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MSRkbさんのお気に入りコメント(8/10)

ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う(2010/日)★4 やたら雨が降る東京。確かに竹中直人佐藤寛子の関係性を焦点として見れば物足りない。佐藤を「天使」とまで呼ぶには、むしろ竹中側にもうひと押しの演出が必要ではないか(本当の天使は東風万智子。リアクション芝居の軽さがいい)。しかしこれは傑作。巻頭からトップギアだが後半部こそが凄まじい。 [review] (3819695)[投票(4)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★4 アクションの連発だけでぐいぐいおしてくる勢いはないが、その分ドラマに味がある。とりわけニュージェネレーションに対しての、彼のとまどいと信頼の交錯する思いを正直に描いているところがよい。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★5 やはりジャッキー・チェンはアクションに「感情」を宿らせる天才。感情とひとつになったアクションは単なる運動美を超え、生きた物語を紡いでゆく。 [review] (ペンクロフ)[投票(20)]
香港国際警察 NEW POLICE STORY(2004/香港=中国)★5 ジャッキーが香港に帰って自身が最高傑作と認める『香港国際警察』の続編を撮った!これだけでもうワクワクするなって方が無理だ。レビューは劇場で笑いが起きたシーンと、ラストシーンについてバス並に暴走気味のコメント。 [review] (ごう)[投票(26)]
ダーティハリー4(1983/米)★3 えっ!ホントにそんなことでいいのぉ?キャラハン!! [review] (Shrewd Fellow)[投票(7)]
ダーティハリー4(1983/米)★5 イーストウッド+ブルース・サーティーズの特質がもっともよく出たシリーズ中一作目に次ぐ傑作。空撮、海の見える風景、忌まわしい過去、痛めつけられる主人公、必要以上にロー・キーの画面。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独)★4 このキルスティン・ダンストの美しさはどうだ。虚ろな表情もたまらん。就中、第二部における飾り気を欠いた髪型と衣裳の彼女こそマイ・ベスト・ダンストと認定したい。これまでダンストを醜女であるかのごとく罵ってきた輩どもから前言撤回の念書を取るべく、私はこの一作を引っ提げて諸国を行脚しよう。 [review] (3819695)[投票(4)]
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独)★4 世界三大珍味監督の一人、絶望好きのラース・フォン・トリアーが描く「揺らぎから絶対」。人にはオススメできないが、俺はめっちゃ楽しかった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独)★4 なんと狂おしい情念に満ちた映画か。トリアーは自らの思い描く世界を完膚なきまでに具現化してみせた。描かれていることへの好悪は別として、この完成度は認めざるをえない。ワーグナートリスタンとイゾルデ』前奏曲の執拗な反復は次第にトリアー版『ヴェニスに死す』とも呼べる圧倒的陶酔、ロマンティシズムへと至る。 [review] (赤い戦車)[投票(2)]
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独)★5 なんと醜悪にして美麗なフィルムの残影か。精神に軋みを生じ、すくってもすくっても浮かび上がる人間の醜さが、『トリスタンとイゾルデ』のメロディに乗って周囲の世界をも呑み込んでゆく。醜さとは人間の弱さであり、それが他者に向け牙を剥いたとき最も恐ろしい存在へと昇華する。冒頭のスチルのようなコラージュ・アニメを味わうだけでも映画的感興を充分に呼び覚まされるし、ラストには鳥肌が全身を走り抜けた。 [review] (水那岐)[投票(4)]
メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独)★4 1部は悪意と諧謔が混在するブニュエル由来アルトマン経由のパーティ映画として圧倒的な密度だが、その多様な悲喜交々が放棄され鬱病人間こそが終末に対峙し得るという2部のテーゼは余りに単線で唐突。トリアーの断定癖が今回は空疎に見える。 (けにろん)[投票(4)]
燃えよドラゴン(1973/米=香港)★5ブルース・リーは、映画で世界を大きく変えた」とは江戸木純さんのお言葉。100%同感です。 [review] (ペンクロフ)[投票(26)]
マチェーテ(2010/米)★4 冒頭のメキシコパートと国境での「狩り」シーンにおけるケレン味たっぷりな凶悪ぶりを見せつけられるにつけ、復讐劇への期待は最大限に高揚したが、クライマックスのアクションがやや軽く、カタルシスに欠けるのが残念。 [review] (緑雨)[投票(6)]
マチェーテ(2010/米)★4 ロドリゲスの強みはメキシコを内なるものとして扱える出自にあることを今更ながらに理解する。ここで「メキシコ」および「米墨国境」自体が映画的な何かであることについての説明は試みないが、メキシコを憧れの地として見ることができてしまうペキンパー的な対メキシコ距離感を彼は持たないということ。 [review] (3819695)[投票(5)]
マチェーテ(2010/米)★3 「メキシコ人を舐めるな!」の啖呵一点張りを、バンデラス的セレブでなく岩から削りだしたようなトレホのマイナーかつ絶対的な攻撃性をまとったラテン風貌とざらついた土臭い佇まいの迫力に代表させる的確。ちぎっては飛ばされる悪役陣のバタ臭い風体も確信犯で大いにハマってるし、ミシェルの格好よさにはグゥの音も出ない。こいつは逝けるかもしれないと思ったがそうは問屋がおろさないのがロドリゲス・・・嗚呼。 [review] (DSCH)[投票(7)]
キック・アス(2010/英=米)★3 少女(殆ど幼女という印象さえ時に受ける)の口にするダーティワードや暴力(予想より露悪的でなく、単にリアル)は不思議なスパイスとしてまぁいいかと思えてしまうが、それより倫理的かつ映画的な違和感を覚えるのは、過激な行動の一方で主体性が曖昧な点。 [review] (煽尼采)[投票(7)]
キック・アス(2010/英=米)★4 この映画で最も過酷なエモーションを引き受け、またそれに応えるアクションとルックスを持った人物とは、云うまでもなくクロエ・モレッツさんである。父親が大好きでたまらないという年齢(不?)相応の女の子らしさと、口汚い殺戮機械ぶりが自然に同居すること。その異常に無自覚なさまが哀しく美しい。 [review] (3819695)[投票(10)]
キック・アス(2010/英=米)★5 色々文句を言っても、半ば暴力的に「面白い」の一言でねじ伏せられてしまう。 [review] (甘崎庵)[投票(12)]
震える舌(1980/日)★5 此岸の『エクソシスト』 [review] (ペンクロフ)[投票(7)]
エクスペンダブルズ(2010/米)★4 見ようによっちゃ、とんでもない皮肉映画。でも、こんなのが作れる人は今や本当に貴重。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]