★5 | ものすごく眠かった映画です。ずっとヒロシマが音楽のように流れる。そんな空間、時間、まだ幼かった私にはレネの洗礼はたゆたう心とともに映画の旅を今でもし続けることになる。 (セント) | [投票] |
★4 | 岡田英次の格好よさ、エマニュエル・リバの美しさや彼女が夜の広島を歩く移動撮影。カットを重ねた濃密な冒頭の15分等、表面的な素晴らしさだけをとってみてもその魅力は尽きない。自らを作家ではなく演出家と呼んだ若かりしレネの才気が光る。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 忘れることを悔い、思い出すことで痛む、前にも後ろにも進むことのできなくなった女(エマニュエル・リバ)と男(岡田英次)の逡巡。この明けない一夜の物語は、きっと永遠に続くことだろう。故郷を追われた女と、故郷を汚された男の意識せざる闇依存。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | やってることは間違いありませんけど、この題は誤解されるのでは? [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | せつない戦争の傷跡。 (カズ山さん) | [投票] |
★3 | 不倫も戦争も己の欲望を満たすということで類似しており、どちらも時間が経てばやがて忘却の彼方に追いやられる運命にあることを暗示する。完全に二人の世界に酔って観客そっちのけ(俺だけ?)な中盤はかなりダルいが、最初の15分は見る価値あり。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 「ヒロシマ」という記号、若しくは媒介。 [review] (くたー) | [投票(5)] |
★4 | 忌まわしい過去に傷ついた心に突き刺さるヒロシマの街の風景がサッシャ・ヴィエルニのエッジの効いた映像で象徴化される。ここには原爆の意味を問う何ものも実のところ無い。あるのは個人と普遍が時間の流れを解体されて漂うパラレル世界の無限連鎖だ。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 私には本作の観念劇より、冒頭数十分の記録映画と『ひろしま』の断片のほうが求心力がある。 [review] (寒山拾得) | [投票] |