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いくけんさんのお気に入りコメント(5/63)

天草四郎時貞(1962/日)★3 考えてみると、本作はまさしく日本における『ジーザス・クライスト・スーパースター』なんですよね。8年も前なんだから、もうちょっと世界的に評価されても良いような気がするんだけど…物語に華がないから駄目ですかね? [review] (甘崎庵)[投票(3)]
その男、凶暴につき(1989/日)★4 通行人が巻き添えで撃たれるところが『フレンチ・コネクション』を想起させる以外は、快感をもたらす映画的カッティングのリズムから遠く隔たった地平で孤絶した厭世感を叩きつける。孤独な作業を全うしたたけしの妥協なきクールネスこそが格好良いのだ。 (けにろん)[投票(7)]
白い恐怖(1945/米)★5 脚本に穴はいっぱいある。もしかしたら失敗作かもしれない。しかし何か得体の知れない凄みを感じる。ダリも楽しんでる。 (minoru)[投票(5)]
白い恐怖(1945/米)★4 かなり安直さの目立つ脚本なのに、画面を見る限りでは極上なニューロティックサスペンスとしか思えない不思議。バーグマンの冷めた知と激情の鮮やかなコントラストも含めて、これはもう演出の勝利。 [review] (くたー)[投票(2)]
白い恐怖(1945/米)★4 よけいな会話が多くてヒッチコック・ミステリはどうも好きになれないのだが、比較的台詞が少なく画面に集中できるという点で、私にとっては数少ない好感の持てる作品。緊張感を保った状況シーンに挟み込まれる大胆な心象ショットが驚きと躍動を生んで心地よい。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
白い恐怖(1945/米)★4 ヒッチコック作品の大きな特徴として”女優”の存在に目を奪われることがある。殊にイングリッド・バーグマンのこの魅力。官能と知性のミックス。 [review] (chokobo)[投票(2)]
白い恐怖(1945/米)★3 この痩せぎすのグレゴリー・ペックは全然良くない。以降ヒッチコックが使わなかったのも頷ける。しかしバーグマンの美しさ!息を呑むほど美しい!ダリのイメージは面白い。 (ゑぎ)[投票(3)]
鉄路の白薔薇(1922/仏)★5 機械文明は私達を不幸にする。でも私は機械を愛する。愛さずにはいられない。―20世紀のための鋼鉄製メロドラマ。そこでは愛と妄執と破壊衝動が分かち難く結び付いている。 [review] ()[投票(1)]
セーラー服と機関銃(1981/日)★3 当時のアイドルの「全能感」の強さ。それと、しょせんはいかれた話に対し、いかれた演出をほどこしたセンスで作品を作り、そのシリアスでもコメデイでもない不思議さでしいて言えば「青春物」としかいえない作品になっちゃっているのが凄い。 [review] (おーい粗茶)[投票(11)]
セーラー服と機関銃(1981/日)★3 「ヤクザなのにメソメソする子は嫌いよ!」「かしこまりましたー!」終始こんなノリ。『極道の妻』よりも百倍魅力のある女親分・泉ちゃん登場!!クライマックスの殴りこみになって明かされる大門正明の“告白”に爆笑必至。 [review] (AONI)[投票(9)]
セーラー服と機関銃(1981/日)★3 セーラー服には食傷している。女の子が機関銃撃ってまわってもさして何も感じない。しかし、薬師丸ひろ子がブリッジしながら「カスバの女」を唄うのには痺れた!最高にワイセツだよ、これ。 [review] (水那岐)[投票(2)]
セーラー服と機関銃(1981/日)★3 女子高生の薬師丸ひろ子がエロバイオレンスな大人の世界に放り込まれるさまを、小学生の僕が興奮気味に下から眺めていた。そんな映画。この歳になった今、今度は上から眺めてみたい。興奮気味に。 (Myurakz)[投票(4)]
セーラー服と機関銃(1981/日)★4 決して流麗ではなく、強引とも見える力づくの長まわし。寺の境内からバイクの疾走にいたるシーンの突進力は圧巻。相米慎二の粘着と田中陽造の居直りが、作品をアイドル映画に終わらせず薬師丸ひろ子の無垢が無遠慮に大人世界を侵食する。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
赫い髪の女(1979/日)★5 冬の海のように荒々しく、海鳴りのようにどよめき、流木のようにささくれだって、霧雨のように優しく、焚き火のように暖かい。かけがえのないオモチャ。避難港。幸せ過ぎる映画だ。 ()[投票(2)]
8 1/2(1963/伊)★5 芸術家に必要なものは、愛と受容と「自分殺し」。矛盾と逸脱と刹那の輝きに身を投げて、甘美なる溺れ死にを。そして、「記憶」や「現在」や「願望」などという幽霊たちと踊るのだ。 ()[投票(2)]
ミッドナイトクロス(1981/米)★3 まさにデ・パルマ以外の誰にも作れない作品として仕上がった作品です。この作品の評価こそが即ちデ・パルマの評価と言ってもいいくらい。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
ストリート・オブ・ノー・リターン(1989/仏=ポルトガル=米)★4 雨に濡れて夜景に光る、屑にまみれた街の片隅からきこえてくる子守り歌のような。 (uyo)[投票(1)]
デビルマン(2004/日)★0 ラスト40分しか見ていないので、点数はつけられませんが。 [review] (uyo)[投票(8)]
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊)★5 ベルトリッチ独特のエキゾチズムが開花。清朝最後の皇帝を通して 激動する中国現代史を映像化。大きな歴史の流れの中では 皇帝といえど大海に浮かぶ木の葉のようなもの。ラストの抒情的な終わり方もいい感じ。 (ルクレ)[投票(1)]
紅夢(1991/中国=香港)★5 20世紀初頭の素封家の家が舞台。この伝統的な家屋が風情があっていい。赤い提灯や黒い屋根瓦 当時の風俗や習慣を観るだけでも大いに喜ばしい。 (ルクレ)[投票(1)]