赤い戦車さんのお気に入りコメント(9/49)
新仁義なき戦い 組長最後の日(1976/日) | けにろん) | 新シリーズ3部作では最もまとまりがあるが、登場人物たちが義と侠の間で煩悶せざるを得ないあたりテイストが実録から任侠に逆戻りの感。材料出尽くしの果ての後退にしか見えないところが苦しいところだ。 ([投票(2)] |
ゼロ・グラビティ(2013/米) | review] (ゑぎ) | 90分強のノンストップアクションムービー。この尺に対する志が嬉しい。画面が少々煩い、という点が玉にキズではあるが、圧倒的な瓦解の映画としても興奮する。 [[投票(8)] |
ハスラー 2(1986/米) | ザ・カラー・オブ・マネー』にした方がずっと粋でカッコいいぞ。日本の観客はトム・クルーズ好きが多いから肩透かしを喰らったのかも知れんし、或いは名作『ハスラー』の続編というリスクがあまりにも大きかったので評価が今一のようだが、僕なんかは寧ろ一作目より面白かったぞ! [review] (SODOM) | 邦題をもっと工夫してくれ〜! 原題のまま『[投票(5)] |
ハスラー 2(1986/米) | ゑぎ) | クレーン・ショット、トラベリング、パンニング、ズーミング、或いはそれらとモーションコントロールの組み合わせ。全て驚異的に狂気的だ。これ程見事なカメラ・ワークを持った映画はちょっと思い浮かばない。スコセッシ+バルハウスの才能の結実。 ([投票(2)] |
柔道龍虎房(2004/香港) | disjunctive) | 乱取りでアーロンもルイスも微笑み合っちゃって、ああっ、もう、イヤっ!――なウェス・アンダーソン meets 鈴木清順。相変わらず訳がわからんが、相変わらず素晴らしい。 ([投票(3)] |
柔道龍虎房(2004/香港) | review] (movableinferno) | これが映画。これこそが映画なのだと私は思います。そして、何かを愛し志すこと、その気狂いじみた情熱への無限の賛歌。美しい。美しすぎるよ。(06.06.16@第七藝術劇場)(reviewは書きかけです) [[投票(2)] |
オーソン・ウェルズのオセロ(1952/米=仏=伊=モロッコ) | 寒山拾得) | ディープフォーカスの華麗な構図が、ソ連のサイレント映画のような性急な呼吸で数珠つなぎにされる贅沢。地下水道を小走りに行く子犬を、タルコフスキーは引用したのだろうか。シュールな冒頭の葬儀もトルコ風呂の暗殺も忘れ難い。 ([投票(3)] |
暴走パニック 大激突(1976/日) | ペンクロフ) | 銀行は強盗されるためにある。車は暴走したり人を撥ねたりひっくり返ったり爆発するためにある。女は脱ぐためにいる。この映画には夢がある。 ([投票(2)] |
冬物語(1991/仏) | 寒山拾得) | 歪な性格の主人公に付き合っていられたのは、どのショットも一幅の絵になる見事な撮影から目が離せなかったから。そして最後には、彼女のような不幸と幸福もあるものだと得心させられる。映画の力を感じた。シェイクスピアの舞台の撮影が特に印象的。 ([投票(1)] |
スウィートホーム(1989/日) | 山城とか古舘とかのお茶の間タレントを持って来たキャスティングのセンスがいい。それを伊丹十三が出てきてぶち壊したのもご愛嬌。海外の「お化け屋敷」ものを日本の風土に移植してまがりなりにも成功している。 (けにろん) | [投票(4)] |
アメリカ、家族のいる風景(2005/独=米) | サム・シェパードが馬を走らせるシーンから画面には痺れっぱなしになってしまった。ベタベタの映画愛、西部劇への憧憬が溢れ出していて気恥ずかしくなるぐらいだが、全てのシーンが格好いいし嫌らしさが全然無いので赦せてしまう。いや、とても愛おしい。 [review] (ゑぎ) | もう冒頭の[投票(1)] |
荒武者キートン(1923/米) | review] (ゑぎ) | 馬車のような客車を引っ張る蒸気機関車の装置としての面白さ! [[投票(6)] |
審判(1963/独=仏=伊) | review] (くたー) | 醒めやらぬ悪夢のような執行猶予。 [[投票(6)] |
ミリオンダラー・ベイビー(2004/米) | review] (pori) | イーストウッドの正義にまつわる冒険。 [[投票(8)] |
上海から来た女(1947/米) | リタ・ヘイワースに魅惑されて主人公が迷い込んだ場所、そこはまさに偽りだらけの鏡の国。鏡を一枚一枚撃ち抜くことで、やっと真実が見え始める。 (AONI) | 鏡に映ったものが全て真実とは限らない。それが鏡部屋ならなおさらだ。美しき[投票(5)] |
人生の特等席(2012/米) | ロバート・ロレンツ『人生の特等席』のおよそ第一回監督作品に似つかわしくない恐るべき豪胆さとは、その衝突の物語を、字義通りすなわち物理的な意味での「衝突」を主たるモティーフに据えて語る映画設計にある。 [review] (3819695) | 「父娘の衝突と和解を描いた映画」という乱暴な要約を拒めないほど簡単明瞭な物語を持った[投票(5)] |
パリところどころ(1965/仏) | review] (junojuna) | パリという多彩な舞台装置が主役のSO-SOオムニバス [[投票(1)] |
パリところどころ(1965/仏) | review] (煽尼采) | 個々の短篇に於ける<室内/街中>の切り替えによるドラマの転換の仕方が面白い。街を歩く場面は、時にシークェンス間を繋ぐ転換点、また或る時はそれ自体がシークェンス、等々。 [[投票(1)] |
さすらい(1976/独) | 蒼井ゆう21) | 出てくる人の動きが度々理解不能で無意味なエピソード多すぎて物語にまとまりがない。決められた動作を撮っていくというよりは何も決められていない動作を撮っていくというが近いので、この映画における物語とは作られるものというよりは発見されるものだと思う ([投票(3)] |
さすらい(1976/独) | review] (tomcot) | ここぞとばかりに言わせてください。「これが映画だ」と。 [[投票(6)] |