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死ぬまでシネマさんのお気に入りあらすじ(3/4)

天使(2005/日)★5 天使(深田恭子)はジンライムの香りに惹かれてその街へ降りていった。使命があった訳ではない。ただの猫のような気まぐれがそうさせたのだろう。その街では、妻と別れた親父(永瀬正敏)が娘(森迫永依)を抱え、恋人(永作博美)とぎこちない日々をおくり、人付き合いの下手なコンビニ店員(内田朝陽)が猫を探す娘(佐藤めぐみ)とすれ違い、高校では級友からシカトされる女子高生(小出早織)が死のうかと悩んでいた。天使は彼らに近づき、見つめ、持てる限りの愛情をジンライムの代わりに彼らに注いでゆくのだった。〔117分/カラー/ヴィスタサイズ〕 (水那岐)[投票(1)]
逆境ナイン(2005/日)★1 「全力でない者は死すべし!」を座右の銘とする全力学園校長(藤岡弘、)は、ある日野球部主将・不屈闘志(玉山鉄二)を前に野球部廃部を宣言した。理由は簡単、野球部はあまりにも脆弱すぎるからだ。しかしその名の如く不屈の闘志を抱く不屈は、校長を前に甲子園で自分らの姿を見て欲しいと大見得をきった。そして、その一歩として昨年度の甲子園経験校との練習試合が決定。だが、ナインの半分があらゆる事態で出場不能状態に陥った!野球を知らないながら不屈に天の啓示を授ける新コーチ・榊原(田中直樹)、マネージャー月田(堀北真希)らの声援を受け、不屈は次々突き落とされる逆境を切り抜けてゆくのだ!〔115分/カラー/シネスコ〕 (水那岐)[投票(2)]
オリバー・ツイスト(2005/英=チェコ=仏=伊)★4 孤児の少年、オリバー・ツイスト(バーニー・クラーク)は育った孤児院を追われ、奉公先からも逃げ出して、一人ロンドンへやってきた。路上でスリやかっぱらいをして暮らす少年と出会ったオリバーは、彼の元締めであるフェイギン老人(ベン・キングスレー)の世話になる。彼について盗みを覚えようとしていたオリバーだが、ひょんなことでブラウンロー氏(エドワード・ハードウィック)という裕福な紳士に引き取られることに。しかし、フェイギンの仲間・ビル(ジェイミー・フォアマン)、そして彼の情婦ナンシー(リアン・ロウ)が、そんなオリバーを再び悪の道に引き込むべく追いかけていた。[130分/カラー/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(2)]
テイキング・ライブス(2004/米)★2 1983年、カナダ。長距離バスに乗り合わせた二人の少年。意気投合した彼等は、道中で買った中古車でシアトルに向けて気ままな旅をしていた。突然のパンクに車を止めた二人は、郊外の道端でタイヤ交換を始める。そのとき……。時は流れ、現在。カナダ・モントリオールの工事現場で、白骨化の進んだ死体が発見される。絞殺され、両腕は切断され、手がかりは無い。解決困難なサイコパス殺人の疑いを持ったレクレア警部(チェッキー・カリョ)は、FBIに捜査協力を依頼。モントリオールにやってきたのは、プロファイラーのイリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)だった。 (かける)[投票(1)]
隠し剣 鬼の爪(2004/日)★4 時は幕末。海坂藩の下級武士片桐宗蔵永瀬正敏は、かつて下女をしていたきえ松たか子が嫁いだ商家でひどい目にあわされているのを見かねて自宅へ連れ帰る。その頃、江戸屋敷にいた狭間小澤征悦が謀反の咎で送り返され、「郷入り」として山奥の牢内に閉じ込められた。片桐と狭間はかつて戸田寛斎田中泯の道場で剣を学び竜虎といわれた。剣の腕では狭間が上と言われていたが、戸田は秘伝「隠し剣鬼の爪」を片桐のみに伝えたのであった。やがて狭間は隙をみて牢から脱走。藩家老緒形拳は片桐に狭間を斬れと命じた。狭間との決闘を前に、片桐は師である戸田を訪れるのであった。 [more] (シーチキン)[投票(1)]
エレファント(2003/米)★4 オレゴン州ポートランドのと或る高校のと或る1日。酔った父(ティモシー・ボトムズ)の無謀な運転で遅刻して来たジョン(ジョン・ロビンソン)は校長に呼び出しを喰った。写真が趣味のイーライ(イライアス・マッコネル)やアメフト部のネイト(ネイサン・テイラー)や図書館でボランティアをするミシェル(クリスティン・ヒックス)。彼らの、いつもと変わらぬ日常。そんな中、いじめにあってるアレックス(アレックス・フロスト)はネットで入手した武器で重装備すると友人エリック(エリック・デューレン)と供に高校へと向かう…。2003年カンヌ国際映画祭パルムドール・監督賞受賞。 (けにろん)[投票(2)]
バオー来訪者(1989/日)★4 秘密結社「ドレス」によって寄生虫バオーの宿主とされた少年・育朗(堀秀行)は、超能力少女スミレ(日高のり子)とともに組織から脱走した。霞の目博士(永井一郎)の指令のもと、ドルド中佐(池田秀一)、超能力者ウォーケン(屋良有作)など、次々と送り込まれる刺客たちに、育朗はバオーによって得られた無敵の変身能力をもって対抗する。〔50分/ヴィスタ/カラー〕 (水那岐)[投票(1)]
アラバマ物語(1962/米)★5 原作はピューリッツァ賞に輝いたハーパー・リーのベストセラー小説「ものまね鳥を殺すには」。1930年代のアメリカ南部の小さな町。2人の子供の目を通じて町の生活を描いている。子供たちの父で弁護士のアーティカス(グレゴリー・ペック)は不正を行ったり、人種差別の編見を持つ事は危険だと常々教えている。相変わらずけだるく物静かな町で、強姦の容疑で告訴された黒人の裁判が始まる。正義を説く弁護士は黒人の無実を証明する。が、復讐心に燃える、人種編見に激しい町人から弁護士家族が襲われ、波乱万丈となる。 アカデミー賞8部門でノミネートされグレゴリー・ペックが初の主演男優賞に輝き、脚色、白黒美術も賞を獲得した。又「ゴットファーザー」のロバート・デュバルのデビュー作。 (わっこ)[投票(4)]
茶の味(2003/日)★5 花の春。田園地帯に在る春野家の長男ハジメ(佐藤貴広)はまたしても失恋し、失恋エクスプレスが頭蓋を通り抜ける思いを味わった。妹・幸子(坂野真弥)はところ嫌わず出没する自らの巨大な分身に苛立つ。昔鳴らしたアニメーターへの復帰を図る母・美子(手塚理美)、冴えない催眠治療士の父・ノブオ(三浦友和)、ミキサーの仕事以外は遊び暮らす叔父(浅野忠信)とCD進出を目論む漫画家の叔父(轟木一騎)、そして変人のオジイ(我修院達也)。いまいち憂鬱な春を通り過ぎる家族は、それぞれに打開点を発見し、おのおのの道を自ら見出してゆく。〔143分/カラー/ヨーロピアン・ヴィスタ〕 (水那岐)[投票(1)]
21グラム(2003/米)★3 人は死ぬ時、21グラムだけ体重が軽くなる。肉体から離れた魂、その重さが21グラムなのだという──。重い心臓病を患っている数学者・ポール(ショーン・ペン)、夫・2人の娘と幸せに暮らすクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)、服役していた過去を神への信仰で乗り越えようとするジャック(ベニチオ・デル・トロ)。ある日起こったひとつの交通事故が、この3人の運命を変え、出会わないはずだった彼らを結び付ける。喪失感、罪悪感、そして欲望がお互いに入り交じる中で描き出される、彼ら3人の“魂の重さ”。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督初の英語作品。[125分/カラー/シネマスコープ] (Yasu)[投票(3)]
パープル・レイン(1984/米)★5 キッド(殿下)は人気バンド・レヴォリューションのリーダー。「Let's go crazy」で意気揚揚と引き上げる殿下が目にしたのは世にも色っぽい女(アポロニア)。ザ・タイム渾身の「Jungle Love」もそっちのけで、ニヤリと含み笑いをする殿下。おぉ、演技している!しかし、家に帰ると殿下の父と母が言い争っている。どうやら家庭不和らしい。嫌気がさす殿下。更に店のオーナーから「このままならクビ」宣告をされてブルーな殿下。この荒んだ気持ちを癒してくれるのは彼女だけだ。頼むよベイビー。と言い寄る殿下。ここで流れる「Take me with u」がバツグン。紫のハーレーが疾走する。 [more] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(5)]
ジェイコブス・ラダー(1990/米)★4 ベトナム戦争の悪夢から覚めると、ジェイコブ(ティム・ロビンス)は地下鉄に乗っていることに気がつく(手には読みかけのカミュの『異邦人』)。彼は郵便局職員で結婚して子供もいたが、今は離婚してジェシーという同僚の女と同棲していた。最近、不気味なものが見えるようになった。幻覚なのか?だが街を歩いていると謎の自動車が追ってくる。高熱が出てると言って氷風呂に入れられる。どうなってるんだ!ふと気がつくと自分はまだ妻と子供に囲まれた生活を送っていたりする。そしてまた気がつくと元に戻っている。何が幻覚で何が現実なのか!ダンテの「神曲」の挿絵を眺めているジェイコブに戦友のポールから電話がある。ポールも同じような事態に悩まされていた。危機感をつのらせるジェイコブと戦友たちはついに調査に乗り出すことにした。そしてベトナム戦争中の軍の機密事項に突き当たるのだった。 [more] (ジョー・チップ)[投票(2)]
月曜日のユカ(1964/日)★5 「ユカ(18歳・加賀まりこ)って、いい娘よ。カワイくって。やさしくって、親切なの。パトロン(加藤武・刑事ではない)と恋人(中尾彬)がいるの。でも誰とでも寝るわ。すんごいサービスだって。男を喜ばすのが最大の喜びなんだって。人生の目的。純なの。無邪気なのよ。でもキスはだめなんだって。伝説よ。清潔だし、商売女と違うのよ。教会にもちゃんと行くんだから。要するに「かわいい女」って事。」「いやいや、我々(おやじ共)の夢のような女性だな。わははは」■「ねぇ、パパ…黒んぼって何で黒いの?」「お前はホント白い」「ねぇ、パパ…コーヒー色の肌ってセクスィー?」「お前は白でいい」「ジャマイカで肌を焼くの」「お前は白でいい」…加賀さん…こんなに可憐だったんですね… (ピロちゃんきゅ〜)[投票(10)]
金星人地球を征服(1956/米)★2 金星人と交信する技術を開発した科学者トム(リー・バン・クリーフ)は、ついに彼等を地球へと呼び寄せることに成功する。友人ポール(ピーター・グレイブス)の心配をよそに、進歩の為の新たな技術を得られると期待したトムだったが、金星人は彼の信用を利用して次々と地球人を自らの支配化に置き、地球征服の先鋒としてしまうのだった……。 [more] (荒馬大介)[投票(2)]
エル・マリアッチ(1992/米)★2 メキシコの田舎町に1人のマリアッチ(カルロス・ガラルド)がやってきた。彼は歌の仕事を探す為、幾つかのバーに自分を売り込みにまわっていた。同じ頃、マリアッチと似た格好をしたアズールという男が昔の仲間であるモーリシオの手下を皆殺しにしていた。激怒したモーリシオは、町中に黒いギターケースを持った黒い服の男を探しだし始末するように指示を出す。そうして勘違いから命を狙われることとなったマリアッチは売り込みに立ち寄ったバーの美しいオーナー、ドミノを頼ることにした。ドミノがモーリシオの愛する女性とも知らずに。制作時弱冠23歳のロバート・ロドリゲス初の長篇監督作品。制作費77万円、わずか14日間で撮りあげた奇跡の低予算映画。 (tacsas)[投票(2)]
人情紙風船(1937/日)★5 雨の降る長屋。バクチで身を持ち崩す髪結い、父親の恩人に裏切られた浪人、ここの住人たちの生活は暗い。そしてまた雨の降る夜、悲劇は再び起こる。本作品完成後に応召された山中貞雄監督は「この作品が遺作ではチトサビシイ」と遺書に書き残し、中国戦線にて29歳で病没した。[86分/モノクロ/スタンダード] (Yasu)[投票(4)]
スパイダーマン2(2004/米)★4 あれから2年。スパイダーマンことピーター・パーカー(トビー・マグワイア)の日常は相変わらず、バイト・大学・スパイダーマン。ニューヨークの平和を守るため、あらゆるところで遅刻しまくりの毎日。いやいや、スパイダーマンでいるのは大変だ。女優として成功したMJ(キルスティン・ダンスト)の婚約にショックを受けたピーターは、スパイダーマンを廃業することを決意。しかし、街では核融合の失敗で八本(手)足の怪人と化したドクター・オク(アルフレッド・モリーナ)が暗躍し、親友のハリー(ジェームズ・フランコ)はスパイダーマンへの憎悪をますます募らせているのだった。 (イライザー7)[投票(4)]
ドラッグストアガール(2003/日)★4 郊外のさびれた街にドラッグストアが新規オープン。強力な商売敵の出現に敵意を隠さない地元商店街の面々──薬局の主人(柄本明)・パン屋(三宅裕司)・なんちゃってコンビニ店主(伊武雅刀)・なまぐさ坊主(六平直政)・謎のホームレス(徳井優)──であったが、バイトの女子大生・恵子(田中麗奈)の存在を知るや、とたんに態度を180度変えて、「どうしたら彼女と仲良くなれるか」を真剣に話し合うのだった。「彼女が大学でやってるラクロスは?」「ラクロスって何だ」「網にボール入れるやつだよ」「よし、それ俺らもやるぞ!」…いい年こいたおっさん達の努力は、果たして実るのか?[105分/カラー/アメリカンヴィスタ] (Yasu)[投票(1)]
狂わせたいの(1997/日)★3 終バスに乗り遅れたサラリーマンの男(岡本孝司)は祠女(分島麻実)に教えられた終電車に乗るが乳首に鈴をつけた女(三條ちなみ)が突然現れ踊りまくる。それはピンサロだったのである。追い出された男がタクシーを拾うと運転手の女(丹波橋ミミ)は泥酔いで男は絡まれまくり、挙げ句に女は事故ったのであった。途方に暮れて居酒屋に入ると何故か滑車に吊された店の親爺(木村真束)が女給(芦田朋子)を折檻しまくって犯しまくるのである。包丁で刺され入院し女医(中西陽子)に手術され回復し退院したところで轢き逃げ犯と間違われて監獄行きになるが…。石橋義正の監督第1作。 (けにろん)[投票(1)]
ブレードランナー(1982/米)★5 環境汚染により酸性雨が絶えず降り続ける近未来の地球、ロサンゼルス。植民惑星で反乱を起こし地球に潜入した4体の惑星開発用のネクサス6型レプリカント(人造人間)と、それを追う「ブレードランナー」デッカード(ハリソン・フォード)との死闘。この映画の完成を待たずして亡くなったSF作家フィリップ・K・ディックの長編小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の映画化。通常の劇場公開版以外に、ビデオ用に一部わずかな修正を加えた完全版、1992年に監督リドリー・スコット自ら不本意であった箇所に修正を加えて再編集し公開された最終版なども存在する。その世界観、映像美が話題を呼び、未だにカルト的な人気を持つSF超大作。 (HW)[投票(6)]