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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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アンナと過ごした4日間(2008/ポーランド=仏)************

★4息詰まるアクション・サスペンスの傑作。「ぬかるみでの転倒」「窓からの入退室」「ベッド下へのスライド移動」などの面白アクションが満載。繊細で深みに富む色彩と陰影がもたらす画面の豊饒はクローネンバーグの近作やオリヴェイラに通じる。ヘリコによる暴力的照明・音響や「牛」にも大吃驚。 (3819695)[投票]
★4独身の女性の寒々とした部屋の空気を描くという斬新な主題提示を目の前にして、我々は愚かにも戸惑うしかない。しかしそれでよい。映画とは学校だ。知らなかったことを学べばよい。女の住む寮と男の住む家の距離は100点の正解。その二つの家の間に降る雨のなんというリアルさ。 (ジェリー)[投票(3)]
★42つの相似するレイプシーンや公権力による暴力といった陰惨な場面はあるし、全編緊張感の途切れない張りつめた陰鬱さが演出されているのだが、しかし本作は全体に喜劇なのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4笑うべきか、泣くべきか、それとも・・・ [review] (chokobo)[投票]
★4何もない男、レオンの欲望なき(いや、自ら肉欲を封印した)愛。アンナへと彼を駆り立てるものは、肉欲から分離されたいびつな愛欲という欲望であるという倒錯。巧みに制御された音響と映像が、救いから見放された男の、醜悪と、滑稽と、残酷の境界を曖昧にする。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3雰囲気は良いが求心力に欠ける。 (赤い戦車)[投票]
★4巧みな映像表現で存分に味わえる映画の醍醐味。抑圧された欲望を象徴するかの如き空の色が印象的。彼の前に立ちはだかる最大の壁は階級差といった社会なのかもしれない。 (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★4死牛など末世なギミックと泥濘の工場でのレイプなど先鋭な描写に魅せられつつ、多くの同工異曲の映画的記憶との類似に失望する。しかし、終盤、主体に倒置したアンナが青い探照灯に照らされ、深遠な孤独が浮かび上がった瞬間、紛れもない映画の奇跡が降臨。 (けにろん)[投票(1)]