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MSRkbさんのお気に入りコメント(2/10)

ガールズ&パンツァー 劇場版(2015/日)★4 明るく楽しい戦争ごっこ、というものに心が痛まなくもないのだが、微塵も言い訳せずにフェティッシュに突き進んだ勇気と、それを支えた作画のクオリティの高さは素晴らしい。戦車のハッチの上からの主観視点なんて、数多の戦車映画でもあまり見た覚えがない。 [review] (イリューダ)[投票(2)]
藁の楯(2013/日)★4 度重なる顔面接写は説明調の心理芝居を捉える以上に、顔面そのものから実存的なグロテスクネスを引き出す。美男美女であるはずの藤原竜也永山絢斗松嶋菜々子もここまで極端な寄りで撮ると何とも変な顔をしている。藤原殺害を企む連中は律儀に全員が面妖な目つきで、これはさすがに記号的すぎる演技演出。 [review] (3819695)[投票(4)]
LOGAN ローガン(2017/米)★4 過去のシリーズ全作および描かれなかった悲劇(ウェストチェスター事件?)を「本章」に定め直した上で、全篇がそのエピローグとして語られている。同時に「睡眠/気絶」と「覚醒」のロード・ムーヴィが感動的な男女の連携アクションに結果する構造は、主調に改変を施した再演版『ナイト&デイ』である。 [review] (3819695)[投票(5)]
ジェーン・ドウの解剖(2016/英)★4 現代ホラーにおいて、ちゃんとフィクスで撮る落ち着いた佇まいがまず貴重であり、なおかつ古典的な怪奇演出の数々が好ましい。何より、廊下の奥からこちら側に向かって”奴”がゆっくり歩いてくるショットの持続、その照明の明滅、姿が見えそうで見えない素晴らしさ。黒沢清には最早撮れなくなってしまった画があるという一点だけでも本作を支持する。 (赤い戦車)[投票(2)]
灼熱の魂(2010/カナダ=仏)★3 構成にも工夫を凝らして女性の数奇な生涯を語っているけれども、「うん、数奇ですね」と容易に傍観できてしまう。プリプロ段階のお話作りに比重が傾きすぎて、映画は「フィクションの力」を備えるに至っていないのではないか。虚構であることを忘れさせるような、あるいは虚構ゆえの感動を持っていない。 [review] (3819695)[投票(6)]
複製された男(2013/カナダ=スペイン)★4アイズ ワイド シャット』や『ロスト・ハイウェイ』のように逞しくハッタリが効いて愉快だが、これを映画たらしめているのは限られた手数(台詞・行動)で出来事と心理を強かに展開してゆく基礎演出力の確かさだ。ビルディング群に不安と不吉の影を見るカメラの視線もまた映画の情緒を色づけている。 (3819695)[投票(2)]
ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米)★4 原作(というかオリジナル版)レイプだろうと高をくくっていたがさにあらず。 オリジナル版の美味しいシーンを上手に切り取りつつ、一応オリジナルストーリーに着地させる愛に溢れた(ことによったらそこだけで押し切った)良い映画でした。 [review] (月魚)[投票(5)]
ハードコア(2015/露=米)★3 兵士たちを衝き動かすのは黒いパンティ(の記憶)。わからんでもない。 (黒魔羅)[投票(2)]
一週間フレンズ(2017/日)★3 この映画、水曜に見た。たぶん月曜までに忘れる。 (黒魔羅)[投票(1)]
アシュラ(2016/韓国)★5 これはね、とにかくすごい映画です。韓国って、肉食で、血がたぎっていて、どんどん昇り詰めて、すとーんと落ちる。そんな映画もこれまで見た。でもこの映画は、違う。最後まで昇り詰めて、昇り詰めてそこでEND。僕までどわーと血流を感じる、、。 [review] (セント)[投票(5)]
“アイデンティティー”(2003/米)★4 劇場で観たら損した気分になり、レンタルで観たら得した気分になると思います。 (ユウジ)[投票(6)]
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)★3 まともに鑑賞する気になれなかったのだ。こんなことが当たり前になってゆくのだろうか。 [review] (ペンクロフ)[投票(8)]
君の名は。(2016/日)★4 ベタとメタが捻って交わる螺旋の感激。マコティックこれに極まれり。 [review] (たかやまひろふみ)[投票(9)]
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)★4 「ところで、ジェダイが主導するSWって、実はつまらないと思わないかね?」byギャレス・エドワーズ(想像) 無名の「ならず者」が織り成すSW。敵が圧倒的に強くないと燃えないじゃないですか。綺麗事だけじゃないはずじゃないですか。当事者は仲良し優等生だけですか。そもそも戦争じゃないですか。死に痛みはないんですか。他所では佳作程度の映画かもしれないが、SWという枠組でコレをやる意気に加点。 [review] (DSCH)[投票(7)]
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)★4プレデター』を思い出した。 [review] (HAL9000)[投票(4)]
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米)★5 そのすべてが『エピソード4』に捧げられた一本。潔い姿に、リアルタイムで『スターウォーズ』を映画館で観た記憶がよみがえり、熱いものがこみ上げてきた。感涙にむせぶこと、少なからずであった。 [review] (シーチキン)[投票(6)]
96時間(2008/仏)★4 “Taken”=誘拐、という原題どおりのシンプルでアクチュアルな直球娯楽暴力映画。リズム良くズバンズバン投げる豪腕投手の試合運びか、あるいは… ハ ン マ ー で ガ ッ ツ ン ♪ ガ ッ ツ ン ♪ み た い な ♪(09.08.31@TOHOシネマズ梅田) [review] (movableinferno)[投票(11)]
96時間(2008/仏)★5 二十一世紀の『ドラブル』。アクション演出にドン・シーゲル級の(=史上最高水準の)明晰さを求めさえしなければ、これを傑作と呼ぶにも吝かではない。まずは一〇〇分にも満たぬ上映時間の短さがこの映画のすばらしさを示している。それなりの規模で撮られた/公開される現代映画としては稀有の簡潔さ・速さ。 [review] (3819695)[投票(14)]
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015/日)★2 底抜け超大作!(2015.08.01@新宿ピカデリー1) [review] (movableinferno)[投票(2)]
アイアムアヒーロー(2015/日)★3 がんばっているのはわかる、しかしそれだけに佐藤信介はもうこの手のジャンルに手を出さない方が良いと思えてくる。良い画を撮ることはできていても、アクションシーンにおいて視線と距離の演出がまるでできていないのは致命的である。単調なクローズアップの切り返しばかりでは見ていて飽きてくる。血肉の量は映画の魅力とは何も関係ない。台詞で説明しなくともあそこまで説明的なカットを挿入していてはどのみち大差ない。 [review] (Sigenoriyuki)[投票(2)]