「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
コットンクラブ(1984/米) |
コッポラが目指した方向性と違うのだとは思うが、私にとっては愛すべき小品だ。リチャード・ギアやダイアン・レインに納得性が無くても、絡み合わないプロットを非難しても、グレゴリー・ハインズのタップシーンでカットを割ってしまう神経に呆れても、コッポラの映画と音楽に対する嗜好は実に可愛らしいと思う。 (ゑぎ) | [投票] | |
『地獄の黙示録』以降駄作続きのコッポラ作品の中では、鑑賞に堪えうる作品。 (chokobo) | [投票(1)] | |
大好きなコッポラだが、これは辛かった。必要以上に背伸びしたダイアン・レインがオバハン化していて悲しかったし、見所であるグレゴリー・ハインズのタップもあんな風に撮られたら興ざめだ。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] | |
男と女たちの情感描写に深みや艶がないので彼らがたどる運命に感慨が湧かない。さらに、悪党どもの思考や行動にアヤがないので、奴らが流す血に悲惨さや無常感が生じない。そんな退屈さが重石のように作用して、ダンスや歌曲が全然突き抜けないので楽しくない。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
コッポラの才能は既に『地獄の黙示録』(1979)で吸い尽くされてたのかな? [review] (甘崎庵) | [投票(2)] | |
ダイアン・レインがキラキラしていた。グレゴリー・ハインズのタップもキレキレ。ギアさんだけくすんでたような。 (G31) | [投票] | |
高校生の時観た時は大人の映画だと思ったんだけどなあ。今観たら、借金返済映画の一つだった。 (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
暗黒と華やぎ。2重の重心が互いを相殺した。『ゴッドファーザー』のエッジの半値で『ワン・フロム・ザ・ハート』の実験性の8割引という廉価版複合体で、コッポラ神話にとどめを刺した。同系ジャンルの成功作には「笑い」のジャンクションが効いている。 (けにろん) | [投票(2)] |