかな微笑、それこそが人生至福の時。 (drowsy)[投票]
★4主人公夫婦が社会との強い連関を当然のようにしてまとっている本作において、ハッピーエンドは偶然でしかない。 (goo-chan)[投票]
★4ほっとした。 (ぱんな)[投票]
★4二人共、顔からして不幸そうだもん。 (Curryrice)[投票]
★4浮き雲』というよりも、むしろ→ [review] (ボイス母)[投票]
★4せっかくソニーのカラーテレビ買ったのにねえ。 (動物園のクマ)[投票]
★4こんなにアンラッキーな人達を観てなんで可笑しいのか>自分。 彼女がずっと着ていたコートの赤、ソファーの赤が目に焼き付いてます。  (しーた)[投票]
★4このとぼけた感じがいいですね。 (_)[投票]
★4なんとなく過ぎ去る日々に尺を割いて、ハッピーはさらっと。これが「しあわせのカウリスマキ風」ってことか。 (立秋)[投票]
★4とぼけた味わいは健在。このうまみ、今回は反芻しなくても味わえそう。 (TM)[投票]
★4こういうさりげなく愛を描いちゃうのっていーよなー。静かな感じだけど、心に残ったのはすっごく明るい感じ。夫婦喧嘩の後に観るべき作品。 (MYU)[投票]
★4カウリスマキ流、非悲愴貧乏大脱出!! (花芙花)[投票]
★4とことんハズされているようなカット、落ちていく感じ、好きです。ラスト近辺でいきなり「魚を調理する」凄まじく(笑)生気のあるシーンが挿入されたのにびっくり。 (nene)[投票]
★4例によって台詞の少ない、とぼけたような哀しいような作品。明るく終わるのはやや意外だった。 (丹下左膳)[投票]
★4 あんまりしゃべったりする映画じゃないが、寡黙さが味を出している映画だ。 (このみ)[投票]
★3あらすじにもあるようにやっぱり『自転車泥棒』が意識されていたか。 [review] (24)[投票(2)]
★3失職や失恋などによる不安や絶望からの逆転劇を、静かに、メランコリックに、そしてユーモラスに描く。お約束事の世界のあまりにも律儀な踏襲は、ほとんど水戸黄門的。 (crossage)[投票(2)]
★3新珠主演で百辺ほど観たような話で、そこから愁嘆場を消してユーモアを加え、地獄巡りに耐力のない観客にどう観せるかに腐心しているげな印象。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3次の日、次の週、次の年、先の「保身」をはかっておかないと生き残っていけない世知辛い世の中で、歯を喰いしばりながら一日一日を懸命に務め、生きていくこと。生活者の底にある力強さを噛みしめる。なんとも苦い。(★3.5) (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★3揺れ動くこころが、抑制された表情の奥に隠されることによって、逆にこちらの好奇心を誘い出されはするのだが、それでも喜怒哀楽はもう少しわかりやすいほうが好み。苦い煙草と旨い煙草の対比にはしみじみとする。 (よだか)[投票]
★3人生は遠回り。遠回りをするのが人生。[Video] [review] (Yasu)[投票]
★3夫が情けないですね。それに比べて妻の逞しさ。 (マッツァ)[投票]
★3フィンランド?全然分からなかった。ラストは救いだった。 (RED DANCER)[投票]
★3最後のシーンがジーンときた。退屈で途中で見るのやめる人がいそうだけど、もったいないよ。 (mize)[投票]
★3酒と煙草と男と女 (扶桑)[投票]
★3人生、山あり谷ありです。 (K.T)[投票]
★2淡々とした流れを退屈に感じてしまった。 (NAO)[投票]
★2やっぱり『レニングラード・カウボーイズ』 (ポッツィ)[投票]
★2フィンランド版『素晴らしき哉、人生!』。 (ウェズレイ)[投票]
★2淡々としすで山場がない。何がいいのかさっぱり。なんとなく、『ニューシネマ・パラダイス』好きかどうかでアキ・カウリスマキかどうか分かれそうと思えた。2002.12.23 [review] (ハイズ)[投票]