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トニー滝谷 (2005/)

Tony Takitani

[Drama/Romance]
製作総指揮米澤桂子 / 橋本直樹
製作石田基紀
監督市川準
脚本市川準
原作村上春樹
撮影広川泰士
美術市田喜一
音楽坂本龍一
衣装平尾俊 / 藤井牧子
出演イッセー尾形 / 宮沢りえ / 篠原孝文 / 四方堂亘 / 谷田川さほ / 小山田サユリ / 山本浩司 / 塩谷恵子 / 猫田直 / 木野花 / 西島秀俊
あらすじ戦後すぐの日本で、トロンボーン吹き滝谷省三郎(イッセー尾形)の息子として生まれたトニー(尾形二役)は、成長してイラストの才を発揮しはじめる。しかしその作品は「上手いが体温が感じられない」ものであった。イラストレーターの彼の家に出入りする出版社員のなかに、ある日こころ惹かれる女性・英子(宮沢りえ)をトニーは見つける。「服を着るために生まれてきた女性」だと彼女を感じたトニーは、英子と結婚し幸福な生活へと浸ってゆく。だが、その日々は長くは続かなかった…。ロカルノ国際映画祭にてトリプル受賞を果たした市川準の新たな代表作。〔75分/カラー/ヴィスタ〕 (水那岐)[投票]
Comments
全36 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5村上春樹の研ぎ澄まされた言葉の音列が西島秀幸の朴訥とした語りで意味を失う寸前に、現れ・流れ・消えていく幻視のような情景の中へ坂本龍一の奏でるピアノの一音一音によって打ち込まれて行く。市川準が組み立てた孤独の実写映画。 [review] (ぽんしゅう)[投票(10)]
★5ミニマルな形式を徹底することで、市川準がひとつ上のレベルに移行した瞬間。 [review] ()[投票(9)]
★5やっぱりあんたつまんない人だ。あんたの描く絵がつまんないみたいに。 [review] (まー)[投票(7)]
★5色褪せていく記憶が寂しいのでなく、記憶が色褪せていると自覚することが寂しい。(レビューはラストに言及) [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(7)]
★4絶妙な配役が描く,今のトニーの心象風景 [review] (moot)[投票(13)]
★4イッセー尾形の演じる決して若くはない男の孤独とそこからの脱却、白い脱色フィルムの画面に浮かび上がる宮沢りえの、少年のような、あるいは美しい骨のようなモノセックスで華奢で人工的なエロティシズム。市川準は一皮むけたかのようにその映像世界を閉じてはおりつつも豊潤な場に創りあげた。 (水那岐)[投票(8)]
★4衣裳部屋で突如泣き崩れる宮沢りえ。その気持ちは確かに自分にも伝わってきた。何故なのか説明などできない。理屈ではないのだ。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★4村上春樹の魅力の一つである独特の文体を生かすためには、ナレーションを中心に進めるこのつくりもありなんでしょう。宮沢りえが説得力を持って美しいです。 [review] (さず)[投票(3)]
★4映像による短編小説の妙。こういうのってあったようでやはり新鮮。映像処理はもう耽溺、流暢、美の極地。東京人の孤独が露わに、、。しかし、映画という素材でこのナレーション方法は是非論があるべき。そこを逆手に取った秀作。 (セント)[投票(2)]
★4市川準の映像技術の集大成。1カット1カットが惚れ惚れするくらいに美しい。宮沢りえも最近の映画の中では群を抜いて美しい。が、しかし、それがドラマに昇華できているかというとそうでもなく、散文調の詩を読んでいるようでなぜか心に残らない。 (すやすや)[投票(1)]
★4平易な言葉でありながらしっかりと印象に残る村上文学の世界を透明感のある映像と音楽と宮沢りえというトリプルコンボを駆使してよくぞまとめあげた。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★4窓から差し込む木の影が壁の上で揺れている。部屋の中を風が通り抜ける。詩的な映画表現がすてきでした。 (カフカのすあま)[投票(1)]
★4笑っていた彼女と、泣いた彼女。 [review] (booca)[投票(1)]
★4宮沢りえが最も綺麗に撮られている映画ではないだろうか。観ていて何故だか『髪結いの亭主』を思い出した。 (赤い戦車)[投票]
★3右から左へと流れて行く、人生絵巻きは心地良かったけれども、原作と違うラストに不満で台無し。村上春樹は、端正なイメージが付きまとうが、本質的にはもんんのすごくグロテスクな作風の人だと思う。その一皮向こうを描いて欲しかった。 [review] (uyo)[投票(6)]
★3傷口に風が当たれば痛いという肉体的な感覚を、オープンセットで表現するなんて。 [review] (林田乃丞)[投票(2)]
★3霞がかかったような淡く鈍い色彩が、トニー滝谷の存在感そのままに。 [review] (わさび)[投票(1)]
★3「言葉」を西島秀俊のナレーションに変換し、「行間」をイッセー尾形が演じる。「時間」をパン撮影に託し、絞り込んだ色調で「空気感」を表現した。・・だけど・・ [review] (sawa:38)[投票]
★3ひとの孤独を見事に描いてはいる。原作・監督・ナレーション・音楽、そして主要キャスト…。しかしそれを描く事でどうしろというのか。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3村上春樹があまり好きではない私としては、なんだかピンと来ない。 (kenichi)[投票]
★21・わざわざ映画館まで出かけてって、みなさんの朗読会を観たかったわけじゃないんですわたし。  2・あのねぇ...。あの衣装部屋、そーんなにすばらしい服があったのでございますの? [review] (浅草12階の幽霊)[投票(5)]
★2市川準(b.1948)、村上春樹(b.1949)、広川泰士(b.1950)、坂本龍一(b.1952)、イッセー尾形(b.1952)。「喪失」の世代。粗雑な静謐。付き合いきれません。 [review] (ぐるぐる)[投票]
★1ナレーションと物語世界をシンクロさせる演出はやめていただきたい。スキじゃない。そして村上春樹もやめていただきたい。スキじゃない。だったら見なきゃいいんだ。 でも宮沢りえがスキなんだもん。 (あちこ)[投票]
Ratings
5点14人**************
4点34人**********************************
3点21人*********************
2点5人*****
1点1人*
75人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
お手軽サイズ(100分以下)の作品集 (スパルタのキツネ)[投票(24)]
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