★3 | 真に特筆すべきはウィリアム・フィンレイの運動神経だろう。強引きわまりない力任せの脱獄をかましたかと思えば即行シームレスでレコード会社にカチコミをかける。このファイトはアッパレに価する。クライマクスの大立ち回りも同様。アクションとヴィジュアルにおける演出の範は正味カートゥーンである。 (3819695) | [投票(2)] |
★5 | デ・パルマファンをも引かせてしまうその突出したカルト性。しかし実は主人公に激しく感情移入してしまうような丁寧な演出が施されている作品であることを忘れてはならない。これは見事な傑作だし、その出来栄えゆえにカルトとなり得たと信じている。 (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 当時の流行からも一歩突き抜けた感のあるジャック・フィスクの美術が素晴らしい。抽象化されたグラフィックのドアップからのズームバックショット、くぐもった音声とマスク越しの主観映像、被写体移動を延々捕える長回し。デパルマのほぼ全てがここにある。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | スワン!スワン!!スワン!!! (ボイス母) | [投票] |
★4 | ロック・オペラだけど音楽よりも脚本や衣装の方が魅力的です。 [review] (町田) | [投票(5)] |
★3 | いろんな要素が詰め込まれている割には、何が描きたいのか判然としない。前半のスピーディーな展開や、お得意の分割画面は素晴らしい。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | クライマックスのテンションの高さはデ・パルマで一番かもしれない。何故か感動してしまった。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | カルトに傾斜した、気合いの入ったパロディという路線を切り拓いたという点で、映画史上画期と言える作品なのではないか。タランティーノも三池崇史も影響を受けているのだろう。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | カリカチュアされない生サディズムの一方でマゾヒズムは垂れ流され続けるベタベタ情感で粉飾され本質を蔑ろにされる。全ての技巧と楽曲をも押さえ込みデ・パルマが自らの本質を吐露した作家としての立脚点。あまりのド直球にそれ以上の感想は持ち得ない。 (けにろん) | [投票] |