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[コメント] 刺青(1966/日)
- 点数順 (1/1) -

★5若尾文子増村保造もまた撮影現場で殺し合いのようにぶつかり合っていたのだろう。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★5物語と撮影と美術と役者とその演技が、見事にひとつに解け合った希有な作品。その美しい語り口から恐ろしい物語が次第に明かされてゆく手際の良さに、つい極悪な所業なのについ想いを寄せてしまうほど、この若尾文子の美しさにはちゃんと理由がある。身を滅ぼしても良いとさえ思う甘い毒って、こんな感じなんだろう、と思った。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★5宮川一夫の撮影が凄まじい・・・・良い撮影だとやはり映画のランクが上がるという好例。雪が降ったり、橋を渡ったり。そんな普通の光景で心を表す描写を達成している。 [review] (t3b)[投票(1)]
★5いいとこのお嬢様とは思えない、その目力とべらんめえ口調の若尾文子に、生まれながらの悪女を見た。刺青があろうとなかろうと、彼女の人生の結果にそう大差はあるまい。 [review] (青山実花)[投票]
★5エロに堕ちずグロにならずB級にはならず文芸作品からははみ出るしかしながら単なる娯楽作品の域は超えており…いや、とんでもない凄いものを見てしまった…。 (ロープブレーク)[投票]
★5やぁ、まだ興奮してんだから。あ、もう正直に白状しておきます。勃ちました.... (まご)[投票]
★4あはっ!ヤダ、アタシん中で何かスイッチはいっちゃいそう。ダメダメ、これから所帯持って幸せに暮す予定なんだからさあ。 [review] (はしぼそがらす)[投票(4)]
★4江戸娘の文子ちゃんもイケル!カメラ&美術が素晴らしい!! [review] (ボイス母)[投票(3)]
★4できれば生文子の背中で、エッチ中の艶めかしい蜘蛛の動きを見たかったな。残念ながらお見せできないが、もう、すんごいえっちぃなシーンが頭の中をぐるぐる駆け回っている。もう、あんな角度やあんな動きやあんなあんあなんんんなあ (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
★4若尾文子の発散するエロスにくらくら。 こんな悪女に関わって、人生棒に振ってみたい(笑) 制作スタッフの豪華さにもびびった。 (木魚のおと)[投票(2)]
★4格子窓の日本家屋に白い肌、そして痛みと狂気。しっとりと言うより、べっとりとした官能世界に一種の恐れを抱いてしまう。撮影、美術に艶があり、空間処理に秀でた作品。「曽根崎心中」と並ぶ増村芸術の真髄。 (リヤン)[投票(1)]
★4鼻の差。 [review] (町田)[投票(1)]
★4一番に挙げたいのは、切迫感や狂気漂う映像を撮った宮川一夫。宮川カラーとしても1、2を争う印象深さ。 (檸檬)[投票]
★4血みどろの中で艶めかしく動く女郎蜘蛛を背負った文子さま。これに参らない男は男じゃありません。尻込みしてしまうなんて論外です。照明がまた素晴らしかった。 (picolax)[投票]
★4刺青のある背中は若尾とは別人が演じているんだとか。しかし、若尾の悪女っぷりにはシビれる! (直人)[投票]
★4画面がやっぱり美しいね。でも総天然色でない方がいいかも。 ()[投票]
★3これでは背中の女郎蜘蛛が勿体ない。 [review] (sawa:38)[投票(5)]
★3カメラに映った刺青の目が一瞬動く!とか、そんな心霊物も織り交ぜたら恐ろしさも増したろうに [review] (torinoshield)[投票(5)]
★3お嬢様不良が妖艶な悪女に変身したところで若尾文子の存在自体が終始強烈すぎて、肝心の転落の象徴である女郎蜘蛛の刺青が蚊に刺された程度の痛手にしか見えず、女の痛みが伝わらないのが難点。これじゃ彫師山本学宮川一夫の苦労が報われない。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3女(若尾文子)は男から自由になろうとする、しかし「自由でなければならない」という観念に縛られているという意味であまりに不自由な、女。それゆえに美しい肌、そして刺青。 ()[投票(3)]
★3またもや宮川カメラの凄さを思い知った。女体がもつ「艶」の質感・色彩の映像表現としては最高峰ではないだろうか。ただ、たとえ女郎蜘蛛が無かったとしても同じ行動したんじゃないの、この人たち、と思わせてしまうところが弱い。 (緑雨)[投票(1)]
★3』もそうだけど、増村による谷崎作品の映画化って「可もなく不可もなく」なんだよなぁ。この映画の若尾文子、演技がちょっとわざとらしくないか? 確かに美しくはあるが「妖艶」という域には達してないと思うのだ。ちょい辛口かな? (若尾好き)[投票(1)]
★3これを見ると若尾文子って東映任侠映画もいけそうに思えるが、あまりにも艶っぽすぎていらぬ抗争を起こしそうだから、やはり向いてないのだろう。 (TOMIMORI)[投票]
★3モダニスト増村による未来派時代劇。そこで礼讃されるのは、陰翳ではなくスピードとエゴイズム。日本映画の湿った風土を足蹴にする突飛な展開とヒロインの剛毅な啖呵に痺れた。 ()[投票]
★3背中に巣食い、男を絡め取る魔性の蜘蛛…ここまでやると文芸エロ言うよりギャグですがな。 [review] (たかやまひろふみ)[投票]
★3若尾文子の美しさがとにかく絶品。それに引き換え長谷川明男の何と冴えないこと。何でコイツに惚れるかなぁ。心底分からない。ミスキャストもここまで来ると凄いと思うんだけど。 (マッツァ)[投票]
★3上質なエロ映画としては傑作と言えるのだけれど、文芸作品の映画化としてはどうかな…? (熱田海之)[投票]
★2「性典」もののように、純情の仮装の下に図らずもあらわれてしまうエロスが若尾文子の本役だと思うのだが。ここまで自分の資質に気づいてそれを利用するような役は、努力は認めるが彼女には向かない。色っぽいし惜しいとは思うけれども。 (ジェリー)[投票(2)]
★2背中一面のもっとドぎつい刺青でなくては。新助も、臆病になればなるほどに狂気が増幅するようでなくては。 (オノエル)[投票(2)]
★2若尾文子の秘めたればこそのエロスが全開にされて茫漠としている。それこそ透き通るような白肌はそれはそれで見物なのだが、宮川カメラが存外に凡庸で耽美的とまでは思えない。刺青を彫られたが為に運命が狂うというなら序盤の貞淑度が不足なのだ。 (けにろん)[投票]