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さずさんのお気に入りコメント(2/7)

アイアンマン(2008/米)★5 スパイダーマンシリーズのように、ぐだぐだ悩むガキんちょがヒーローなアメコミ映画に、ちょっぴりうんざりしていた小生にとって、このおっさんヒーローは意外と響きました。大人というものは、内面のフクザツさを表に出さず、単純に行動するものなんです。過去に悩まず、贖罪に命を賭けて、恋もしながら責任背負って空を飛ぶ。素敵じゃないですか。 (ロープブレーク)[投票(6)]
紅の豚(1992/日)★5 「カッコイイとは、こういうことさ。」何を、宮崎駿に男のカッコよさなど土台無理なのは重々承知。しかし慮るは男のこの作品に対する姿勢と純粋さである。活劇に一切の手抜かりは無く、語り口のなんという丁寧さと入念さか。若く迷いなき劇作への情熱。それが、全てが心地よいのである。アドリアの海に吹く風のなんと爽やかなこと。 (週一本)[投票(4)]
クライマーズ・ハイ(2008/日)★4 映像面で最も印象的と言うか、これからも忘れられないだろうと思うのはこれ。仁王立ちする自衛官。 [review] (G31)[投票(3)]
アイアンマン(2008/米)★5 想像よりもずっとよい映画だったことに驚いた。 [review] (ナム太郎)[投票(6)]
アイアンマン(2008/米)★3 いかがわしくも愛嬌がありそれを凌駕して男臭くまた翻っていかがわしくも愛嬌があり・・・というロバート・ダウニーの奇跡的複雑に恵まれた風貌と演技を純粋に愉しむ。コイツは確かにスタアだと思います。グウィネスもこんなにキレイだったっけか、という驚愕の映りの良さですが、だからこそ、このキャスティングを外したらどうなったかと考えると夜も眠れません。 [review] (DSCH)[投票(5)]
ビブリア古書堂の事件手帖(2018/日)★3 見所は夏帆。黒木先生いつもどおり。話題性の東出。そんなところ。 [review] (ぱーこ)[投票(4)]
南瓜とマヨネーズ(2017/日)★4 南瓜は素材だけでは食べられたものじゃない。それを美味しく食べるにはそれ相応の手間暇がかかるし、丸々1つを食べ切るにも1人きりでは相当の労力を要してしまう、なかなかやっかいな食べ物だ。 [review] (ナム太郎)[投票(6)]
パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)★4 大雨からの洪水、半地下の家では便器から汚水が逆流・噴出する。また、何度も出てくる台詞、臭い(におい)。加齢臭でもなく、雑巾でもなく、それはもう半地下に住む者に染み付いた「貧困層の臭い」なのだろう。 [review] (IN4MATION)[投票(1)]
マディソン郡の橋(1995/米)★4 原作本が大ブームだった当時、母親が買って読み、勧められて自分も読んだ。当時は自分も若かったし、さっぱり良さが理解できなかった。それより大感動してる母親の姿を見て「おいおい、まさかこんなこと…」とけっこう本気で不安になったものだ。 [review] (緑雨)[投票(6)]
イージー・ライダー(1969/米)★4 あるシーンの最後のカットと次のシーンの最初のカットが痙攣的に細かく行きつ戻りつしながらシーン移行する繋ぎはいまだに目新しいかしら(模倣する意義のある機会が少ないだけかも)。その酩酊的・運命論的な編集感覚はエディターのドン・キャンバーンよりデニス・ホッパーの主導によるものと思いたい。 [review] (3819695)[投票(9)]
風の谷のナウシカ(1984/日)★5 画面の内外が絶え間なく断続する編集のキレを見せつけられるにつけ、編集とは削る作業だと感じさせられる。流動する世界そのものの全体の中から削り出すべきところだけを削り出し、その一連の断続が広大な世界の断片に宿るなけなしの真実の姿を黙って映し出す。皆が皆、生存圏=生存権を脅かされることで否応ない修羅場が生まれる。それでも一寸の蟲にも五分の魂を見出してしまう感受性ありきの世界。 ()[投票(3)]
エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)★5 「窓」の作家としてのエリセ。最後の昼食シーンが「窓辺」の席で繰り広げられねばならないのは当然だ。なんと繊細な光の扱い! 全ショットの力の平均値は『ミツバチのささやき』を上回る。最高度の繊細さが「これ以外にはありえない」強靭な画面を生む。映画を駆動する「謎」も快い。最良の探偵映画のように。 (3819695)[投票(5)]
エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)★5 神秘の振り子。エリセ監督に何ともふさわしい、繊細な小道具。彼はきっと映画の空気の中に、振り子となってじっと身を潜め、意味のある空間をそっと指し示す人なんだろう。 [review] (くたー)[投票(22)]
夜空はいつでも最高密度の青色だ(2017/日)★3 心の不安を埋めようと思わず吐いた言葉が虚しく霧散する。「生」の実感としての身体(ストレッチ、空手、腰痛、首の傷痕)は、肉体の手ごたえを素通りして安易に死のイメージへ直結してしまう。そんな、今の若者たちの姿が浮き彫りにされる序盤はとてもスリリング。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
少林少女(2008/日)★2 観れば分かる。ヒドい。★1.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
DENKI GROOVE THE MOVIE ? 石野卓球とピエール瀧(2015/日)★4 25周年までの電気の歴史が一望に。QJ(クイックジャパン)が、得意のももクロ特集号みたいな情熱を持って電気の大特集を組んだとして、もしもそれが映像だったら、みたいな映画です。 (ロープブレーク)[投票(1)]
ダンスウィズミー(2019/日)★3 話しの展開はお約束どおりで“驚き”がない。たのみの三吉彩花さんは歌もダンスも上手だけど被虐ヒロインとしての“滑稽”さがない。選曲はオジサンの私ごのみだけど本筋とからまないので特段の“感慨”はない。あまりの中庸さに、驚き、苦笑し、感心した。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
悪人(2010/日)★5 原作既読。誰が本当の悪人か(原作小説の帯の文章より)、なんて陳腐なことはどうでもいい。ただ、 [review] (IN4MATION)[投票(5)]
鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日)★3 一番肝心な事にハッキリと答えない老人に、 周囲の人間はどんなに手を焼いていることか。 [review] (青山実花)[投票(2)]
ポランスキーの 欲望の館(1972/伊=仏=独)★2 緩慢な艶笑譚で笑いは少なく他に何がある訳でもなく。トップレスを早々に止めてしまうシドニー・ロームへの幻滅は深い。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]