★4 | 現場のポテンシャルがビシビシ伝わる気の入った演技のオンパレードと堂に入った美術には心底惚れたが、後半のクロニクルに並列的なエピソードの配置からは意外なほど何も見る者に訴求して来ない。かなわん親爺やっただけじゃ戯れ言にしかならない。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 「知力」が尊ばれ「愛」が魅力と見なされる現代社会の風潮の中で、人は「腕力」を一段低くみなし「金」の力を蔑む。しかし、度を越せば四つの力はいずれも「暴力」に成り得る。生きることへの過剰な思いが俊平(ビートたけし)という怪物を生んだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★5 | 煮えたぎる血。人間の生き様の荒々しさよ。抑制たっぷりの映像、演出。魅入られたように動き回る出演者全員の迫力ある演技。ここ何年来でも日本映画出色の出来。舌を巻く怪作を輩出した。全員に演技賞をあげたい。当時の父親は程度の差はあれ大体こんなもの。 (セント) | [投票(6)] |
★4 | 壮絶な作品です。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | こういう、時代故に物語たり得る人物を正面から描くというのは、崔洋一世代が最後なのかもしれないとも思う。これが現在なら、只の犯罪者なのだから。過去ならすべて免罪されるわけではないのだが、それが時代なのだったのから。 (SUM) | [投票(1)] |
★3 | 荒涼とした自分の暴力を垂れ流すタケシの映画より、役者タケシのこの映画の方が良い。3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 多くの弱者=在日朝鮮人たちがそれでも怪物=金俊平の元を離れられなかったのは、彼に付き従うこと自体が「自由からの逃走」だったからに他ならない。ファシズムの誕生と没落を描き、そこからの脱却を謳い上げた本作は金正日と彼の息子に何としてでも味あわせるべき鉄拳制裁映画である。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | 上映が終わった直後は「本物を観た」という充実感で一杯だった。役者たちも本気ならスタッフもみんな本気だ。彼らのガチンコ度がスクリーンからひしひしと伝わってくるような作品だった。[丸の内プラゼール/SRD] (Yasu) | [投票(2)] |
★3 | 凄い映画だとは思うが、その凄さというのは大方役者の力演によるものであり、映画的な凄さではないような気がする。 [review] (太陽と戦慄) | [投票(7)] |
★3 | 平凡に平和な、暴力と無縁の家庭で育つ。中2の頃、祖父が家で暴れる姿を見た時感じた怒りと戦慄。あ、あれが昭和人間って奴か(偏見?) 2004年12月10日劇場鑑賞(誕生日!) [review] (ねこすけ) | [投票(4)] |