jollyjokerさんのコメント: 点数順
怪物(2023/日) | 現代社会の機能不全、家庭内不和、教育の形骸化等、是枝作品の根幹を今まで以上に深めた印象。ただしLGBT問題に触れた点は少々詰め込み過ぎた感が。 [review] | [投票(3)] | |
グレン・ミラー物語(1954/米) | 駆け足で進むストーリーだが、随所の演奏シーンが良い。真実はわからないが、ミラーが直感の人或いは楽観的人物として描かれており、彼の音楽がイヤミのないものであったのが頷ける。そして、業界オンチだった妻のお陰で均衡のとれた夫婦だったのだろう。「美人」代表ではないが、明るくへこたれないヘレンをジューン・アリスンが好演。 | [投票(3)] | |
真実(2019/日=仏) | 「産んだら誰でも母親になれるの?」 「生まなきゃなれないでしょう」。前作で掲げたクエスチョンの回答に、是枝は近づけたのだろうか。 [review] | [投票(3)] | |
ビール・ストリートの恋人たち(2018/米) | アメリカにおける白人以外(特にアフリカ系)に対する差別はウンザリするほど映画にされてきたが、その差別に対抗しながらも希望を持って受け止めるしかない事実をつきつけた。差別される側の強さを見せつけられる。 [review] | [投票(3)] | |
アリー/スター誕生(2018/米) | オープニングのジャックブラッドリー・クーパーのライブシーンは圧巻!光の取り入れ方、ジャックを負うカメラ、音と映像・観客の融合は、ライブならではの扱い。但しシナリオが弱い。酒で持ち崩すジャックの内面が弱いのだ。 [review] | [投票(3)] | |
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米) | 水のように型にはまらず柔軟な心が愛を育てる、てな作品でしょうか。抑えたグリーンの色彩や冷戦時代の雰囲気などのプロダクションデザインが良いし、サリー・ホーキンス・マイケル・シャノンの目が強烈。ストーリーは残念ながら普通のロマンス。 [review] | [投票(3)] | |
キングスマン:ゴールデン・サークル(2017/英) | 前作を超えたいという、制作人の力の入れすぎが続編の難しいところ。盛りだくさんにしすぎて散漫。チンピラが成長していく前作とは比にならないハチャメチャぶりがtoo much。 [review] | [投票(3)] | |
雪の轍(2014/トルコ=仏=独) | 雪が解けたら閉ざされた心も緩むのだろうか。生き生きとした会話劇はヒリヒリと傷口を広げるように効いてくる。だが・・・。 [review] | [投票(3)] | |
家族はつらいよ(2016/日) | そういうことか、これ、シリーズ化するんでこの流れにしたのか、見え見えだよ松竹。結構笑ったけどな。夏川結衣はいい! [review] | [投票(3)] | |
グラディエーター(2000/米) | リドリー・スコットって、表現したい部分を凝縮して映像化するから、見る側が拡大解釈しないと納得できない場合が多い。でも、人間の精神的葛藤描写が薄いから納得できないんだよね、こっちとしては。 [review] | [投票(3)] | |
シャレード(1963/米) | ファッションには注目だが、好みの問題だがヘプバーンのカマトトぶりがイヤ。むしろ、ウォルター・マッソー、ジョージ・ケネディ、ジェームズ・コバーンの田舎芝居的な面白さが引き立つ。 | [投票(2)] | |
家族(1970/日) | 時折挿入される思い出シーンで秀逸な潮干狩りでの舅と嫁の会話。他人が家族として暮らして行く難しさと愛しさにうたれるのは、お互いをさらけ出しながらも遠慮と信頼があるからだ。 [review] | [投票(2)] | |
ラストタンゴ・イン・パリ(1972/伊=仏) | 当時としては画期的だったという性描写については、時代だったのだなぁという感想。それにしてもマーロン・ブランドが気持ち悪い。 [review] | [投票(2)] | |
フィラデルフィア物語(1940/米) | オープニングのケイリー・グラント とキャサリン・ヘプバーン の別離のシーンで面白くなりそうな予感がするも、その後はグラント の意気地のなさと家族のダラダラが続き、一気に面白み半減。 [review] | [投票(2)] | |
仔鹿物語(1947/米) | 開拓者はたくましいということ。子どもを一人前と認めて役割を与えて育てること。失敗しても責めずに支えること。子役の演技は鼻につくが、児童文学の良作がよくまとまっている。 [review] | [投票(2)] | |
マルタの鷹(1941/米) | ハンフリー・ボガートの声が好きではない。ダミ声でもなく平べったくもないのだが、なんか軽いオトコに感じられるから。残念すぎる。 [review] | [投票(2)] | |
ターミネーター:ニュー・フェイト(2019/米) | え!?何それ、何それ!?で始まるが・・・ [review] | [投票(2)] | |
さらば愛しきアウトロー(2018/米) | クリント・イーストウッドの『運び屋』でも感じたが、年をとっても自分らしく楽しく生きていると、シワまでも美しく余裕ある表情でいられるんだな。レッドフォードもスペイセクも軽やかでキュート。 [review] | [投票(2)] | |
ナチス第三の男(2017/仏=英=ベルギー) | ハイドリヒを描いているようで、後半のレジスタンスのヤンとヨゼフの奮闘に注力している。視点を据えなかったことで散漫な印象になってしまっているし、ハイドリヒの実力と冷たさが今一つ伝わってこない。 | [投票(2)] | |
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ) | 『ブレードランナー』は凄かった、けどそれほどの思い入れもない自分としては、ゴスリングとレトのボソボソしゃべりがいい塩梅で子守歌になった。一つのシーンがもったいぶりすぎて冗長でもある。但し撮影はピカイチ! | [投票(2)] |