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ペンクロフさんのコメント: 更新順

★3ダイ・ハード4.0(2007/米)空疎な大作アクション。どの登場人物の背中にも「生きかた」が貼りついておらず寂しい。「デジタル技術漬けのマッチョ譚」という構造に中途半端な時代性が見える皮肉。[投票(1)]
★4シッコ(2007/米)社会の一面、事実の断片、取材の成果を再構成し、主張に繋げテーマに昇華する語り口の流麗なこと。編集技術でもなく突撃取材芸でもなく、ムーアがすぐれているのは「構成」の一点に尽きる。出たがりなのはマイナスだが。[投票(3)]
★5秒速5センチメートル(2007/日)オレには判るぜ、この映画は濃いぜ、今まででいちばん濃い新海汁が出まくっているぜえええええい [review][投票(25)]
★5ミラクル・カンフー 阿修羅(1980/香港)見世物が見世物を超える必然 [review][投票(1)]
★2大日本人(2007/日)伝説の反面教師 [review][投票(18)]
★5ロッキー・ザ・ファイナル(2006/米)誰もが心のどこかで望んでいる筈だ [review][投票(34)]
★4マパンツラ(1988/南アフリカ=豪=英)アパルトヘイトなんて関係ないぜ! と面白おかしく自由に生きるチンピラも、「それ」からは逃れられない。そこで生きるということは、否応なしに決断を迫られることだった。 [review][投票]
★3映画 ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い(2007/日)センス・オブ・ワンダーを失ったメロドラマ [review][投票(4)]
★4それでもボクはやってない(2007/日)たとえばこの題材を三谷幸喜、或いは故伊丹十三が撮ったらと想像すると、今回の周防正行がいかに誠実に自分を追い詰めてこの映画を作ったか、判るような気がする。実に困難な挑戦だったと思う。いい映画になってよかった。[投票(7)]
★1デビルマン(2004/日)これはひどい [review][投票(1)]
★3ローズ・イン・タイドランド(2005/カナダ=英)気に入らないところは多々あれど、息を呑む素晴らしい瞬間も沢山あった。子供の目で見た世界の論理と感覚を、そのまま損なわずに銀幕に吐き出している。これはテリー・ギリアムだけの稀有な才能と思う。[投票(1)]
★3ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)苦悩するイーストウッドがどう見ても気持ちよさそうな件 [review][投票(16)]
★3ヒストリー・オブ・バイオレンス(2005/米)「ヒーローの暴力」を直視せんとする映画だが、主人公が最後までミステリアスでい続けるのは御都合にしか思えない。『燃えよドラゴン』や『わらの犬』やブロンソン映画をすでに知る自分には、作り手の覚悟が足りぬ中途半端な映画に思える。[投票(5)]
★5甲野善紀身体操作術(2006/日)「思考と身体」の両輪が生むセンス・オブ・ワンダー [review][投票(4)]
★3トゥモロー・ワールド(2006/米)ボンヤリした物語を迫真の描写で描く、なんとも奇妙な味わいの映画。 [review][投票(2)]
★3プラダを着た悪魔(2006/米)ありもせぬ価値を作りあげる虚業の面白さとくだらなさの両面を描いたうえで「生きかたの決定に自覚と責任を持て」とする脚本はたいへん倫理的で頷くところ大なのだが、特別面白いわけでもない。アン・ハサウェイを見るのは楽しい。[投票(3)]
★2エコール(2004/ベルギー=仏=英=日)お前らはまだそんなことをやっているのか [review][投票(5)]
★3マジンガーZ対暗黒大将軍(1974/日)底抜けに強い新たな英雄の登場よりも、滅びゆく鉄の城マジンガーZの只事ではない色気に目を奪われる。あっさり敵を倒すグレートより、大苦戦のZが見せる驚異の粘り腰に感動した。オレにとってはこの主役交代劇は失敗だった。[投票]
★4サイン(2002/米)シャマランヒッチコックの追従者、或いはどんでんミステリの語り部と考えるからおかしな話になるのであって、ロッド・サーリングの再来と考えれば腹も立つまい。そしてオレはヒッチコック以上にロッド・サーリングが好きなのだ。 [review][投票(7)]
★2下妻物語(2004/日)真剣に受け取る気になるものを何ひとつ提示せずに最後に友情でございは成立しないだろ常識的に考えて…[投票(1)]