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死ぬまでシネマさんのお気に入りコメント(10/117)

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015/英=南アフリカ)★4 この手のモラルチョイスで想定される不作為の被害は数倍が相場である。しかし本作では数十倍になり、モラルチョイスの苦渋が希薄化されている。 [review] (disjunctive)[投票(2)]
スマグラー おまえの未来を運べ(2011/日)★2 過熱気味の演技にちょっとゲンナリ。高嶋兄を快演と捉える事が出来るかどうかが評価の分かれ目だろう。 (Soul Driver)[投票(1)]
TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ(2016/日)★4 地獄の亡者たちや鬼の偏差値低めの情の深さ。それはまるで、賽の河原の拡大版よろしく、家族や友たちより引き離された童子たちのような無邪気な感情に満ち溢れ、愛おしさを感じさせる。虚飾や分別に律された現世の、小難しさを嘲笑うかのように。 [review] (水那岐)[投票(4)]
リップヴァンウィンクルの花嫁(2016/日)★5 現実の世の中の彼女たちには綾野剛が手を差し伸べてくれることはないのだが、そこまで岩井が呑んで含めた仮想王国を揺蕩うように黒木は乗り越えていく。随所に片鱗が差し込まれる疲弊し腐った現実。それを許容し肯定しないと世界は手に入らない。 (けにろん)[投票(4)]
佐々木、イン、マイマイン(2020/日)★5 10代特有の空騒ぎは、無自覚に過ぎゆく時間の恐怖をやり過ごすための自己防衛だった。モラトリアムも終わり、今度は遅々とした時間の停滞に焦り、しこたま飲み、遊び、愚痴り発散した徹夜明けの過剰な充足感と後ろめたさ。そんな空疎の「有意」を私も知っている。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
サクラダリセット 後篇(2017/日)★4 敵役ミッチーの登場で、自然派演技の若手陣と、舞台演技の平、昭和特撮演技の脇役陣との間にパスが通った。おかげで、相変わらず不自然な台詞にもかかわらず、脚本の創る世界観には入り込めた。青春時間もの謎解きミステリー作品として、後篇でようやく離陸した。 [review] (ロープブレーク)[投票(1)]
TENET テネット(2020/米)★4 理屈好き人間による理屈好き人間のための映画。こりゃ [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
感染列島(2008/日)★4 見処は序中盤の医療崩壊で、正確な予見に茫然とさせられる。本作はこれだけで価値高かろう。東宝メジャーテイストの終盤はできれば巧みに席を立ちたい。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
ターミナル(2004/米)★3 空港ライフがあまり魅力的に描けていない。 [review] (おーい粗茶)[投票(1)]
薄氷の殺人(2014/中国=香港)★3 外連味が果てしなく後退したウォン・カーウァイ。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
TENET テネット(2020/米)★4 帰りにちょっと車の運転が怖くなったりする。 (Pino☆)[投票(1)]
TENET テネット(2020/米)★4 ジーコさんも言っていた。鹿島不振の原因は「パッションの欠如」だと。 [review] (ざいあす)[投票(5)]
見えない目撃者(2019/日)★4 「見えない目撃」というストレスをもっと強調できたほうが良かった。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
ブラック・スワン(2010/米)★1 評価が高いのは分かる。 [review] (24)[投票(1)]
西の魔女が死んだ(2008/日)★3 正直、生硬なのは否めない。無駄なシーン、余計な会話、まだまだ削ぎ落とせるものは沢山ある。それをカバーしているのが、日本語俳優としてはまったくの新人であるサチ・パーカーであることは何とも皮肉なところ。 [review] (水那岐)[投票(4)]
独立愚連隊西へ(1960/日)★5 日中戦争北支ものの代表作。永年保存に値する傑作。アジアへ堂々輸出すべき戦争映画だ。邦画でそんな感想を抱かせる作品は残念ながらとても少ないのだが、本作は誉れある例外である。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
スノーピアサー(2013/韓国=米=仏=チェコ)★5 寓話映画の傑作と思う。SF映画全盛期の今日に、科学考証なんてどこ吹く風の空想娯楽な警鐘寓話ぶりに敬意を表して★5つ。宮沢賢治が筋トレして乗り移ったのかと思ったよ。キャスティングもこの上ない。エド・ハリスとかティルダ・スウィントンとか。それからラストは…。 [review] (ロープブレーク)[投票(4)]
たかが世界の終わり(2016/カナダ=仏)★4 剃刀の感情を剥き出しにする家族に放蕩息子は為す術もない。己の告げねばならぬ煉獄は行き場を失い瀕死の思いで母の請願に従う。アップ使いの連鎖が閉塞を加速するなか現代のイエスの救われぬ帰郷は死によってしか精算されない。希望の欠片もない深淵の吐露。 (けにろん)[投票(2)]
リターナー(2002/日)★4 いや、かっこよかったっす。『ドラえもん』の次は『マトリックス』ですか。ただ、日本の特撮の今後について考えるところも→ [review] (空イグアナ)[投票(7)]
ミツバチのささやき(1972/スペイン)★5 30年ぶりの鑑賞でイサべルに心を奪われる。 [review] (さず)[投票(5)]