★5 | 戦争を具体的に表現することなく、深層心理に焼き付ける映像は見事ですね。会話の中の戦争と少年の短い人生の悲哀。美しいシーンの連続。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
★5 | 死は何も生みやしない。演技と分かる遺体にカメラが向けられると、混沌深い叫びが感じられる。そして少年の心は一体何処へ行ってしまったのだろう。惨いです、これが現状での生の輝きだとすると、苦痛に耐えられません。ただの映画で片付けたくない作品。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | なるほど、これがタルコフスキーの「水」か…。[Video] (Yasu) | [投票] |
★5 | 何という美しい映画だろう。そして同時に何と哀しい物語か。 [review] (甘崎庵) | [投票(3)] |
★4 | 風にバタバタいう扉と老人、騒々しい鶏。もっと生きたかったという壁の落書き。忘却、未練、懐郷、怨恨。埃まみれの書類が語る存在証明。肌に残る水の記憶。小さな顔写真。何もかもが歪んでいるのだということに、気付かない、気付かされなかった少年。
(tredair) | [投票(1)] |
★3 | 「少年兵」ほど痛ましい存在はない。しかしなんだかんだ云って仲間の兵士たちは彼のことを気にかけており、一種の幸福な―きわめて大きな不幸、の中の幸いでしかないが―関係が成立している。そこにささやかな安堵を覚えるとともに、たとえささやかでも安堵を覚えさせてはいけないだろうとも思う。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 水面に映った月を、それが不可能だと薄々感づきながらそれでも、必死で捉みとろうとした少年時代に捧ぐ一篇の絵物語。 [review] (町田) | [投票(3)] |
★4 | 現在進行形の部分は今だありきたりな物語の尻尾にひきずられ、その静謐描写の連続は倦怠との臨界ギリギリとも思われるのだが、回想シーンのシュールな突出が失われし恒久平和をリリカルに表して惜涙が滲む。その時制の往還が全篇に亘っていればと思わせた。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 痛ましいラストシーンは観るものの心を打たずにはいられない。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | もっと自分の村が戦争に巻き込まれたことによる被害者意識の強い作品だと思ったんだが… [review] (TO−Y) | [投票] |
★4 | 回想シーンが瑞々しい。 (りかちゅ) | [投票(3)] |