★4 | 数多くの服が並んだ衣装部屋でさえ空虚に感じる画面。絶妙の空気感。撮影か演出か、はたまた役者の演技の賜物か。[ユーロスペース1] (Yasu) | [投票] |
★4 | 映像による短編小説の妙。こういうのってあったようでやはり新鮮。映像処理はもう耽溺、流暢、美の極地。東京人の孤独が露わに、、。しかし、映画という素材でこのナレーション方法は是非論があるべき。そこを逆手に取った秀作。 (セント) | [投票(2)] |
★5 | 小説としての『トニー滝谷』は、やはり村上春樹の書いたものが全てなのだが、映画としてのそれは、市川準が作り上げたこの作品でよかったと思えるものになっているところが凄い。市川準にとっても最高傑作だろう。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | 村上春樹の研ぎ澄まされた言葉の音列が西島秀俊の朴訥とした語りで意味を失う寸前に、現れ・流れ・消えていく幻視のような情景の中へ坂本龍一の奏でるピアノの一音一音によって打ち込まれて行く。市川準が組み立てた孤独の実写映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(10)] |
★5 | あなたがその身に纏った、その笑顔に貼り付けた孤独が、俺の孤独を砕いてくれる・・・。俺は未だかつて、これほどまでに繊細で、慎ましく、端正な日本映画を観たことが無い。流れ・佇み・また流れるカメラ、坂本のピアノ旋律、衣装・装置への配慮、西島の語り、そして役者の立ち居振る舞いの全てが、驚くべき統一感を以って観るものを魅了する。75分間の至福。 [review] (町田) | [投票(6)] |
★4 | 平易な言葉でありながらしっかりと印象に残る村上文学の世界を透明感のある映像と音楽と宮沢りえというトリプルコンボを駆使してよくぞまとめあげた。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 宮沢りえが最も綺麗に撮られている映画ではないだろうか。観ていて何故だか『髪結いの亭主』を思い出した。 (赤い戦車) | [投票] |
★5 | 珠玉の短編小説のような映画。13年ぶりの鑑賞で泣いた。宮沢りえと一緒に泣いた。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 衣裳部屋で突如泣き崩れる宮沢りえ。その気持ちは確かに自分にも伝わってきた。何故なのか説明などできない。理屈ではないのだ。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | 絶妙な配役が描く,今のトニーの心象風景 [review] (moot) | [投票(13)] |
★3 | 村上春樹があまり好きではない私としては、なんだかピンと来ない。 (kenichi) | [投票] |