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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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ピクニック(1936/仏)************

★3感動はないが驚愕があった。退屈な行楽と薄汚い欲望の一刻が、どうしてこうも高貴な蜂蜜色の時間にかわりうるのか!? 天才ルノワールの秘密は奥深くてとても言及はできないが、映画の詐術性がむき出しになった傑作であることは間違いない。 (ジェリー)[投票(1)]
★4本作を見てまず誰もが驚くことになるのが、冒頭の、カフェの男二人が窓を開け放つ場面だろう。四角い窓で切り取られた向こうに、庭でブランコ遊びをする女が縦構図で出現し、目に飛び込んでくる。それはまさに目に飛び込んでくる、という表現がぴったりの衝撃だ。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
★5どれも素晴らしいルノワールの映画の中でも一番好きな作品。 (tomcot)[投票]
★5流れる川と小舟。ブランコにゆれ、そしてさくらんぼをほおばる娘。雨の降らせかた。字幕を使った時間処理の見事さ、、、あきれるくらいすばらしい。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4嵐の前の緊迫感、ざわめき、密封された”あの時代”の風。作品が未完で終わったが故に、反ってその重要性・普遍性が拡大されたことは、皮肉か、それとも奇蹟だろうか。 (町田)[投票(1)]
★4黒澤明の『生きる』におけるブランコと、この映画におけるブランコと。いっけん正反対かもしれないけれど「生命のブランコ名場面シリーズ」と名付けたい。 (tredair)[投票(3)]
★5「かすかな快い欲望が湧いてくるの・・・」。むせるような官能。あとに残るほろ苦さもいい。 (くたー)[投票(2)]
★3或る夏の一日がその後の長い人生より煌めいていたという汎映画的モチーフは良いが、確信的な選択で為されたようにも見えぬブランコの仰角や川面のローアングルといったカメラ使いと、母親やフィアンセの笑劇キャラの歪で特異なデフォルメなど整然さには遠い。 (けにろん)[投票(1)]
★5自然に感化されその一部と化すシルヴィア・バタイユ。ブランコや舟遊びの美しさは種族保存のためにあるのだ。そして強烈なラスト。フランス自然主義の毒々しさが蔓延している。 (寒山拾得)[投票]