森田富士郎の映画ファンのコメント
人妻集団暴行致死事件(1978/日) |
あのようなラストへの展開があるにも関わらず、物語は若者たちの奔放な視点で描かれる。室田日出男の鬼気迫る演技が作品を引き締めるも宝の持ち腐れではないか?彼と妻の泥のような愛と性を描くパートが不足している。 (sawa:38) | [投票(1)] | |
犯罪者の「甘えの心理」構造。若者達を甘やかしたことより、今まで妻の体の状態に気付かなかったことがショックな室田日出男。 [review] (AONI) | [投票(1)] | |
若者三人の無軌道さが引き起こした罪にしろ、中年男の無自覚さに根ざした悔悟の念にしろ、描かれるのはオスとしての男の性衝動のどうしようもなさであり、生きているというだけで法や愛情の枠組みを突き抜けてしまう可能性を持ったオスのやるせなさを感じる佳作。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
複線の綺麗っに張り巡らされた佐治乾の脚本の素っ晴らしいこと。後半は「暴行致死」場面に物足りなさを感じるも「事件後」の常軌を逸した緊張感は流石田中登。 [review] (町田) | [投票(1)] |